デロイトトーマツへの中途採用で気になる同社の社長、サービス事例、ビジョン、評判について紹介します。群雄割拠のコンサル業界の中で佐瀬社長の元、高い成長性のある総合コンサルティングを展開しています。佐瀬社長率いるデロイトトーマツの評判についての当記事は必見です。
デロイトトーマツコンサルティングの会社評判は?
外資系総合コンサルティングファームであるデロイトトーマツコンサルティングでは、業績も好調で、佐瀬社長のもと、将来性も高く過去事例も豊富なことから、働きがいのある仕事というイメージを抱く方も多いです。
しかし、企業の経営課題を解決するという仕事柄、どうしても業務は激務となりがちな一方、裁量のある仕事で、能力さえあれば若くても高給を貰えたり、昇進しやすいと言うメリットがあります。
評判口コミからわかる社風、労働環境、給与に関する現場社員の声はそれぞれ下記の通りです。
- 一人ひとりの個人能力が高いインテリ集団
- 組織は基本的にフラットだが、各部門によって企業文化は全く異なる
- 「Up or Out」の文化は弱く、未経験でもしっかりと人材を育てるカルチャー
- 裁量を与えてもらえて、様々なことに挑戦させてもらえる雰囲気がある
- グローバル関連のプロジェクト事例が多く、海外法人や会計士・税理士などのメンバーと一緒に仕事をする機会が多く、グローバルな視点で仕事ができる
- 監査法人が母体にあるため非常に真面目なカルチャー
- 平均残業時間70.5h
- 入社したてのビジネスアナリストは6時・7時であがることが社内ルールで残業は基本的に少ない
- コンサルタントから裁量労働制になり、プロジェクトの繁忙さに応じて勤務時間の長さが変動
- 定時という概念がなく、仕事終わり次第終業の為、友人や家族と約束することも難しい
- 近年は働き方改革がトップダウンで進められ投入労力と品質向上が見合うラインを見極めて労働時間を統制する向きが強い
- インダストリーとコンピテンシーで細かく専門性が分かれ、中途はユニット採用のため、所属するユニットによって専門性が固定される
- 丁寧に教えてくれる人が多く、成長機会多い
- 平均年収は902万円
- みなし残業制度であり、月給に80時間の残業代が含まれている
- 80時間を超えた分、深夜残業(22:00以降)と休日出勤の分は残業代申請可能
- 昇格しないとベースアップしないので、入社時の年収交渉が非常に重要
- ボーナスは夏冬2ヶ月分が支給され、夏には付加賞与という評価に応じたボーナスが追加で支給
デロイトトーマツコンサルティングの中途採用を志望する場合、下記でお伝えする評判、佐瀬社長の方向性等についての詳しい内容を読むことで自分に合う・合わないを検討してみてください。
コンサルティングファームへの転職ならインテリゴリラ
コンサルティングファームに転職をお考えでしょうか?
インテリゴリラが内定者に直接インタビューした情報によると、コンサルティングファームへ転職活動をしようと考えている方や、既に始めている方の多くが持っている悩みは3点あります。
転職活動は新卒の就職活動よりも難易度が高いです。その理由は、年齢・現職の業界や業務内容・志望業界などが無数に存在し、「とりあえずココに行けばOK」のような正解がありません。
志望業界が未経験である場合、志望企業が未経験での採用を行っているかどうかも確認しなければなりません。
そして志望企業が決まっている方は、転職の選考対策方法に困っているのではないでしょうか。
中途採用の選考基準は細かく書かれていたり、日々更新されているわけではありません。どういった人を募集をしているのか、自分が内定を獲ることができそうかは転職に成功した人の実体験をヒアリングする必要があります。
実際にコンサルティングファームの選考では、対策必須ともいえるケース面接の出題頻度が高いです。
選考対策をして、転職をすると覚悟を決めた方は、最後はどのように内定を獲ることができるか知りたいでしょう。
内定者の面接内容を確認したり、内定実績がある人に協力してもらいながら、書類選考・面接を進めていきましょう。
上記の3つの悩みを解決してくれるのが、インテリゴリラの選考体験記です。
インテリゴリラの選考体験記は、内定者の学歴、社歴、職務経歴書、志望動機や転職軸、自己PR、選考対策方法、1次面接・2次面接・3次面接・最終面接での回答内容、内定理由、応募者へのアドバイスを全て余すところなく書いています。
デロイトトーマツコンサルティングの企業情報
デロイトトーマツコンサルティングの企業概要
デロイトトーマツコンサルティングは国際的なビジネスプロフェッショナルのネットワークであるDeloitte(デロイト)のメンバーで、日本ではデロイトトーマツグループに属しています。
デロイトトーマツコンサルティングはデロイトの一員として日本のコンサルティングサービスを担い、デロイトおよびデロイトトーマツグループで有する監査・税務・法務・コンサルティング・ファイナンシャルアドバイザリーの総合力と国際力を活かし、あらゆる組織・機能に対応したサービスとあらゆるセクターに対応したサービスで、提言と戦略立案から実行まで一貫して支援するファームです。
3,600名規模のコンサルタントが、デロイトの各国現地事務所と連携して、豊富な事例を参考に世界中のリージョン、エリアに最適なサービスを提供できる体制を有しています。
デロイトトーマツコンサルティングの提供しているサービス
デロイトトーマツコンサルティングは、ビジネスとテクノロジーという2つの観点から戦略を提案・遂行支援し、クライアントがマーケットをリードするために必要なコンサルティングサービスを提供することにより、クライアントが抱える複雑な課題の解決をサポートします。
イノベーション、トランスフォーメーション、リーダーシップの形が様々なクライアントに対して具体的には下記のサービスの提供を行っています。
デロイトトーマツコンサルティングのサービス事例
同社が手がけたグローバルデジタルマーケティングプラットフォームの企画構想と実行支援の事例を紹介します。
クライアント(日系自動車OEM)が抱える経営課題のひとつが「グローバルでのブランド力強化」でした。
昨今、消費者との接点でその重要性/有効性が注目されているデジタルの領域でいかに、消費者に提供できる価値(カスタマーエクスペリエンス)を最大化し、ブランド力強化に寄与するか、そして同時に厳しい経営状況の中で、いかにグローバルでのオペレーション効率を向上させるかが課題です。
同社がグローバルでデジタルマーケティング戦略立案からその実行支援までをサービスとして提供しているDeloitte Digitalチームのメンバーが日米欧から集結し、デジタルプラットフォーム構築の企画を構想し、実施しました。
延べ関係者は100名にも及ぶ一大プロジェクトでした。
クライアントが掲げているデジタルマーケティング戦略を元に、それを実現していくために必要なビジネスモデルの設計、プラットフォームの構想、そして変革移行管理まで、戦略を絵に描いただけでは終わらせないデロイトの強みを活かしたプロジェクトでした。
デロイトトーマツコンサルティングの将来性
デロイトトーマツコンサルティングの社長
デロイトトーマツ コンサルティングの代表執行役社長には、佐瀬 真人(させ・まさと)氏が就かれています。
佐瀬社長は、2000年3月、慶應義塾大学環境情報学部卒業後の同年4月、デロイトトーマツ コンサルティングに入社し、2008年7月、執行役員就任、2018年6月、CSO(最高戦略責任者)および経営会議メンバー就任、2019年6月、代表執行役社長に就任(現任)しました。
そのキャリアの中で、佐瀬社長は製造業を中心に事業戦略立案、マーケティング戦略立案、技術戦略立案、組織・プロセス設計に関するコンサルティング事例に従事してきました。
特に自動車業界においては自動車メーカー、自動車部品サプライヤー、販社・ディーラーの領域をカバーする経験を持ち、著書に『モビリティー革命2030 自動車産業の破壊と創造』(共著:日経BP社)があります。
デロイトトーマツコンサルティングの経営ビジョン
デロイトトーマツコンサルティングは下記のビジョンを掲げています。
- 経済社会の公正を守り率先してその発展に貢献する
プロフェッショナル ファームとして独立性を保持し、グローバルな視野に立って与えられた責任と役割を誠実に果たす。 - クライアントの期待を超える知的専門サービスを総合的に提供する
多様化するニーズにこたえるため、総合力を発揮できる組織を構築し、創造的で先見性に富んだサービスを提供する。 - 各人の個性を尊重し能力を発揮できる生きがいのある場を創りだす
プロフェッショナルとして自らを鍛え、磨き、チームワークを守る一人ひとりが、生きがいを手にし、豊かな生活を実現する
同社は、クライアントサービスの原点は常に創造的サービスの提供にあることから”Innovation”をキーワードにしています。
昨今の今後は、企業活動のIT化、新型コロナウイルスの感染拡大の下、テクノロジー関連のコンサルティングが今後の事例の大半を占めることになるでしょう。
その為、今後はRPA、AI、アナリティクス、業務効率化やデジタルトランスフォーメーションと言うITコンサルティングの領域で大きな成果を挙げるというビジョンのもと企業活動を行っていくと予想されます。
デロイトトーマツコンサルティングの採用は?
デロイトトーマツコンサルティングの採用方針
デロイトトーマツコンサルティングは下記の三つのビジョンを持ち、採用活動を行なっています。
- 「日本企業を強くしたい」という熱いビジョン
- グローバルに活動するビジョン
- 高い専門性を保持するビジョン
「日本企業を強くしたい」というビジョンでは、デロイトトーマツコンサルティングのビジョンである「100年先に続くバリューを、日本から。」を実現するために、まず一人一人が成功・成長をリードしたいという「熱い想い」をもてる人材を採用したいと考えています。
グローバルに活動するビジョンでは、文化・価値観の違うクライアント・メンバーと共に、混沌とした状況下でも平常心で、粘り強いコミュニケーション能力・強いリーダーシップを発揮できる真の「グローバルプレイヤー」を仲間にしたいと考えています。
高い専門性を保持するビジョンでは、今、そして将来にわたって、市場から、クライアントから、真に認められる卓越した専門性を身につけて、チームのために惜しみなく提供し、チームと共に問題意識を持ち、その能力を高めたいと考えられる人材を求めているといえます。
デロイトトーマツコンサルティングの求める素質
デロイトトーマツコンサルティングの求める素質は、下記四点です。
ニーズを探りだす力
案件形成段階ではクライアントのニーズや課題はクリアになっていないことも多いので、過去の事例、ヒアリングやファクト収集を通じて本当のニーズや課題を掘り当てる力が必要不可欠です。
周りを巻き込む力
解決策があっても一人では最適解に辿り着くことは難しい上、実行も不可能です。
まず解決策を提示し、メンバーの意見を聞くステップを踏むことで、積極的なコミットメントと質の高いアウトプットを引き出すことができます。
信頼を得る力
信頼なくしてはクライアントの本音や重要な情報を聞き出すことはできず、本当にクライアントに刺さる良い成果物も生まれないと同社は考えています。
明確な長期的自己実現ビジョン
まずは自分自身がどうありたいかを明確に考え、周囲の共感・理解は得られているかを考えます。
そして、長期的な視野で自身のキャリアを計画し、デロイトトーマツコンサルティングにおいてその計画を実現したいと考え、自己実現に向けて具体的に行動できるかどうかが重要です。
上記四点の素質を持つ人材は、同社の中途採用を突破する可能性が非常に高いといえます。
デロイトトーマツコンサルティングの評判・口コミは?
待遇についての評判
デロイトトーマツコンサルティングにおける待遇についての評判・口コミを下記で紹介します。
どこのコンサルティングファームもそうだと思うが、昇格すると大きくベースアップします。
インセンティブは評価によって同じランクでも数百万単位で差がつきます。
私の在籍していた時期は、給与水準を戦略ファームに近づけるというコンセプトのもと、毎年のように給与水準が上がっていました。
評価を受ける際には、個人的には不当な評価を受けたこともなく、周りを見ても概ね納得性の高い評価になっていたように思います。
ただし、古くから在籍していて経営陣と仲の良いメンバーは、変に優遇されている傾向にありました。
中途入社であったため、年俸ベースでの給与体系でしたが、入社時の年収交渉が非常に重要で、出来るだけ好条件で提示する方が良いと思います。
裁量労働制のため、残業代などは支給されないですが、昨今の働きかた改革に積極的に取り組んでおり、残業時間は少ないと感じます。
忙しさについても、プロジェクトによる部分が大きいです。
デロイトトーマツコンサルティングの年収は?役職・年代別年収も紹介!
仕事のやりがい・成長についての評判
デロイトトーマツコンサルティングにおける仕事のやりがい・成長についての評判・口コミを下記で紹介します。
仕事のやりがい:
プロフェッショナル意識が高い社員が集まっているので、意識高く仕事に取り組めるのと、周囲から学ぶことも多く、仕事が大好きな人にとっては最高の環境だと思います。
主体性をもち能動的に動ける学べる人にとっては良い職場だと思います。
一方で受け身かつ安定志向の人には全く向いていない職種なのでおすすめしません。
成長:
ビジネスマンとしての基礎を作るためには最高の成長の場だと思います。
私は今は事業会社で働いていますが、コンサルタントとして働いた経験や事例はアドバンテージになっています。
仕事のやりがい:
若いコンサルタントは、大きな成長、深い経験を得ることなると思います。
結果を残せば昇進しますが、仕事は基本きつく、長時間、難題の連続です。
自分で考えやり切るしかありませんが、やり切り結果を残せばドンドン昇格します。やりきれるかどうかは、本人とプロジェクト次第です。
基本誰も助けてくれないと思ったほうが良いので、自分でやり切る自信がある方はどんどんチャレンジしてみましょう。
成長:
ここで働けば、その後のキャリアには大きくプラスになるはずです。
比較的に若い時に中途入社することをおすすめします。
若ければコンサルとしての働き方の指導を仰げます。仕事の仕方を学べば長く太くコンサル業界で成功することができる可能性が高くなります。
仮に他業界に移ることになっても、同社での経験や事例は必ず役に立つと思います。
しかし、自分で学ぶ姿勢がないと厳しく、自費で、本を買い、オンライントレーニングに入り、学校に通うなどが必要である一方で、毎日の仕事がきついので、自己学習はかなりきついです。
社員の雰囲気についての評判
デロイトトーマツコンサルティングにおける社員の雰囲気についての評判・口コミを下記で紹介します。
近年はワークライフバランスを重視しており、体を壊すような過酷な案件は減っている印象です。
グローバルファームではあるが、欧米系の社員は少なく、アジア系の外国人の社員は多いです。
海外案件は豊富で、実力のある社員であれば希望は通りやすいです。
戦略系のファームに見られるようなアップオアアウトの社風ではなく、新卒からパートナーまで昇進している人が何人もいる一方で、年功序列というわけではなく、実力のある人は標準的な昇進スピードより数年早く役職を上げることもできる。
とはいえ仕事内容はプレッシャーの大きいものばかりなので、精神を病んだり体を壊して離職する社員は少なくないです。
もともと規模拡大路線で経営してきましたが、ここ数年は業績が順調なこともあり、体制拡大を加速させています。
監査法人が母体にあるため非常に真面目なカルチャーであり、ここ数年はダイバーシティやインテグリティに力を入れており、一方的なコミュニケーションをとる人間は少なくなりました。
一方で、最近入社するコンサルタントは丸い環境で育てられる事で、がつがつした人間が減っているのも事実で、発展期を支えた古参メンバーや中途即戦力人材が現在の急拡大を支えている構図です
コンサルティングファームへ転職したい人必見!内定者の選考体験が見られるインテリゴリラとは?
『インテリゴリラ』は、コンサルティングファームへの転職を目指すハイキャリア志向の方向けに、完全非公開の選考情報をご提供している転職メディアです。
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会社名 | 転職難易度 | 人気度 |
---|---|---|
マッキンゼー&カンパニー | ★★★★★ | ★★★★ |
ボストンコンサルティンググループ | ★★★★ | ★★★★ |
ベイン・アンド・カンパニー・ジャパン | ★★★★ | ★★★ |
アクセンチュア | ★★★ | ★★★★ |
日本IBM | ★★★ | ★★★ |
アビームコンサルティング | ★★★ | ★★★ |
インテリゴリラでは、上記のようなコンサルティングファームの選考体験記が掲載してあります。
また一般的な選考体験記と大きく異なり、インテリゴリラの選考体験記からは下記の情報が得られます。
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特別選考へ挑戦できる
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