経営共創基盤への難易度の高い転職で気になる年収・残業や評判・口コミなどを紹介します。日系の戦略コンサルティングファームであり、交通事業経営/地方空港運営やファンドに近い事業も行なっています。他とは違うユニークな経営共創基盤へ転職をお考えの方は必見の内容です。
- 経営共創基盤の平均年収は?
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経営共創基盤の平均年収は1,079万円です。(口コミ参照)
- 経営共創基盤の平均残業時間は?
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経営共創基盤の平均残業時間は86時間です。
「長い残業時間ですが、社員は比較的、お金よりも経験を積み成長志向があるタイプが多い為、苦痛に感じている人は少ない。」との口コミがあります。 - 経営共創基盤の求める人物像は?
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コンサルティング経験や投資/M&A、資金調達をはじめとする金融機関での実務経験に加えて、以下の3点を持つ人材を求めています。
求められる人物像- 成果へのコミットメント
- プロアクティブ、チャレンジ・成長志向
- 高い人間力・チームワーク
経営共創基盤平均年収は1079万円
様々な評判・口コミを参考にすると経営共創基盤の平均年収は1,079万円で推移しています。
給与は新卒入社でも、中途入社でも実力主義です。
実力主義ですが、自分の成長を大切にしている人が多く、ガツガツしているという雰囲気というよりは、コンサルタント自身が自分の業務を全うするという雰囲気です。
国内の平均年収は443万円
国税庁が公開した「令和3年分 民間給与実態調査」によると国内の平均年収は443万円です。
経営共創基盤の平均年収は1,079万円であるため約2.5倍の高い水準の年収といえるでしょう。
経営共創基盤の平均年収が高い理由は少数精鋭の組織であるからです。グループ全体で6,000名が在籍していますがプロフェッショナルは220名と少ないです。
少数精鋭で実績を上げているため平均年収が高い水準になります。
新卒の平均年収は500万~550万円
経営共創基盤の新卒社員の平均年収は500万~550万円といわれています。
厚生労働省が公開した「令和3年賃金構造基本統計調査」によると初任給の平均は大学院卒で25.3万円、大学卒で22.5万円であるため経営共創基盤は新卒から高年収が期待できる企業です。
経営共創基盤の採用実績大学は名門が多い
経営共創基盤の採用実績大学は名門が多いです。
以下が採用実績がある大学名です。
<大学院>
東京大学、京都大学、一橋大学、早稲田大学、名古屋大学、慶應義塾大学、東北大学など
<大学>
東京大学、京都大学、慶應義塾大学、早稲田大学、東北大学、神戸大学、中央大学、海外の名門大学など
経営共創基盤の社員は高学歴者が多いことから中途採用の選考は学歴も影響する可能性があるといえます。
コンサルティングファームへの転職ならインテリゴリラ
コンサルティングファームに転職をお考えでしょうか?
インテリゴリラが内定者に直接インタビューした情報によると、コンサルティングファームへ転職活動をしようと考えている方や、既に始めている方の多くが持っている悩みは3点あります。
転職活動は新卒の就職活動よりも難易度が高いです。その理由は、年齢・現職の業界や業務内容・志望業界などが無数に存在し、「とりあえずココに行けばOK」のような正解がありません。
志望業界が未経験である場合、志望企業が未経験での採用を行っているかどうかも確認しなければなりません。
そして志望企業が決まっている方は、転職の選考対策方法に困っているのではないでしょうか。
中途採用の選考基準は細かく書かれていたり、日々更新されているわけではありません。どういった人を募集をしているのか、自分が内定を獲ることができそうかは転職に成功した人の実体験をヒアリングする必要があります。
実際にコンサルティングファームの選考では、対策必須ともいえるケース面接の出題頻度が高いです。
選考対策をして、転職をすると覚悟を決めた方は、最後はどのように内定を獲ることができるか知りたいでしょう。
内定者の面接内容を確認したり、内定実績がある人に協力してもらいながら、書類選考・面接を進めていきましょう。
上記の3つの悩みを解決してくれるのが、インテリゴリラの選考体験記です。
インテリゴリラの選考体験記は、内定者の学歴、社歴、職務経歴書、志望動機や転職軸、自己PR、選考対策方法、1次面接・2次面接・3次面接・最終面接での回答内容、内定理由、応募者へのアドバイスを全て余すところなく書いています。
経営共創基盤と競合他社との平均年収比較
経営共創基盤とドリームインキュベータ、コーポレートディレクション、アクセンチュアと平均年収を比較しました。
経営共創基盤の平均年収は高いといえます。近年では給与テーブルが変更となったため、今後も平均年収が上がっていくことが予測されます。
経営共創基盤に転職!内定者から選考のポイントや面接の回答を聞いてみた!
経営共創基盤の年次ランク別平均年収
経営共創基盤の年次別の平均年収、ランク別の平均年収を紹介します。
経営共創基盤は高年収といわれていますが果たして、どのランクの社員も年収が高いといえるのでしょうか?
年次別の平均年収、ランク別の平均年収は転職を検討する際に大切な内容です。あなたが入社後にどのように年収が推移していくのか確認しましょう。
年次別平均年収
下記は年次別の平均年収です。
年次 | 平均年収 |
新卒1年目 | 450〜500万円 |
3年目 | 600〜900万円 |
5年目〜10年目 | 900~1,200万円 |
新卒入社でも1年目から450万円を超えてくるというのは非常に高い給与水準です。
新卒入社初年度の年収がすでに大企業における40歳時の平均年収の459万円に肉薄しています。
また、平均して5~10年ほどで年収1,000万円の大台に到達します。
年収1,000万円といえば、全就業者のうち上位4.3%程しか到達することができない程の高収入ですが、経営共創基盤では新卒入社後10年以内に、その領域にまで到達することができます。
また、コンサルティングファームでは、日系大手企業と異なり、新卒入社以降年次を経るごとに給与の上昇率が低下するといったことはありません。
しかしながら、これほどの高い給与を得るには当然リスクもあり、自分の役職で要求されるだけのパフォーマンスを発揮することができなければ、降格や減給となることも十分あります。
そのため、給与のみを目的に経営共創基盤を選択するのは避けるべきでしょう。
ランク別平均年収
経営共創基盤のコンサルタントは5つのランクに分けられています。
それぞれランクにより期待できる年収が変わってくるため、以下に5つのランクごとの平均年収をまとめました。下記はランク別の平均年収です。
ランク | 平均年収 |
アソシエイト | 600万円~900万円 |
ジュニアマネージャー | 900~1,200万円 |
シニアマネージャー | 1,300~1,500万円 |
ディレクター | 1700万円~(実力次第) |
パートナー | 2000万円~(実力次第) |
マネージャーまでであれば、アクセンチュアたBIG4といった大手総合コンサルファームと同程度の水準となっているが、ディレクター以降は大手総合コンサルファームよりも低い年収水準となっています。
一方、日系コンサルファームであるアビームコンサルティングと比較すると、経営共創基盤の方が若干高い水準となっています。
業界屈指のハードワーク環境があると言われている経営共創基盤だけに、年収だけに惹かれて転職を決める人は少なく、やりがいや成長を求めて転職する人が多いようです。
純粋に高い給与水準を求めるのであれば、BIG4などの外資系大手総合コンサルティングファームの方が望ましいです。
また、注意が必要なのは、コンサルタントとマネージャーでは求められる力が違うということです。
コンサルタントまでは、マネージャーから割り振られる仕事を遂行できる能力が試されます。
一方で、マネージャーは、クライアントから案件を取って来れるかどうかが、年収・ボーナスに直結します。
経営共創基盤の特徴は他のコンサルファームとは差別化している
経営共創基盤は2007年に産業再生機構の元最高執行責任者であった冨山氏により設立され、2009年には経営難に陥っていた交通事業者を傘下に収める株式会社みちのりホールディングスを設立しています。
この時点で他のコンサルティングファームとは異なる方向性を目指していることが分かります。
その後2011年には上海に事業所を設立し、続いてシンガポールやハノイ、オーストラリアと世界規模で事業所を展開しています。
また最近では2017に株式会社国際協力銀行と共同で新会社を設立するなど、従来のコンサルファームとは一味違った取り組みを行っています。
経営共創基盤のメインの事業としては、ハンズオン型(常駐型経営支援)のコンサルティングであり、中長期視点でクライアントの支援を行っています。
加えて、M&A案件に取り組む際は、戦略立案の実績や知識が豊富なメンバーでチームを結成し支援を行っています。
取引先実績としては、大手企業からベンチャー企業、官公庁など様々な業界で実績があり、クライアントからの評価も非常に高いです。
下記では、経営共創基盤の事業内容について紹介します。
11個の事業からなりますが、特に特徴的なのは「交通事業経営/地方空港運営」と「自己投資+経営支援」です。
昨今は多くのコンサルファームが「ハンズオン支援」を謳い、現場に入り込んだ支援まで業容を拡大しています。
しかし、あくまで”外部業者としての支援”という域を出ていません。
- ハンズオン経営支援
- コンサルティング
- ものづくり
- ベンチャー支援
- AI・ビッグデータ
- 最先端テクノロジー
- M&Aアドバイザリー
- クロスボーダー
- 交通事業経営/地方空港運営
- 自己投資+経営支援
- 事業再生
経営共創基盤の場合は、実際に自己資金を使って経営権を取得し、外部業者ではなく”当事者”というポジションを取っているのは非常にユニークです。
経営共創基盤は激務?残業やワークライフバランスなどを徹底解説!
経営共創基盤の評価制度
経営共創基盤の難易度の高い選考をクリアするためには、評価される人物像を理解しておく必要があります。下記では求められる人物像を紹介します。
求められる人物像
経営共創基盤の難易度の高い中途採用では、基本的に即戦力を募集しています。
その為、コンサルティング経験や投資/M&A、資金調達をはじめとする金融機関での実務経験が必要になってきます。
また、上記の実務経験に加えて、以下の3点を持つ人材を求めています。
- 成果へのコミットメント
- プロアクティブ、チャレンジ・成長志向
- 高い人間力・チームワーク
コンサルタントの労働環境は非常に過酷であり、結果に対しても非常にシビアです。
そのような状況でも、クライアントの求める結果を出すことが要求されるため、周りやチームでの協力も必要となってきます。
それらの業務を乗り越え、自己成長を実現したいと思っている人は経営共創基盤への転職に向いているといえます。
また、実際の面接でも経験やスキル面はもちろん、上記のような人物像に当てはまるかもよく質問されるため、事前に用意しておくことをお勧めします。
難易度の高い中途採用であるため、求められる人物像の把握が、内定を取る鍵になります。
経営共創基盤のボーナス・残業代・福利厚生の評判
経営共創基盤に在籍したことのある方から集めたボーナス、残業代、福利厚生の評判を紹介します。
転職を検討する際はボーナス、残業代、福利厚生などの評判を参考とし、転職活動を進めましょう。
ボーナス
下記はボーナスに関する評判・口コミです。
給与制度: 基本給は年俸形式の契約で、査定、ボーナスは年一回です。固定年俸の12分割が毎月の給与で、ボーナスとして年に一度もらえます。9月評価のため、新卒入社の場合は昇給のタイミングが1年半後となります。
評価制度: 上司と案件担当MDによる評価をベースに判断されます。パフォーマンスの定量評価が困難なため仕方ないが、人によって評価基準に差があるため、 昇進しやすい案件としづらい案件が存在します。難易度の高い案件ほど評価されることや、難易度の低い案件ほど評価されないということはありません。
給与制度:基本給は低めだがボーナスの比率は高いです。社員は比較的、お金よりもコンサルティング経験を目的にするタイプが多いです。その為、外資戦略ファームや投資銀行よりは落ちるが、それなりに給与はもらえます。ディレクター、パートナークラスになれば何千万円の給与を確保することも出来ます。
評価制度:案件毎に評価されます。360度評価ではないですが、それなりにフェアな評価であると感じています。
マネジャーになれれば、若手であっても、ボーナスを含めて、年収1200万円に達します。昔は外資系の戦略コンサルの70%程度の給与やボーナスと言われることもありましたが、最近は会社の業績が上がってきていることから、ボーナスレシオが上昇基調にあり、過去に比べると平均給与自体上がって来ている印象です。
給与制度の特徴: ベース+ボーナス(個人業績、会社業績によってぶれる)で給与が決定されます。またこれに加えてファンド案件のイグジットがあったような場合には特別ボーナスが支給されるケースもあります。
残業代
経営共創基盤の平均残業時間は86時間です。
長い残業時間ですが、社員は比較的、お金よりも経験を積み成長志向があるタイプが多い為、苦痛に感じている人は少ないです。
いかに残業代に関する評判・口コミについて紹介致します。
残業代/退職金は一切支給されず、飛行機移動はディレクターまで距離に例外なくエコノミークラスです。中途入社社員含め20代の多くは成長時期と割り切っており、個人的にも大きな不満はないです。
福利厚生
福利厚生はほぼゼロで最低限しかないと考えた方がいいです。退職金は勿論ないですが、交際費枠や借上げ社宅制度があるので多少節税できます。
社宅制度とは、賃貸住宅を会社契約にして、その家賃を毎月の給与から控除することで税負担を抑えるもので、これの影響は意外と大きいです。 健康保険は協会けんぽではないので、かなり保険料は割安。 毎年ではないが、キャリーがある。
コンサルティングファームへ転職したい人必見!内定者の選考体験が見られるインテリゴリラとは?
『インテリゴリラ』は、コンサルティングファームへの転職を目指すハイキャリア志向の方向けに、完全非公開の選考情報をご提供している転職メディアです。
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会社名 | 転職難易度 | 人気度 |
---|---|---|
マッキンゼー&カンパニー | ★★★★★ | ★★★★ |
ボストンコンサルティンググループ | ★★★★ | ★★★★ |
ベイン・アンド・カンパニー・ジャパン | ★★★★ | ★★★ |
アクセンチュア | ★★★ | ★★★★ |
日本IBM | ★★★ | ★★★ |
アビームコンサルティング | ★★★ | ★★★ |
インテリゴリラでは、上記のようなコンサルティングファームの選考体験記が掲載してあります。
また一般的な選考体験記と大きく異なり、インテリゴリラの選考体験記からは下記の情報が得られます。
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志望難関企業の内定に近づくために是非登録しておきましょう。
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経営共創基盤への難易度の高い中途採用成功の為に、年収・ボーナス・残業や評判・口コミなどについて紹介してきましたがいかがだったでしょうか。
難易度の高い経営共創基盤では、年収だけに惹かれて転職を決める人は少なく、難易度の高いプロジェクトに対してやりがいや成長を求めて転職する人が多いです。
事業内容としても、ハンズオン経営支援に加えて、コンサルティングファームでは珍しく「交通事業経営/地方空港運営」を行っています。
加えて、「自己投資+経営支援」というファンドに近い事業も行なっています。
残業時間も多いですが、難易度の高い案件にやりがいを実感するコンサルタントも多数なので、成長志向のある方には非常にお勧めの企業です。
そこで、難易度が高い経営共創基盤へ転職したいのなら、転職エージェントの利用をおすすめします。
なぜなら、経営共創基盤のような大手企業の場合は、大手の転職エージェントに求人依頼をして採用をおこなっているケースが多い傾向にあるからです。
また、これまでに転職者を支援してきたノウハウで、応募書類の作成・添削から、難易度の高いケース面接の対策までおこなってくれます。
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