総合コンサルの代表格であるマッキンゼーは激務なのか。残業時間や待遇、離職率などの評判や口コミなどを紹介しています。出身者に著名人が多く、在籍するコンサルトへの教育に関する投資には、惜しみない姿勢が伺えるマッキンゼーへの転職をお考えの方には必見です。
- マッキンゼーは激務?
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マッキンゼーは、一般的な事業会社と比較しても、コンサルティング業界の中で比較しても激務です。
戦略コンサルティングは業務の特徴上、業務範囲が広範囲なので仕事量が膨大で残業時間が長くなり、長時間労働は必須です。また、マッキンゼーの平均残業時間は月約78時間です。
例えば、競合のBCG(ボストンコンサルティンググループ)では、平均残業時間が75.7時間であり、戦略コンサルファームの残業時間は70~100時間です。
平均残業時間については、30時間を基準として考え40時間以上の残業時間であれば多いと言えます。
そのため、残業時間から考えてマッキンゼーは非常に激務であると言えます。 - マッキンゼーの会社情報は?
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社名 マッキンゼー・アンド・カンパニー・インコーポレイテッド・ジャパン 設立 1971年 従業員数 グローバル約30,000名/日本約600名 (2020年03月現在) 資本金 非公開 代表者 ジョルジュ・デヴォー 所在地 〒106-0032
東京都港区六本木1-9-10
アークヒルズ仙石山
森タワー - マッキンゼーの中途採用の選考フローは?
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選考プロセス
- 書類選考
- 適性検査
- 一次ケース面接(1〜3件)
- 最終ケース面接(2〜3件)
マッキンゼーは激務?
マッキンゼーは、一般的な事業会社と比較しても、コンサルティング業界の中で比較しても激務です。
戦略コンサルティングは業務の特徴上、業務範囲が広範囲なので仕事量が膨大で残業時間が長くなり、長時間労働は必須です。
また、マッキンゼーの平均残業時間は月約78時間です。
例えば、競合のBCG(ボストンコンサルティンググループ)では、平均残業時間が75.7時間であり、戦略コンサルファームの残業時間は70~100時間です。
平均残業時間については、30時間を基準として考え40時間以上の残業時間であれば多いと言えます。
そのため、残業時間から考えてマッキンゼーは非常に激務であると言えます。
しかし、コンサルティングファームはプロジェクト単位での活動であるため、プロジェクトによっては残業が殆ど無く、定時の18時に退社できるところもある一方、深夜まで働いてタクシー帰りであるところもあります。
退職検討理由
あまりにも忙しすぎて、この生活を続けるのは難しいと思った。とにかく社員お回転が早く、5年もいるとどんどん知らない人が増えていく印象。プロジェクト単位で動くので、比較的休みが取りやすいが、この生活をいつまでも続けるイメージか持てず退職を決意。給与もパートナーにならない限りは高くなく、むしろ競合他社と比べるぴくだいぶ安いので、やめてよかったと思っている。一時期修行をするには良い場所だが、長く勤めている人はどこかしら身体を壊している感じ。
アップサイドがあまりない。マッキンゼー社内に特化した成長しかできず、経営やエクセキューション、金融、お金の感覚などが一切身につかない。頭のよくない中途採用入社で、ひたすら会社の宗教、信条を信じる人が昇進するのはあまり良くない。
コンサルティングファームへの転職ならインテリゴリラ
コンサルティングファームに転職をお考えでしょうか?
インテリゴリラが内定者に直接インタビューした情報によると、コンサルティングファームへ転職活動をしようと考えている方や、既に始めている方の多くが持っている悩みは3点あります。
転職活動は新卒の就職活動よりも難易度が高いです。その理由は、年齢・現職の業界や業務内容・志望業界などが無数に存在し、「とりあえずココに行けばOK」のような正解がありません。
志望業界が未経験である場合、志望企業が未経験での採用を行っているかどうかも確認しなければなりません。
そして志望企業が決まっている方は、転職の選考対策方法に困っているのではないでしょうか。
中途採用の選考基準は細かく書かれていたり、日々更新されているわけではありません。どういった人を募集をしているのか、自分が内定を獲ることができそうかは転職に成功した人の実体験をヒアリングする必要があります。
実際にコンサルティングファームの選考では、対策必須ともいえるケース面接の出題頻度が高いです。
選考対策をして、転職をすると覚悟を決めた方は、最後はどのように内定を獲ることができるか知りたいでしょう。
内定者の面接内容を確認したり、内定実績がある人に協力してもらいながら、書類選考・面接を進めていきましょう。
上記の3つの悩みを解決してくれるのが、インテリゴリラの選考体験記です。
インテリゴリラの選考体験記は、内定者の学歴、社歴、職務経歴書、志望動機や転職軸、自己PR、選考対策方法、1次面接・2次面接・3次面接・最終面接での回答内容、内定理由、応募者へのアドバイスを全て余すところなく書いています。
マッキンゼーの企業情報
マッキンゼー・アンド・カンパニーの会社概要
社名 | マッキンゼー・アンド・カンパニー・インコーポレイテッド・ジャパン |
設立 | 1971年 |
従業員数 | グローバル約30,000名/日本約600名 (2020年03月現在) |
資本金 | 非公開 |
代表者 | ジョルジュ・デヴォー |
所在地 | 〒106-0032 東京都港区六本木1-9-10 アークヒルズ仙石山 森タワー |
マッキンゼーの特徴
世界最高のコンサルティングファームと呼ばれるマッキンゼーですが、下記では他と一線を画する特徴について紹介します。
- 卒業生に著名人多数
- One Firm Policy
- コンサルタントの教育に注力
- 人間関係がウェット
卒業生に著名人多数
優秀なコンサルタントが所属しているだけでなく、政財界にも影響力のある大前研一さんや、DeNAの南場智子さん、プログリット創業の岡崎祥吾さんなど、さまざまな業界にトップのビジネスパーソンを輩出しています。
One Firm Policy
「One Firm Policy」は、世界中の拠点を一つの組織として扱う考え方です。
通常、外資系ファームの日本支社は本社と切り離して考えられることが多いですが、マッキンゼーにこの傾向は見られません。
そのため、日本でプロジェクトを行う際も、海外オフィスと緊密な連携を行っており、日本に勤めながらグローバルな働き方ができます。
コンサルタントの教育に注力
高いバリューを提供する戦略コンサルの中でも、トップファームであるマッキンゼーのクライアントは、リーディングカンパニーの経営者が多数を占めています。
そんなクライアントが持ちかける案件は難解なものが多いです。
このような難しい仕事をいかに高い生産性でこなすかが重要であるため、社をあげてグローバルトレーニングや社費でのMBA留学などの社員教育にリソースを割いているそうです。
社員教育に関しては、新卒入社、中途入社に関係なく投資を惜しまない姿勢が見受けられます。
人間関係がウェット
グローバル体制に強みを持つマッキンゼーは、多様なバックグラウンドを持ったコンサルタントが多いです。
社員同士のオフィス外での交友が多いため、人間関係はウェットです。
しかし、仕事となると一切の妥協ができないためドライな雰囲気になるようです。
良好な人間関係のもと、厳しく切磋琢磨しあえる環境であることが分かります。
マッキンゼーの事業内容
マッキンゼー日本支社は、上場企業をはじめとして、非公開企業、政府機関にもコンサルティングサービスを提供しています。
日本の将来の成長を担う自動車、ハイテク、金融、医薬品といった産業を中心に、グローバル体制を反映したプロジェクトチームによって、戦略立案やサプライチェーンマネジメントなどに幅広い知見を提供しています。
マッキンゼーのトップメッセージと今後の事業展開
トップメッセージ
マッキンゼーのグローバル・マネージング・パートナーのケビン・スニーダー氏は今後の日本支社について、下記のように述べています。
2021年1月1日より、岩谷直幸日本支社長のもと日本支社はクライアント企業の皆さまの重要な経営課題を支援し、我々のミッションである人材ダイバーシティ、人材育成、価値観の保持に尽力してまいります。
今後の事業展開
マッキンゼーは今後、デジタル分野・実行支援・新規事業立案支援の三点に注力していくと予想されます。
IoT、AI、ビッグデータの先端技術の出現により企業の業務フローの中でのデジタル支援は大きなビジネスチャンスになります。実際にデジタル・マッキンゼーも立ち上げ、全社的にデジタル分野へ進出しようとしています。
また、戦略コンサルとしての業務のみならず、それらの案をいかに現場レベルで展開できるかまでも視野に入れた実行支援も特別ユニットRTSの立ち上げで行っています。
その他にも、Leap by McKinseyを掲げ、革新的で飛躍的な成長をもたらす新規ビジネスを一から構築・展開しています。
マッキンゼー社員の評判・口コミ
ワークライフバランスについて
下記にワークライフバランスついての評判・口コミを紹介します。
必要に応じてダイナミックに働かねければならない。あるときはすごくルーズである徳はすごーく忙しくなったりするので、規則的なライフスタイルを求める人には合わない可能性もあります。週末勤務はそこまでひどく無いけど、たまにあるし、一応働いたとしても代休を貰えます。でもやはり業務量が少ないとは言い難くある程度覚悟はした方がいいと思います。プロジェクトのマネージャーによって業務量や残業の量のバリエーションがコロコロ変わるにもあまり良いとは言えないですね。
アソシエイトレベル以上になれば、待遇は良いと感じます。
しかし、世間から思われているほど給与が高くないのが実情です。
待遇面で期待しているようであれば、競合他社、あるいは外資系金融に行く方が良いと思います。
人間関係や社員の雰囲気について
下記に人間関係や社員の雰囲気についての評判・口コミを紹介します。
フラットで風通しは良い。政治はほとんどない。昔はパートナーは理不尽な人は多かったと聞くが、今は下からの評価で一発アウトになるので見なさい優しい。
オープンでフラットな組織。
クライアントインパクトを出すため何をすべきか考えを示し事が求められる。
人材育成には力を入れている。自ら動けば色々と学べる環境。
仕事のやりがいや成長環境について
下記に仕事のやりがいや成長環境についての評判・口コミを紹介します。
仕事のやりがい:
一流企業の一流人材をもってしても、解くのが困難な問いが寄せられるだけあって、どの仕事でもエキサイティングです。
その分、プレッシャーも大きいので、働きがいを感じられるかは、本人のオーナーシップの強さ次第です。
成長環境:
Up or outが徹底されており、一定のポジションに立ち止まって楽しながら過ごすことは許されず、常に成長を求められます。
しかし、成長のためのサポートは、周囲からのフィードバックやコーチング等、十分すぎるほどにあり、勝手に一人で成長しろという冷たい空気は一切ありません。
意欲さえあれば、いくらでも成長できる環境は整っています。
働きがい:知的刺激の豊富なプロジェクトが多く、自身の興味・関心に即したキャリア形成が可能である。
成長:ファームとしても自信の途を自身で開拓していくことをコンサルタントに求めている。
マッキンゼーの中途採用情報
マッキンゼーの中途採用情報は、下記の通りです。
職種 ・募集ポジション | マッキンゼーアクセラレートマッキンゼー・デジタルマッキンゼー・オペレーション |
福利厚生 | 退職金制度有給休暇育児休暇介護休暇 など |
上記のほかマッキンゼーの福利厚生には、食事代の一定額の補助やオフィス内のドリンクなどは全て無料です。
残業後の帰宅の際のタクシー代も全額支給されます。
マッキンゼーの中途採用の選考フローは下記の通りです。
また、選考プロセスは、下記の流れです。
- 書類選考
- 適性検査
- 一次ケース面接(1〜3件)
- 最終ケース面接(2〜3件)
応募資格
マッキンゼーの応募資格は下記の通りです。
- 国内外の4年制大学の卒業資格取得者、もしくは卒業見込みの方
- 現・前職務において、求められる成果を達成し、高い評価を得ていること(職務経験のある方のみ)
- 日本語での業務遂行能力があること(日本語が母語でない方は、日本語能力試験N1またはハイレベルなビジネス日本語力を有していること)
- ビジネスレベルの英語会話力があること(職務経験のある方のみ)
求める人物像
マッキンゼーが求める人材は、グローバルな職場でリーダーシップを発揮できる人です。それは、リーダーシップこそ最も重要なスキルだと考えているからです。
しかし実際の社員に聞くと、「自ら考え行動できる人」とも捉えられます。
自分の頭で考え、多様な国籍のメンバーと協働する中でしっかり自分の意思を伝えられることが重要であるということです。
単なる机上の空論ではなく、クライアント組織の既存のやり方を変えるためには、非常に強力なリーダーシップが求められます。下記では、中途採用のマッキンゼーへ向いている人物像について紹介します。
- 問題解決能力が高く仕事で活かせる
- 目標達成に対する自分へ厳しさがある
- チームワークを大切にしている
- リーダーシップを発揮している
マッキンゼー・アンド・カンパニーの一員となるために、上記の人物像に合致していることは、必須といえます。
また上記以外でも、これまでの学業・業務経験の中で以下を満たしている人もマッキンゼーの中途採用に向いていると言えます。
- 学業分野における卓越した結果
- 学業と同時並行で行われた課外活動などの経験
- (転職の場合)全職場で高評価を得るような業務を達成
- ビジネスレベルの高い英語力(読み書き会話)
これらのスキルや経験、自信がない限り、募集に対して応募するレベルにも達していないということです。
つまり、マッキンゼー・アンド・カンパニーに転職できる人は、これら求められた要素を持っており、またそれ以外でアピールできるような要素(資格・多言語を使える)を持ち合わせているといえます。
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会社名 | 転職難易度 | 人気度 |
---|---|---|
マッキンゼー&カンパニー | ★★★★★ | ★★★★ |
ボストンコンサルティンググループ | ★★★★ | ★★★★ |
ベイン・アンド・カンパニー・ジャパン | ★★★★ | ★★★ |
アクセンチュア | ★★★ | ★★★★ |
日本IBM | ★★★ | ★★★ |
アビームコンサルティング | ★★★ | ★★★ |
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マッキンゼーの中途採用のために、年収・激務・残業・評判や口コミなどについて、紹介してきましたがいかがだったでしょうか。
マッキンゼー日本支社は、日本にありながら「One Firm Policy」の元、グローバルに全オフィスが協業して仕事を進めています。
また、卒業生には大前研一さんをはじめ多くの著名人を輩出しており、所属している人材にも優秀な人が多いです。
近年では、デジタル分野や実行支援に加え新規事業の開発にも裾野を広げ、戦略コンサルティングのみならず、広い視野を持ちながら仕事ができます。
中途採用でマッキンゼーに参画することは、激務の労働環境の中ですが、キャリアの中で非常に意味のあるものになることは間違いありません。
そこで、中途採用において、高難易度の選考が評判の外資系戦略コンサルのマッキンゼーへ転職したいのなら、転職エージェントの利用をおすすめします。
なぜなら、マッキンゼーのような大手企業の場合は、中途採用を行う際に、大手の転職エージェントに求人依頼をして採用をおこなっているケースが多い傾向にあるからです。
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