日本語では「広告」という意味で一般的に知られている英単語「advertisement」。場合によっては「ad」とも表記しますが、意味の違いはあるのでしょうか。「advertisement」の意味はもちろん、使い方や語源など含めて解説します。
「advertisement」の意味とは
英語を話す時はもちろん、日本語で話している時に英単語がそのまま使われることもある「advertisement」。馴染みのある英単語ではありますが、意味を正確に把握できているでしょうか。
また、「advertisement」という言葉を深く理解する上でぜひ知っておきたい語源についても詳しくご紹介します。
意味は広告・宣伝
「advertisement」は英語の名詞で、意味は「広告、宣伝」です。単数形は、「advertisement」の最初のアルファベットが母音ですのでaではなくanが付き、「an advertisement」となり、複数形になる時にはsが付いて「advertisements」となります。
また、「advertisement」は名詞ですが、日本語で「広告する、宣伝する」のように動詞の形は「advertise」です。形が似ていますので名詞の形も動詞の形も一緒に頭に入れてしまいましょう。
「ad」は「advertisement」の略
「advertisement」という単語は長いので場合によっては短縮して使うこともできます。それが「ad」という形です。「advertisement」が省略された形ですので、意味は「advertisement」と全く同じです。複数形は「ads」となります。
ただし、「ad」は「advertisement」を簡略にした形ということで、正式な書類等に使うのには不向きです。カジュアルな場では短い「ad」、正式な場では「advertisement」というように使い分けをしましょう。
また、「ad」や「ads」と省略される言葉は「administrator」など、「advertisement」以外にも多数あります。「ad」を見かけた時にはすぐに「advertisement」と判断しない注意力が必要です。
「advertisement」の語源
「advertisement」のように非常に長い単語は、その語源を知っておくと覚えやすくなりますのでおすすめです。「advertisement」の語源は「ad/vert/ise/ment」と分解して考えます。
まず「ad」の語源はラテン語で「~の方向へ」という意味です。そして「vert」は「方向を変更する」、「ise」は「~する」、最後の「ment」は「こと」という意味をそれぞれ持ちます。
つまり「advertisement」という単語は「方向を変更すること」から「人の注意を自分の方へ向けさせる」というように使われるようになり、最終的に今のような「広告、宣伝」の意味で使われるようになりました。
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「advertisement」の読み方・発音の仕方
日本語と英語には発音の違いが大きいので、自分では正確に発音していると思っても相手に通じなくて困ったという体験がある方も多いのではないでしょうか。特に「advertisement」のような長い語は、語源の時のように細かく分けて発音を確認する必要があります。
「advertisement」の読み方
「advertisement」を日本語風にカタカナで読む時には「アドバタイズメント」となります。しかし、これはあくまで日本語風に「advertisement」を読んだだけですので、このまま発音しても残念ながら英語として通用しません。
「advertisement」の発音
「advertisement」の発音はカタカナで表記すると「アドゥヴァタイズメンッ」が近い形です。全体を「ad/ver/tise/ment」に分けてみましょう。
まず「ad」の部分は日本人は「アド」つまり「ado」と発音してしまいがちですが、「o」は原語にはありませんので発音してはいけません。したがって「アド」というよりも「アドゥ」となります。
「ver」の部分は「v」の発音が大切です。「バ」ではなく「ヴァ」とします。そして「tise」はそのまま「タイズ」です。
最後の「ment」の部分も最後に母音を付けないようにするのが大切です。「メント」としてしまうのではなく、「メンッ」のように「t」で終わるようにしてください。
イギリス英語の発音の違い
これがイギリス英語となると少し発音が変わるので注意が必要です。イギリス英語で一番違いが出るのが「tise」の部分です。
アメリカ英語では「タイズ」と発音していた部分ですが、イギリス英語では「ティス」のように発音されます。したがって、全体では「アドゥヴァティスメンッ」が近い表記になります。
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「advertisement」の使い方・例文
「advertisement」の語源や読み方は分かっても、正しい使い方が分かっていなければ正確な運用はできません。ここからは実際の場面で「advertisement」がどのように使われているのかを例文を含めてご紹介しましょう。
具体的な広告の表し方
「advertisement」を使って具体的な広告を表したい時には、日本語で「中吊り広告」とするように、「advertisement」の前にどのような広告かを表す名詞を直接置くという使い方をすることができます。
新聞広告
英語で「新聞広告」と言いたい時には、新聞を意味する「newspaper」を「advertisement」の前に付け、「newspaper advertisement」とします。「advertisement」を「ad」と省略することも可能で、その場合は「newspaper ad」となります。
テレビ広告
「テレビ広告」という時も同じでテレビを意味する「television」を「advertisement」の前に置き、「television advertisement」とします。
「television」は「TV」と省略することができるので「TV advertisement」ともできますが、「TV」の発音は日本風に「テレビ」ではなく「ティーヴィー」となります。
バナー広告
では、英語で「バナー広告」と言いたい時の「advertisement」の使い方はどうなるのでしょうか。まず「バナー」は英語の単語ですので、英語表記「banner」にします。
そして、その後ろに「advertisement」を付けて「banner advertisement」とすれば、日本語で「バナー広告」の英語表現となります。
その他使い方例文
「advertisement」を使った例文をいくつかご紹介しましょう。広告の対象となる人について尋ねたい時には「Who is this advertisement for?」としましょう。日本語の意味は「この広告は誰のためですか?」となります。
ほかには「I need to write a job advertisement for secretarial position.」で「私は秘書の求人広告を書かなければならない。」、「How to design an attarctive web advertisement」は「魅力的なウェブ広告のデザインの方法」です。
「advertisement」と「advertising」の違いは?
「advertisement」と「advertising」の一番の違いは品詞です。「advertisement」は名詞ですが、「advertising」は動詞「advertise」に「ing」を付けて名詞化した動名詞と呼ばれるものです。
したがって、「advertisement」が「広告」と訳されるのに対し「advertisement」は「広告すること」となります。また「advertisement」は形容詞としても使うことができますので「advertisement medium」で「広告媒体」となります。
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「advertisement」の類語・例文
英語の力を伸ばしたいと思ったらまずは語彙力を高める必要があります。そして語彙力を効果的に伸ばすためのおすすめの方法が類語です。「advertisement」にはよく似た意味を持っている類語がありますので、適宜入れ替えて使ってみましょう。
commercial
「advertisement」の類語、まず一つ目は「commercial」です。すでにカタカナ語「コマーシャル」として定着している類語で、名詞は「広告放送」、形容詞は「商業の、営利的な」という意味を持ちます。
例文を挙げると「The handsome actor has appeared in many TV commercials.」で「そのハンサムな俳優は、多くのテレビコマーシャルに出演している。」となります。
publicity
もう一つ覚えておきたい「advertisement」の類語が「publicity」です。「publicity」は名詞で「宣伝、広告」という意味があるのに加えて「広く知られていること、評判」という意味もあります。
例文を挙げると「This movie will make good publicity for our company’s new product.」で、日本語訳は「この映画は、会社の新製品のよい宣伝になるだろう。」です。
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「レギュレーション」は「守ってほしい決まり事」という意味で使われる言葉です。ただし、業界によって使われ方が異なります。使い方を間違えないように、それぞれの業界での「レギュレーション」の意味をしっかりと理解しておくことが大切です。
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