A.T.カーニーは少数精鋭のコンサルティングファームであることから、募集人数が非常に少ない企業です。そこで、A.T.カーニーへの転職を考えている方必見の転職難易度が高い理由や面接内容を紹介します。A.T.カーニーに興味がある方は、ぜひ参考にして下さい。
- A.T.カーニーの平均年収は?
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A.T. カーニー の平均年収は転職サイトの口コミなどの情報によると1,373万円と言われています。
- A.T.カーニーの転職難易度は?
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A.T.カーニーへの転職難易度は非常に高いです。少数精鋭型の外資系戦略コンサルティングファームであるA.T.カーニーは、募集人数が非常に少ない狭き門でありながらほかの転職者は実力者が多いことから、全体的にレベルが高いと評判の企業です。
- A.T.カーニーの採用情報は?
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A.T.カーニーのコンサルタント職の採用情報は下記の通りです。
ポジション ビジネスアナリストシニア・ビジネスアナリストアソシエイトマネージャー 勤務地 東京 福利厚生 各種保険社会保険完備退職金制度MBA留学制度育児休暇・産休海外支社へのトランスファー
A.T.カーニーの転職難易度は高い!その理由は?
A.T.カーニーへの転職難易度は非常に高いです。
少数精鋭型の外資系戦略コンサルティングファームであるA.T.カーニーは、募集人数が非常に少ない狭き門でありながらほかの転職者は実力者が多いことから、全体的にレベルが高いと評判の企業です。
そのため転職の際は、ほかの転職者と差をつけられるスキルや経験が必要で、面接時には、自分の能力をアピールできるようにしておきましょう。
入社理由
他社が大量採用傾向にある中で、「コンサルタント」としての実力を身につけるには、現在も少数精鋭の路線をとる会社が適切かな環境であると考えたため。
未経験の立場から重視していた。アソシエイトとしてのロールの幅が広いため、他社より早く、足腰を鍛えることができるだろうと想像したため。
クライアント個者への支援の加え、当局・事業団体へのアプローチをバランスよく行っており、真の意味で、業界の目指すべき姿を実現することが可能なファームと考えたため。
コンサルティングファームへの転職ならインテリゴリラ
コンサルティングファームに転職をお考えでしょうか?
インテリゴリラが内定者に直接インタビューした情報によると、コンサルティングファームへ転職活動をしようと考えている方や、既に始めている方の多くが持っている悩みは3点あります。
転職活動は新卒の就職活動よりも難易度が高いです。その理由は、年齢・現職の業界や業務内容・志望業界などが無数に存在し、「とりあえずココに行けばOK」のような正解がありません。
志望業界が未経験である場合、志望企業が未経験での採用を行っているかどうかも確認しなければなりません。
そして志望企業が決まっている方は、転職の選考対策方法に困っているのではないでしょうか。
中途採用の選考基準は細かく書かれていたり、日々更新されているわけではありません。どういった人を募集をしているのか、自分が内定を獲ることができそうかは転職に成功した人の実体験をヒアリングする必要があります。
実際にコンサルティングファームの選考では、対策必須ともいえるケース面接の出題頻度が高いです。
選考対策をして、転職をすると覚悟を決めた方は、最後はどのように内定を獲ることができるか知りたいでしょう。
内定者の面接内容を確認したり、内定実績がある人に協力してもらいながら、書類選考・面接を進めていきましょう。
上記の3つの悩みを解決してくれるのが、インテリゴリラの選考体験記です。
インテリゴリラの選考体験記は、内定者の学歴、社歴、職務経歴書、志望動機や転職軸、自己PR、選考対策方法、1次面接・2次面接・3次面接・最終面接での回答内容、内定理由、応募者へのアドバイスを全て余すところなく書いています。
A.T.カーニーの採用情報
A.T.カーニーのコンサルタント職の採用情報は下記の通りです。
ポジション | ビジネスアナリストシニア・ビジネスアナリストアソシエイトマネージャー |
勤務地 | 東京 |
福利厚生 | 各種保険社会保険完備退職金制度MBA留学制度育児休暇・産休海外支社へのトランスファー |
A.T.カーニーの新卒採用、第二新卒では、ビジネスアナリストでの採用のみになっています。
シニアビジネスアナリスト以降では、前職での経験、保有する学位(MBAなど)で、就けるポジションが変わります。
また中途採用の選考フローは下記の通りです。
- 書類選考
- WEBテスト
- 面接
またA.T.カーニーでは、中途採用対象者向けの休日選考会はを実施しています。事前の書類選考、WEBテストを通過した人のみ当日選考会に参加できます。
外資系の戦略系コンサルティングファームには福利厚生が少ないことが多いですが、A.T. カーニー は外資系の他ファームと異なり退職金などの福利厚生を備えています。
また、住宅補助などは用意されていませんが、その分年収も高いので、満足している人は多いと評判です。
求められるスキルは5つ
- 分析力
- 問題解決力
- 論理的思考力
- コミュニケーション能力
- チームワーク
A.T.カーニーの中途採用では5つのスキルを求められます。A.T.カーニーでコンサルタントとして活躍していくためにはコミュニケーション能力やチームワークを大切にすることが必要です。分析力や問題解決力、論理的思考力もコンサルティングの業務を遂行する上で大切なスキルです。
A.T.カーニーは外資系のためスキルがなければ昇給が難しくなったり、プロジェクトをアサインしてもらえないこともあります。また応募資格は4年制大学卒業以上、実務経験1年以上の人が対象です。
A.T.カーニーの求める人物像
A.T.カーニーでは、チームの一員として誠心誠意働くことができる「協調性」や、一人一人が違うという事実を根ざす「多様性」、正直な意見でサービスを提供できる「誠実性」の3つを持っている人材を求めています。
また、「常に顧客と従業員に対して短期的な効果と長期的な利益の両方を提供すること」を大切にしており、成長意欲や責任感がある人材も求めています。
面接の際は、これらを持っていることを上手にアピールすることで、採用してもらえる可能性が高くなります。
A.T.カーニーに転職するためには英語力が必要?
A.T.カーニーのコーポレートサイトには、次のように述べられています。
応募に際して、TOEICが何点以上なくてはならないということはなく、海外経験が必要であるということもありません。
コンサルタントとして必要な資質は、もっと本質的な部分にありますので、学習する意欲があれば、英語力を伸ばしていくことは十分可能と考えます。
しかしながら、入社後は、プロジェクトやトレーニングなどで英語を使う機会がありますので、英語力が高ければそれだけコンサルタントとしての可能性が広がるということは言うまでもありません。
当社は教育研修補助制度を有しており、これを利用して英語力をブラッシュアップしているコンサルタントもいます。
上記のように考えれば、特別に高い英語力が必要であることはないように見えます。
しかし、競合の外資系戦略コンサルの会社などの評判・口コミも考慮すると、やはりTOEICで800以上は最低欲しいところです。
英語がわからないだけで、元々難易度の高い業務が更に、高難易度になってしまいます。
欲を言えばTOEICで950点を平均して取れることが望ましいです。
(参考:A.T.カーニー FAQ)
採用大学や採用人数
A.T.カーニーには、かなり高学歴の人材が集まります。
具体的には、東京大学を始めとする難関国公立、早慶、大阪大学、京都大学などの難関私大がほとんどです。実際に働く社員の中には、海外大学出身者も在籍しています。
特に新卒採用の場合には、かなり強力な学歴フィルターが存在します。
実際に、新卒採用の際に書類選考を通過するのは、上記の学歴の人だけである場合が多いです。
採用人数については、新規採用の場合は、5〜10人程度とかなり少なくなっています。
しかし、新卒採用者は5年以内に退職することも多く、年間を通して中途採用活動を行っているという事情もあるため、全社員の大多数は中途採用者です。
A.T.カーニーの面接対策
A.T.カーニーの選考では面接が最低2回実施されます。面接ではコンサルティング・ファームならではの手法で行われます。
また採用人数は少なく応募者が多いため倍率が高い選考を勝ち抜くには、A.T.カーニーの面接対策をしっかり行っておく必要があるのです。
面接情報について詳しく紹介しますので、A.T.カーニーの内定を目指しているあなたはぜひ読んで理解を深めましょう。
A.T.カーニーの面接傾向と質問例
A.T.カーニーの面接で最も重要視されるのが、ケース面接です。
これは、面接をおこなうコンサルタントがクライアントの立場となり、ある問題を提示してその解決策の提言を求める内容です。限られた条件をもとに論理的に推論していくフェルミ推定を必要とする課題も多く出題されているため対策が必要です。
A.T.カーニーの面接経験者は「ケース面接について、事前に模擬面接などを受けたほうがいい」「エージェントと過去問を解いてみるのがおすすめ」「数学とロジカルシンキングが重要」などの口コミがあがっていました。
またA.T.カーニー自身も、下記の点が面接で重要であると言っています。
- 論理的にアプローチする
- 「トップダウン」で考える
- 仮説を立てる
- コミュニケーションをとる
- 限界を知る
- クリエイティブに考える
- ブレインストーミング
- CEOまたは株主の視点を取り入れる
- 正しいシグナルを送る
上記をケース面接の間にしっかり、アピールできるようにしましょう。
同社の面接は非常にタフなものです。
経営に対する知識はもちろん、分析力、問題解決力、論理的思考力、コミュニケーション能力、さらにはクリエイティブな発想など、高度な知的能力が要求されます。
志望動機などの一般的な質問であっても、論理的に深堀りした回答が求められることを肝に銘じておきましょう。
A.T.カーニーの採用面接で実際に聞かれた質問内容を下記に紹介します。
非常に抽象度が高く高難易度ですが、これらの質問に対する答えを短時間でまとめられるよう、しっかり準備をしておきましょう。
質問①
町の花屋の売り上げ見積もりと売上拡大策はあるか?
質問②
ハードリカーの売上を2倍にするにはどうすればいいか?
質問③
製造業は海外に進出すべきか?日本で製造すべきか?
質問④
いじめをなくすには?
同社の面接では、コンサルタントとしての高い能力はもちろん、タフな内容を乗り切るスタミナが必要です。
また、ケースインタビュー対策として、日頃から問題の本質を捉えて構造化するトレーニングを積んでおくことが重要です。
A.T.カーニーの平均年収
A.T. カーニー の平均年収は転職サイトの口コミなどの情報によると1,373万円と言われています。
下記の表は、新卒入社のビジネスアナリストからの役職別の平均年収です。
役職名 | 年次(目安) | 年収(推定) |
ビジネスアナリスト | 1年~ | 660~700万円 |
シニア・ビジネスアナリスト | 3年~ | 800~1,000万円 |
アソシエイト | 5年目~ | 1,300~1,700万円 |
マネージャー | 実力次第 | 1,900~2,200万円 |
プリンシパル | 実力次第 | 3,000万円~ |
パートナー | 実力次第 | 5,000万円~ |
新卒採用の初任給は、ボーナスを含めて約660万円と極めて高額な年収となります。
外資系の戦略コンサルティングファームは、総合系コンサルティングファームと比較して年収が高くなる傾向があり、世界4大総合系コンサルティングファーム(Big4)で最も初任給の高いと目される、デロイトトーマツコンサルティング(約570万円)より1割以上高い年収となりました。
ただし、A.T. カーニーを始めとした外資系戦略コンサルティングファームでは、Up or Outを厳格に運用しているファームが多くなります。
入社したファームに10年以上残れるコンサルタントは同期の中で1割以下であり、働き続けること自体、難易度が高いです。
A.T.カーニーは激務?残業時間は75.6時間
平均残業時間は、75.6時間です。
残業時間が長く、3週間のプロジェクトでは1度しか帰宅することができないこともあるという評判・口コミもあります。
その一方で、休日に関しては非常にバランスを調整しやすい会社であり、コンサルタントの有給の消化率は非常に高いという評判があります。
一方で、プロジェクトによっては、情け容赦のない残業・休日稼働を強いられることもあります。
日系外資系問わず、アサインされるプロジェクトによって大きく忙しさが変化することが特徴です。
A.T.カーニーのワークライフバランスは自由度が高い
A.T.カーニーのワークライフバランスについては、下記の表を確認してください。
副業可否 | 可能 |
---|---|
勤務時間 | 記載なし |
休日 | 土日祝日(週休二日制) |
その他の休日・休暇 | 年末年始、有給休暇、慶弔休暇など |
平均残業時間 | 76.5時間 |
フレックス制度 | 有り |
リモートワーク | 有り |
産休・育休制度 | 有り |
時短勤務 | 有り |
平均残業時間は外資系コンサルであることから長いです。
しかし副業が可能であることやフレックス制度やリモートワークも可能であることから非常に自由度が高いことが伺えます。
また、プロジェクト中の休みは望めないですが、プロジェクト間は長期休暇が取れるので、全体としてワークライフバランスは良いと言えます。
しかし、プロジェクトの負荷によって深夜残業をせざるを得ない場面もあり、運と個人の効率が大きく左右するという評判・口コミが散見されました。
A.T.カーニーでは実力がなければクビになる?
A.T.カーニーでは外資系のため実力主義が強いです。しかしA.T.カーニーの採用情報のFAQではこのように記載されています。
A.T. カーニーには、次のランクにプロモーションするまでの期間のおおよその目安はありますが、これによって直に”Up or Out”ということではありません。コンサルタント自身が「プロジェクトを通じコンサルタントとして成長し続けることができる」と考えている限り、ファームはその意志をサポートし続けていきます。しかし、コンサルタントとして学ぶべきものはすべて学び、コンサルタントとしての更なる進化は求めないと考えた場合には、コンサルティング・ファーム以外に自己の成長の場を求めるのは自然なことで、決してネガティブな考えではありません。
https://www.jp.kearney.com/working-here/faq
外資系企業でよくいわれている実力がないものは去るという「Up or Out」の風潮は強くはないようです。
しかし成長する意欲がなかったり成長がみられない場合はコンサルティング・ファーム以外の職を打診されることもあります。
A.T.カーニーの退職理由
新卒の中間層であったり、中途入社している中間〜シニア層と働きづらさ、違和感を覚えるようになった。人材不足のため引き上げないと仕方ないかもしれないが、入社当時よりもマネジメントに問題を感じる人材が増えたように思う。残念ながらこのような方たちとは建設的な議論も難しく、ワークライフバランスにも影響を与えた。
クライアントの期待に応えたり/超えたり、報酬面等に魅力を感じられる人なら良いのかもしれませんが、もっと高い四座を持って社会・業界を良くすることを考えた場合に、そのような意義を感じる、果たすことは難しいように思えた。
プロジェクトはめまぐるしく変わり、たしかに好奇心は満たされる。しかし、結局のところ使命感を持って取り組む対象は自分で獲得しなくてはいけないと気づいた。
A.T.カーニーの評判・口コミは?
A.T.カーニーの評判や口コミを紹介します。実際にA.T.カーニーでの勤務経験がある方からの評判や口コミなのでリアルなA.T.カーニーの待遇などを知ることができます。
A.T.カーニーへの転職を考える前にリアルな評判や口コミを読みましょう。
待遇について
待遇についての評判・口コミは下記の通りです。
給与制度: ベースは昇級した年(あるいは入社した年)から、そのランクで在籍した年数に応じてあがります。通常数年以内にランクがあがることが期待されているため、上がれない場合はすぐに頭打ち、逆に高い評価を得て昇進すればどんどん増える、という構造です。ボーナスは当然ですが、個人の評価次第です。
評価制度: プロジェクトごとに評価があり、その総体として年間の評価があります。半年に一度シニアが一同にそろう評価会議があり、各ランクごとに1日をかけて1人1人の評価を決めていきます。これは?と疑問に思うような評価はほとんど耳にしたことがないです。
給与制度: 年俸制であり、残業代はありません。 ベース報酬に加え、会社業績と個人成績に応じて年間ボーナスが出ます。ランクが高い人ほどベース報酬に対してボーナスの掛け率が高いです。
評価制度: プロジェクト終了毎に貢献度と能力が評価される。 ジュニアメンバーの評価は、ほぼコンサルティングスキルがすべてです。 ランクが上がるにつれ、営業活動への貢献、ファーム全体への貢献(メンバー育成やチームビルディング、PR活動、採用活動等)に対する評価の重要性が増えます。標準的には、1ランク3年前後で昇進していくイメージです。同じランクのまま3-5年昇進しなければ、退職勧告されることもあります。また、試用期間(6か月)中の評価によって、本採用にならないケースが20%程度ある。
仕事のやりがい・成長について
仕事のやりがい・成長についての評判・口コミは下記の通りです。
仕事のやりがい: 日本の大企業の難易度の高い課題に直面する機会が多いです。このような日本企業が持っている高難易度の課題に対して真摯に向き合い、仮説を立てて問題分析して、ベストソリューションを提案します。難しいクライアントの課題に立ち向かえることが、この仕事のやりがいです。
成長: 一人ひとりにメンターがついています。プロジェクト終了後はプロジェクト評価を含めて、フィードバックをもらいます。プロジェクトの中でも、お願いすれば、マネージャーから定期的にフィードバックをもらうことが可能です。 また、日本オフィスでは定期的に外部講師を招いた勉強会もあります。積極的に参加すれば、知見や視野が広がります。
仕事のやりがい: クライアントが時には社運をかけるような最重要課題と定常的に対峙するので大変な苦労を伴います。その分アウトプットに対してクライアントから感謝の言葉を頂いた時や、大きなインパクトを出せたと感じられる時にはもっともやりがいを感じます。
成長: ハード、ソフト問わずスキル面、時には職業人として更に磨きをかけるには何が必要か、どう伸ばすか、定期的にフィードバックやアドバイスをもらえる機会があります。自分からそういう場をセットしてどんどんインプットをもらうことも推奨されている雰囲気かと思います。
社員の雰囲気について
社員の雰囲気についての評判・口コミは下記の通りです。
周りには優秀な人材が多くいるので、学べることは限りなくあります。この企業で努力しさまざまなスキルや知識を吸収すれば、どこに行っても通用できると思えるほど、濃密であり、スキルアップしたい人には向いている企業です。
外資系らしいフラットな組織で、若手でも自由に意見を述べ、またそれを実行に移すことができます。例えば、競合の外資系コンサルだとマネージャーにならないと会社の肩書を使って対外的な発信は、許可されないですが、同社では積極的に奨励されます。定期的に業界紙の記事の企画が募集され、集まった中では年次や肩書等考慮されず純粋に面白そうかどうかを広報と業界紙編集部で決めていました。
ワークライフバランスについて
ワークライフバランスについての評判・口コミは下記の通りです。
昨今の働き方改革の流れを汲み、PJに対する投下時間は減少傾向(とは言いつつ、月残業時間40−60hで済むかと言われるとそんなことは無いPJの方が多い印象)。有給もPJの切れ目にまとまって取ることができ、少なくとも「コンサルで働きたい」と思うような層にとっては、全体的にワークライフバランスは良いと感じられるのではないか。
他方、よく言われるように、これまで以上に自己研鑽が求められる環境になっていることには留意が必要。
プロジェクト期間中は仕事を中心に生きるしかない。プロジェクトの合間にまとまった休暇は取りやすく、1カ月近い連続有給取得も可能。マネージャー以上になると本人のプロマネ力次第で、時間のコントロールがしやすくなり、働きやすくなると感じる。
男性でも育休をとる人が多く、留学や家族の海外赴任への同行など、男女関わらず長期で休職するケースも珍しくない。一度やめても戻る人も多く、自らキャリアプランニングするのに都合の良い環境だと思う。
A.T.カーニーの企業情報
A.T.カーニーは1926年に米国シカゴで創立された世界有数の外資系の経営コンサルティング会社です。
高度な専門性、目に見える成果の実現、顧客企業との密接な協働作業を最大の強みとし、現在では全世界41カ国63の拠点に3,600名以上のスタッフとグローバルネットワークを擁します。
あらゆる主要産業分野のグローバル1,000社や各国の大手企業や政府系機関等を中心顧客とし、戦略からオペレーション、ITにいたるまで一貫した高品質のサービスを提供しています。
A.T.カーニーの特徴
- 高度な専門性、目に見える成果の実現、顧客企業との密接な協働作業
- 経営層・マネジメント層に対する戦略策定とそれを実行できる粒度にまで落とし込んだ現場のアクションプランの策定
- 戦略からオペレーション、ITに至るまで一貫した高品質のサービス
- クライアントの9割は日本企業で構成
戦略からオペレーション、ITに至るまで一貫した高品質のサービスを提供し現場にも介入しているのは、戦略系のファームでありながら珍しい点です。
また、クライアントの9割は日本企業で構成されることも特徴的で、顧客の「目に見える成果」創出を通じて日本の産業全体の競争力を強化し、「日本の変革」を大きく掲げ名実ともに「The Best Firm」となることを目標としています。
その他、社内ではワークライフバランス含め、働く環境を見直す社内プロジェクトが実施され、コンサルタントの定着率が近年顕著に高まってきています。
またプロジェクトのアサインメントにあたっては、社内公募制度を採用しており、コンサルタントの希望が大きく加味されることも特徴です。
又、育児休暇制度等が充実していることもコンサルタントの定着率の高さに繋がっています。
A.T.カーニーの提供しているサービス
A.T.カーニーは、金融、通信、ハイテク、自動車、消費財・小売をはじめとする幅広い業界の支援を行なっています。
また、クライアントへのソリューション提供としても、M&Aやアナリティクスという外資系戦略ファームの定番サービスのみならず、デジタルトランスフォーメーションなどのIT面での支援サービスも充実しています。
A.T.カーニーが手掛けたプロジェクト事例
A.T.カーニーが手掛けたプロジェクト事例としては、下記の通りです。
- 三菱商事の中期経営計画策定
- 資生堂の中期経営計画策定
- プエルトリコの2025年国家ビジョン策定
ほとんどのコンサルティングプロジェクトは、守秘義務により公開されません。
しかし、日本を代表する有名企業のほとんどのバックにはコンサルティングファームがおり、新規事業や経営戦略など企業にとって重要な課題解決を担っています。
A.T.カーニーの強み・弱み
強み:「少数精鋭」を維持するために、厳選採用を続けている。従って、クライアントからみた場合のアウトプットへの満足度は高いものといえるのではないだろうか。
弱み:市場には優れたキャンディデイトが多くないため、厳選採用を前提とすると、ファーム規模が急拡大することは恐らくないだろう。足元で、顕在化している「弱み」ではないが、将来的に、軌道的に大規模PJを受注できない、といったケースが起こり得るかもしれない。
良くも悪くも目立とうとしないハンブルな社風(なコンサルタントが多い)のため、一人一人のコンサルタントの強さや品質の高さ、クライアントや就・転職市場に十分に伝わっていない可能性が高い点も「弱み」といえるかもしれない。
強み:テイラーメイドのプロジェクト運営。型化されたソリューションではなく、クライアントごとに知見はレバレッジしつつフラットにいちから考えるのが特徴。また、にほのフィスのプレゼンスが高く、自由。
弱み:テイラーメイドゆえに、現場にもやる気と実力のあるメンバーをたくさんそろえないとスケールしづらい。また、MやBainと比較するとグローバル連携は弱めか。
コンサルティングファームへ転職したい人必見!内定者の選考体験が見られるインテリゴリラとは?
『インテリゴリラ』は、コンサルティングファームへの転職を目指すハイキャリア志向の方向けに、完全非公開の選考情報をご提供している転職メディアです。
実際に内定を獲得した方々から独自インタビューを実施した内容ですので、完全に独自のコンテンツとなっています。
会社名 | 転職難易度 | 人気度 |
---|---|---|
マッキンゼー&カンパニー | ★★★★★ | ★★★★ |
ボストンコンサルティンググループ | ★★★★ | ★★★★ |
ベイン・アンド・カンパニー・ジャパン | ★★★★ | ★★★ |
アクセンチュア | ★★★ | ★★★★ |
日本IBM | ★★★ | ★★★ |
アビームコンサルティング | ★★★ | ★★★ |
インテリゴリラでは、上記のようなコンサルティングファームの選考体験記が掲載してあります。
また一般的な選考体験記と大きく異なり、インテリゴリラの選考体験記からは下記の情報が得られます。
「読むだけで内定獲得の勝ち筋がわかる」ほど詳細な選考情報が網羅されているのが最大の特徴です。
特別選考へ挑戦できる
会員登録いただいた方限定で、業界No.1エージェントによるサポートや社員紹介(リファラル)での選考のご案内など、
幅広いご案内が可能です。特別選考の場合には、
書類審査なし/1次面接免除/社長面接確約/土日面接などのご案内ができる可能性があります。
自分のスキルやキャリアに自信のある若手の方は、
志望難関企業の内定に近づくために是非登録しておきましょう。
A.T.カーニー への転職は手厚いサポートのある転職エージェントへご相談を!
A.T.カーニーの会社概要について、紹介してきましたがいかがだったでしょうか。
戦略ファームである中、実行できる粒度にまで落とし込んだ現場のアクションプランの策定やITに至るまで一貫した高品質のサービスを提供しています。
また、クライアントの9割は日本企業で構成され、日本経済へのインパクトも大きいです。
しかし、A.T.カーニーで働くためには難易度の高い面接をクリアしなければなりません。
そこで、高難易度の選考が評判の外資系コンサルのA.T.カーニーへ転職したいのなら、転職エージェントの利用をおすすめします。
なぜなら、A.T.カーニーのような大手企業の場合は、大手の転職エージェントに求人依頼をして採用をおこなっているケースが多い傾向にあるからです。
また、これまでに転職者を支援してきたノウハウで、応募書類の作成・添削から、難易度の高いケース面接の対策までおこなってくれます。
自分で直接応募するよりも内定獲得に向けた対策を万全にすることができます。
そこで、実際に各トップ企業に実際に内定した方の非公開の選考体験記を載せたサイト、インテリゴリラを利用してみてはいかがでしょうか。