外資系戦略コンサルとして有名なベインアンドカンパニーの労働環境・激務度・評判・口コミなどを紹介します。激務と言われるコンサル業界で、顧客第一主義と高い年収を兼ね備えたベインアンドカンパニーへ転職をお考えの方は、激務についての当記事は必見です。
- ベイン・アンド・カンパニーは激務?
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ベイン・アンド・カンパニーは、残業時間、業務内容から考えても激務です。
戦略コンサルティングは業務の特徴上、業務範囲が広範囲なので仕事量が膨大で残業時間が長くなり、長時間労働は必須です。 - ベイン・アンド・カンパニーのワークライフバランスについての評判は?
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「ワークライフバランスを維持・改善しようという意識も会社として高いので、理不尽に労働時間が長くなることはほぼなく、お互いにとても協力的です。」とのワークライフバランスを改善しようとする努力が口コミから伝わります。
- ベイン・アンド・カンパニーの給与面の評判は?
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「競合他社に比べて、給与面で非常に恵まれています。」との良い評判が多いです。
ベインアンドカンパニーは激務なのか?
ベインアンドカンパニーは、残業時間、業務内容から考えても激務です。
戦略コンサルティングは業務の特徴上、業務範囲が広範囲なので仕事量が膨大で残業時間が長くなり、長時間労働は必須です。
また、ベインアンドカンパニーの平均残業時間は71.4時間です。
例えば、競合のBCG(ボストンコンサルティンググループ)では、平均残業時間が75.7時間であり、戦略コンサルファームの残業時間は70~100時間です。
平均残業時間については、30時間を基準として考え40時間以上の残業時間であれば多いと言えます。
そのため、残業時間から考えてベインアンドカンパニーは非常に激務であると言えます。
しかし、コンサルティングファームはプロジェクト単位での活動であるため、プロジェクトによっては残業が殆ど無く、定時の18時に退社できるところもある一方、深夜まで働いてタクシー帰りであるところもあります。
コンサルティングファームへの転職ならインテリゴリラ
コンサルティングファームに転職をお考えでしょうか?
インテリゴリラが内定者に直接インタビューした情報によると、コンサルティングファームへ転職活動をしようと考えている方や、既に始めている方の多くが持っている悩みは3点あります。
転職活動は新卒の就職活動よりも難易度が高いです。その理由は、年齢・現職の業界や業務内容・志望業界などが無数に存在し、「とりあえずココに行けばOK」のような正解がありません。
志望業界が未経験である場合、志望企業が未経験での採用を行っているかどうかも確認しなければなりません。
そして志望企業が決まっている方は、転職の選考対策方法に困っているのではないでしょうか。
中途採用の選考基準は細かく書かれていたり、日々更新されているわけではありません。どういった人を募集をしているのか、自分が内定を獲ることができそうかは転職に成功した人の実体験をヒアリングする必要があります。
実際にコンサルティングファームの選考では、対策必須ともいえるケース面接の出題頻度が高いです。
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ベインアンドカンパニーの職種と激務度は?
企業概要
ベインアンドカンパニーは、1973年にビル・ベインによって設立された、経営戦略コンサルティングファームです。
日本にある東京オフィスは1982年に開設されました。
ベインのコンサルタントは徹底した「結果主義」を標榜し、クライアントのフルポテンシャル実現を目標に、具体的に目に見える成果を出すことを信条として、全社戦略やトランスフォーメーション案件を多く扱っています。
クライアントが不確かな未来の中、競争に勝てるよう、カスタマイズされた戦略を策定し、クライアントと共に、提言を具体的な行動に落とし込んでいます。
また、ベインでは社風を体現するものとして「True North」(真北)という言葉がよく使われます。
針が少し東に傾いて見えるTrue Northとは磁北ではなく真北、風説や思い込みによる一見正しい答えや、単に理論的に正しいが実行不可能な答えではなく、企業と社会の最大価値を追求した本当の答えを提供したい、というベインのコンサルティングにおける信念であり、カルチャーにもなっています。
そして、海外オフィスとの連携が多く、海外プロジェクトへのアサインや海外オフィスへのトランスファー制度などが充実しています。
東京オフィスに来るグローバルメンバーも多く、グローバル・ワンチームで活動しています。
プロボノ活動にも力を入れており、これまで多くのNPO・NGOなどの非営利団体に無償でコンサルティングを提供しています。
ベインアンドカンパニーの職種
コンサルタント職の激務度
ベインアンドカンパニーでは業界、サービスラインに特化した専門コンサルタント集団がクライアントに対して価値あるサービスを提供しています。
ここではコンサルタントの激務度を紹介します。
コンサルタント職種では、下記の特徴から非常に激務であると言えます。
- クライアントありきの客商売
- ルーティーンワークがない
- ファーム全体ではクライアントへの責任感は強い
- 平均残業時間が71.4時間
クライアントの要求などに対応するため、土日祝日構わず社内でのコミュニケーションを求められます。
しかし、無駄な仕事をさせられている感覚がある社員は殆どおらず、モチベーション高く働くことは可能です。
これらの特徴と残業時間から考えても同社のコンサルタント職は非常に激務であると言えます。
ベインアンドカンパニーの労働時間や激務度の口コミや評判
ベインアンドカンパニーの労働環境の実態について把握するために、ワークライフバランスについての評判・口コミを紹介します。
仕事内容にもよるが総じて労働環境の改善について非常に重視されており、調整しやすいです。
仕事の状況に応じて休みなども周囲と相談してとれますし、周りがとっていないから取りにくいといったことはありません。
同業他社と比較しても良いですし、残業時間が長くなる時期はあるが、無駄な仕事をさせられている実感はないため、モチベーション高く働くことは可能です。
バケーションについては積極的に取得するよう薦められています。
残業時間については各自の作業次第で、一概には言えません。
出社時刻は概ね9時前後で、プロジェクトに入っていない場合は出社の義務はありませんが、常に会社から連絡が取れる状態で待機している必要があります。
労働時間はプロジェクトによって、さらに同じプロジェクトでもタイミングによって大きく変動します。
ワークライフバランスを維持・改善しようという意識も会社として高いので、理不尽に労働時間が長くなることはほぼなく、お互いにとても協力的であると感じます。
有給休暇はしっかり取れますし、プロジェクトの合間であれば全く問題ないため、普通の会社よりも休暇日数としては長いと思います。
ベインアンドカンパニー社員のその他の評判・口コミ
激務の対価である高給には満足している?
下記に年収の満足度についての評判・口コミを紹介します。
給与はポジションごとに決まり、年齢や年次や家族構成などは関係ありません。
競合他社と比較しても給与水準は高いですが、追加手当などの福利厚生はほぼありません。
給与は半年に一度の評価に応じて明確に決まりがあり、評価に値する仕事内容であれば正当に評価されるため非常に納得感のある給与制度です。
昇進についてもグローバルで統一された基準があり、昇進に向けて会社全体で支援してくれる風潮があります。
競合他社に比べて、給与面で非常に恵まれています。
特に、コンサルタントクラス以上になるとかなり給与があがります。
競合と異なるのは、ボーナスの比率が著しく高いことで、パフォーマンス次第では年収が大きく上下しうる仕組みになっていますが、モチベーションが下がらないという利点もあります。
人間関係や社員の雰囲気について
下記に人間関係や社員の雰囲気についての評判・口コミを紹介します。
社員の成長に対するコミットメントは強く、フィードバックを与える•貰う文化がどの階層にも定着しています。
リーダーシップチームの間では部下を活躍させるためには、殻を破ってもらうためにはどのようなフィードバックを与えればよいかといった指導方法に関する議論が常になされています。
うまく活躍できていない人がいた場合は、パフォーマンスを改善させる為の協力体制が築かれるため、UP or OUTの文化はあるが、OUTにさせない為の機会は誰にでも与えられる文化があります。
グローバル規模で仕事ができ、PJTの案件も外資企業のウェイトが高い印象です。
また海外へのトランスファーなども機会も柔軟に与えています。
社員のエンゲージメントを意識し、ワークライフバランスに関するマネジメントがしっかりしています。
マネジメントレイアーに対してのボトムアップフィードバックがチーム単位で毎週なされており、生産性高く働こうとする文化があります。
Global One Teamを標榜しており、東京オフィスも帰国子女が多いです。
コンサルタントとバックオフィスに分かれているだけで、部署などは無いです。
プロジェクトごとにチームメンバーも変わるので、固定の上司や部下がずっといるわけではなく、社内のいろいろな人と一緒に働く機会があります。
東京オフィスは規模は大きくないため、ほぼ全員がお互いに顔と名前を覚えていて、アットホームな雰囲気です。
20,30代が圧倒的に多く、50代以上は一部のパートナーのみで数えるほどしかおらず、高学歴エリートだらけで、全員とても頭が良く、熱心に働きます。
一方で、特にやりたいことがない、自分が何をやりたいのかわからない、業界などをしぼりたくない、だからとりあえずコンサルという人も少なくないです。
激務の中で得られる仕事のやりがいや成長環境について
下記に仕事のやりがいや成長環境についての評判・口コミを紹介します。
仕事のやりがい:
どのファンクションにいても、自分の仕事の成果がダイレクトに見えるサイズなのでやればやっただけ結果として出やすいです。
また若手であっても、比較的自由に考えを尊重してもらえるので、いろいろと試行錯誤しながら仕事を進められます。
成長環境:
仕事一つ一つのクオリティは高いものを求められるので、クオリティを高めていくためのスキル追求はし続けることができます。
自発的に学ぼうとすれば成長し続けることができるため、会社も外部研修などを受けることを後押ししているので、そういった制度をうまく使うと成長し続けることができます。
仕事のやりがい:
データや情報から新しいインサイトを出せたときに、やりがいを感じます。
また、厳しい評価に競争心を煽られるため、意識は高まります。
人事評価の特徴については絶対評価、プロジェクトが終わる度に評価、全体評価がフラットに行われるので、自分のモチベーションは下がることはありません。
成長環境:
仮説思考と仕事のスピード感が身に付きました。
こういったスキルはどこでも役に立つジェネラルなものだと思うので、どのようなキャリアを選ぶにせよ役立つのではないかと思います。
コンサルティングファームへ転職したい人必見!内定者の選考体験が見られるインテリゴリラとは?
『インテリゴリラ』は、コンサルティングファームへの転職を目指すハイキャリア志向の方向けに、完全非公開の選考情報をご提供している転職メディアです。
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会社名 | 転職難易度 | 人気度 |
---|---|---|
マッキンゼー&カンパニー | ★★★★★ | ★★★★ |
ボストンコンサルティンググループ | ★★★★ | ★★★★ |
ベイン・アンド・カンパニー・ジャパン | ★★★★ | ★★★ |
アクセンチュア | ★★★ | ★★★★ |
日本IBM | ★★★ | ★★★ |
アビームコンサルティング | ★★★ | ★★★ |
インテリゴリラでは、上記のようなコンサルティングファームの選考体験記が掲載してあります。
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ベインアンドカンパニーへの転職は手厚いサポートのある転職エージェントへご相談を!
ベインアンドカンパニーへの転職のために、労働環境、激務かどうか、残業、評判・口コミなどについて、紹介してきましたがいかがだったでしょうか。
ベインアンドカンパニーは1973年の設立以来、トップを直走るマッキンゼーやボストンコンサルティンググループと一線を画すべく、クライアントの業績に応じて給与を貰う業績連動報酬を採用してきました。
また、1業種1社の顧客第一主義と成果主義を貫き、コンサルティングの質はクライアントの株価によって評価されるべきという厳正な姿勢です。
今でもこのコンセプトは大事にされており、ベインの企業理念は「結果主義」です。
このコンサルティングサービスのスタイルは、クライアントに高く評価されており、非常にやりがいのある仕事であるといえます。
そんな、同社への切符を掴むには高難易度の選考を突破しなければなりません。
そんな高難易度の選考が評判のベインアンドカンパニーへ転職したいのなら、転職エージェントの利用をおすすめします。
なぜなら、ベインアンドカンパニーのような大手企業の場合は、大手の転職エージェントに求人依頼をして採用をおこなっているケースが多い傾向にあるからです。
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