上司に対して「教えてください」を使ってしまうと、少しぶしつけな印象を持たれてしまう可能性があります。そのため、「教えてください」の敬語表現はしっかりと覚えておくことが重要です。上司だけでなく取引先にも失礼な言葉遣いをしないよう気をつけましょう。
「教えてください」は敬語表現の一つ
「教えてください」とはビジネスの場などで目上の人に用いられる敬語表現となります。
「教える」という動詞に、「くれ」の尊敬語の「ください」が加わった形で「教えてください」という敬語表現となっています。
社内メールなどビジネスの場においては、「ください」はひらがなで表現することが一般的となっている点に注意が必要でしょう。
次の項目では、「教えてください」のビジネスの場における使用例文やその敬語表現について詳しくみていきたいと思います。
ハイキャリア企業への転職で内定率を上げる方法をお探しの方はインテリゴリラへ
ハイキャリアへの転職ならインテリゴリラ
ハイキャリアへの転職をお考えでしょうか?
インテリゴリラが内定者に直接インタビューした情報によると、ハイキャリアへ転職活動をしようと考えている方や、既に始めている方の多くが持っている悩みは3点あります。
転職活動は新卒の就職活動よりも難易度が高いです。その理由は、年齢・現職の業界や業務内容・志望業界などが無数に存在し、「とりあえずココに行けばOK」のような正解がありません。
志望業界が未経験である場合、志望企業が未経験での採用を行っているかどうかも確認しなければなりません。
そして志望企業が決まっている方は、転職の選考対策方法に困っているのではないでしょうか。
中途採用の選考基準は細かく書かれていたり、日々更新されているわけではありません。どういった人を募集をしているのか、自分が内定を獲ることができそうかは転職に成功した人の実体験をヒアリングする必要があります。
実際にハイキャリアの選考では、対策必須ともいえるケース面接や企業独自のユニークな質問をされる頻度が高いです。
選考対策をして、転職をすると覚悟を決めた方は、最後はどのように内定を獲ることができるか知りたいでしょう。
内定者の面接内容を確認したり、内定実績がある人に協力してもらいながら、書類選考・面接を進めていきましょう。
上記の3つの悩みを解決してくれるのが、インテリゴリラの選考体験記です。
インテリゴリラの選考体験記は、内定者の学歴、社歴、職務経歴書、志望動機や転職軸、自己PR、選考対策方法、1次面接・2次面接・3次面接・最終面接での回答内容、内定理由、応募者へのアドバイスを全て余すところなく書いています。
「教えてください」は失礼で丁寧さに欠ける?
ビジネスシーンで「教えてください」を使ってしまうと、ぶしつけな印象を与えてしまう可能性があります。
ただし、ビジネスシーンでも電話やビジネス会話で「教えてください」と使うのは問題ありませんが、メールとなると「教えてください」よりも丁寧な表現があるため、ぶしつけな印象になってしまうのです。
また「〜してください」は尊敬語である「ください」の命令形であるため、「教えてください」は当然してくれるというニュアンスを含んでしまい、相手によっては失礼に感じる場合があります。
社内で使える!「教えてください」の言い換え表現と例文
「教えてください」には、さまざまな言い換えがあります。
それぞれの場面にあった適切な言葉を選び、使うことが大切です。
お教えください
「教えてください」のより丁寧な敬語表現の形に「お教えください」という敬語表現があります。
これは、目上の人に対して尊敬の意味を加える「お」を加える事でより丁寧な敬語表現を表すことが出来ます。
- このツールの使い方を教えてください
- 明日の会議の詳細について教えてください
お教えくださいませ
「お教えくださいませ」はより丁寧な敬語表現となる「ませ」を加えることで、相手に丁寧な印象を与える表現となっています。
ここでは「お教えくださいませんでしょうか」など敬語表現を二度用いてしまう二重敬語とならないように注意することが必要です。
- このツールの使い方を教えてください
- 明日の会議の詳細について教えてください
お教えいただけませんか
「お教えいただけませんか」は、「もらう」の謙譲語である「いただく」を用いて相手への感謝などを表しながら伝える敬語表現といえます。
「いただく」のように目上の人に対してへりくだった姿勢を表現することで、相手への感謝の思いを伝えることが出来ます。
「いただく」は「くださる」と同様にひらがなで表現することが一般的と言われています。
- こちらのやり方をお教えいただけませんか
- ご都合の良い日程をお教えいただけると幸いです
教えていただけますか
「教えていただけますか」は、「教えてください」の謙譲語の表現として使えます。
取引先などの相手に依頼やお願いをする場面では、謙譲語を使うのが最適です。
自分の行動をへりくだることで、相手に対しての敬意を伝えられます。
- このミスの原因が分かり次第、教えていただけますか?
- こちらの商品購入したいのですが、お値段を教えていただけますか?
お教え願います
教えてくださいの表現の表現のなかには「お教え願います」という表現方法も存在します。
意味は「教えてください」と同様ですが、ビジネスの場で伝え方を工夫する際には覚えておいた方が良い敬語表現といえます。
- 先方への対応をどのようにすれば良いのかお教え願いますでしょうか
- 差し支えなければ、こちらお教え願いますでしょうか
ご指導いただけませんか
「ご指導いただけませんか」は、丁寧な言い方で、社内や取引先などさまざまな場面で使えます。
ただし、メールでなどで使うことは少なく、使うのであれば口頭がベストです。
「教えてください」よりも丁寧な印象にしたいのであれば「ご指導いただけませんか」を使いましょう。
- 作成したツールの問題点についてご指導いただけませんでしょうか
- 業務内容について改善点があればご指導いただけませんでしょうか
ご教授ください・ご教示ください
「ご教示・ご教授」に関しても「教えてください」と同様に相手に教えを乞う際に使うことが出来る敬語表現です。
- ご教示 知識・方法などを教えてもらう
- ご教授 学問や技能を教えてもらう
という意味があります。
- 〇〇を専門としている貴社にご教授いただきたく存じます
- 専門的な分野についてはご教示してくださると幸いです
「感謝申し上げます」の意味やビジネスでの使い方は?敬語表現など例文で解説!
「どうすればいいか教えてください」の敬語表現は?
「どうすればいいか教えてください」は、目上の人に対して使える言葉ではありません。
特に「どうすればいいか」の部分が丁寧ではないため、「改まり語」に変えましょう。
改まり語としては「いかがいたせばよろしいですか?」「いかがいたしましょうか?」が挙げられます。
- こちらのやり方がわからないのですが、いかがいたせばよろしいですか?
- こちらの日程で決定しようと思うのですが、いかがいたしましょうか?
ビジネスで使える敬語表現の一覧
- ご意見をお聞かせください。
- ご連絡ください。
- 伺ってもよろしいでしょうか。
- ご回答ください。
このように、社内メールなどビジネスの場で用いられる敬語表現は多岐にわたります。
敬語表現は社内での敬意や感謝を表す際に必要不可欠なものということが出来ます。
敬語表現などに関して不安のある方は、転職エージェントなどを通じて確認しておくことをおすすめします。
教えてもらった後のメールの返信マナー
何かを教えてもらった後は、感謝の気持ちを伝えることが大切です。
感謝の気持ちを伝える際は「ご教示いただきありがとうございました」「ご指導いただきありがとうございました」など、先ほど紹介したフレーズの文末を「ありがとうございました」にすれば問題ありません。
また、感謝の気持ちだけ伝えるのでなく、教えてもらったことによりうまく進んだなどの文章も付け加えると、より感謝の気持ちが伝わります。
- この度は、ご教示いただきありがとうございました
- ご指導いただき誠にありがとうございました
「教えてください」の英語表現と例文
教えて下さいの英語表現としては「tell me」「let me know」「inform」が挙げられます。
ビジネスで英語を使うのであれば、よく出てくる言葉ですので、覚えておくようにしましょう。
tell me
親しい間柄の人に「教えてください」の英語表現を用いる際は、「tell」が一般的に使われます。
その場合、「tell 人 物」のような形で表現し、「人」には教えてもらう人を、「モノ」には教えてもらうものを表現します。
- Could you tell me~?
- Please tell me~?
などの英語表現が考えられます。
let me know
関係がある程度築けている人に対しては「let me know」という英語表現を用いることが出来ます。
ここでは「let 人 know 物」と表現し、人には教えてもらう人を、物には教えてもらうものを表します。
- Please let me know~
などが英語表現として考えられます。
inform
最もビジネスの場で用いられるフォーマルな表現方法としては「inform」という英語表現が用いられます。
一般的に「inform 人 of 物」という英語表現が用いられ、人にはmeやusなど教えてもらう人を、物には教えてもらうことを表現する形になります。
- Please inform me of your name.
- Could you inform me of your name?
などが英語表現として用いられます。
ハイキャリア転職したい人必見!内定者の選考体験が見られるインテリゴリラとは?
『インテリゴリラ』は、コンサルティングファームへの転職を目指すハイキャリア志向の方向けに、完全非公開の選考情報をご提供している転職メディアです。
実際に内定を獲得した方々から独自インタビューを実施した内容ですので、完全に独自のコンテンツとなっています。
会社名 | 転職難易度 | 人気度 |
---|---|---|
ボストンコンサルティンググループ | ★★★★★ | ★★★★ |
デロイトトーマツコンサルティング | ★★★★ | ★★★★ |
アクセンチュア | ★★★ | ★★★★★ |
日本M&Aセンター | ★★★★ | ★★★ |
アドバンテッジパートナーズ | ★★★★★ | ★★★★★ |
リクルート | ★★ | ★★★★★ |
楽天 | ★★★ | ★★★★ |
Amazon Japan | ★★★★ | ★★★★★ |
インテリゴリラでは、上記のような各業界No.1の難関企業の選考体験記が掲載してあります。
また一般的な選考体験記と大きく異なり、インテリゴリラの選考体験記からは下記の情報が得られます。
「読むだけで内定獲得の勝ち筋がわかる」ほど詳細な選考情報が網羅されているのが最大の特徴です。
特別選考へ挑戦できる
会員登録いただいた方限定で、業界No.1エージェントによるサポートや社員紹介(リファラル)での選考のご案内など、幅広いご案内が可能です。特別選考の場合には、
書類審査なし/1次面接免除/社長面接確約/土日面接などのご案内ができる可能性があります。
自分のスキルやキャリアに自信のある若手の方は、
志望難関企業の内定に近づくために是非登録しておきましょう。
「教えてください」の敬語表現を正しく認識して活用しよう!
「教えてください」は、ぶしつけな印象を与える場合があり、使い方には要注意です。
また、ぶしつけな印象を与えないためには「教えてください」よりも丁寧な言葉をつかうようにしましょう。
良い印象を与えるためにも、ビジネスシーンでは丁寧な言葉遣いに気をつけることが大切です。