経済情報を扱うサービスをメインに展開し、現在人気を集めているのがユーザベースです。平均年収も高く福利厚生も充実しているため人気業の一つとして非常に有名です。そこで今回はそんな人気企業ユーザベースの年収や面接の必勝法などを詳しく解説します。
- 株式会社ユーザベースの年収は?
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2019年度の有価証券報告書によると、株式会社ユーザベースの平均年収は694万円でした。
- 株式会社ユーザベースの特徴は?
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近年成長著しい株式会社ユーザベースの業績を支えているのは、大きく分けて以下の2つの事業です。
1つ目が経済情報プラットフォームであるspeedaです。その内容は世界200ヵ国以上、560業界以上のレポートに加え、約500万社以上の企業データがあります。多くの企業がファンダメンタル分析をする際に活用し、現在メガバンク5社すべてでspeedaが導入されています。
2つ目がBtoC向けの衛材情報プラットフォームであるNewsPicksです。NewsPicksでは、国内外の経済ニュースや編集部が執筆したコンテンツなどをはじめ、専門家などのコメントを加えたニュースをプラットフォーム上に展開しています。一般ユーザーはNewsPicksを通して、様々な経済情報を得ることができます。
2018年に買収したQuartzをわずか2年で撤退するなど、思い切った経営方針も見受けられます。
- 株式会社ユーザベースの評価制度は?
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株式会社ユーザベースではバリュー・エッジ・エグゼキューションの3つに対しての達成度合いで評価が行われています。360度評価を実施しており、以下の3つの質問に答え評価されるシステムを行っています。
評価制度- 良かった点
- 改善点
- 自分のランク
ユーザベース平均年収
2019年度の有価証券報告書によると、ユーザベースの平均年収は694万円でした。
この金額は平均的な数値なのでスキルや経験、評価によってz増減します。
また役職によって平均年収も大きく上下しますが、ユーザベースのように、多くの開発技術者を抱えている企業は、エンジニアやプログラマーの年収が高い傾向にあります。
本記事ではユーザベースの年齢や職種別の平均年収や、評価制度などについて詳しく解説をしていきます。
ユーザベースへ転職を目指している人は、事前にこの記事を確認して参考にしてください。
ユーザベースの平均年収推移
2015年 | 609万円 |
2016年 | 609万円 |
2017年 | 672万円 |
2018年 | 670万円 |
2019年 | 694万円 |
上記のグラフが示す通り、ユーザベースの平均年収は過去5年間で順調に上昇しています。
特筆すべきは2017年の年収が前年にと比べ、約60万円近く上昇している点です。
ユーザベースのメイン事業となるspeedaは、創業当時から順調に成長を重ね、2016年にはグローバルリサーチ拠点として海外に事務所を設立しています。
その後2016年10月に東京証券取引所マザーズに上場をはたし、大きく成長、拡大を果たしました。
その成功もあり、2017年から平均年収が大きく上がっています。
ユーザベースは順調に事業拡大を行い、安定して平均年収を上昇させています。
そのため今後も引き続き、ユーザベースの平均年収は上昇を続けることが予想されます。
ユーザーベースの業績
売上高 | 125億2,100万円 |
営業利益 | 12億3,600万円 |
四半期純利益 | 16億2,000万円 |
有価証券報告書によると、2019年のユーザベースの通期決算では上記のグラフのように報告されています。
売上高計画に対しての達成率は93%と未達報告ですが、売上高の成長率は30%以上と高い数字を誇っています。
SPEEDA | NewsPicks | Quartz | その他BtoB | 合計 | |
2017年 | 28.2億円 | 16.6億円 | 0.7億円 | ー | 45.6億円 |
2018年 | 36.1億円 | 29.6億円 | 24.1億円 | 3.5億円 | 93.4億円 |
2019年 | 45.3億円 | 41.7億円 | 29.4億円 | 8.7億円 | 125.2億円 |
ユーザベースは創業当初よりspeedaをメイン事業に据え、NewsPicksも展開して事業を伸ばしています。
ここ最近売り上げが大きく上昇している要因は、上記のグラフの通り、2017年から2019年にかけての2年間でQuartz事業が大きく成長した点と、2018年から2019年にかけてその他BtoB事業が2倍以上の売り上げを記録した点があげられるでしょう。
各事業でこれだけ大きな成長を記録しているユーザベースですが、売り上げ計画に対する達成率は93%にとどまっています。
主な原因としては、その他のBtoB事業が当初の見込みよりも売り上げが下回った点と、Quartz事業も見込み通り伸びなかった点です。
そのため2020年11月の取締役会議でQuartz事業からの撤退を発表しています。
背景としては新型コロナウィルスの感染拡大による影響で、当初の見込みよりもアメリカ企業の広告出稿が下回り、回復時期が不透明なためと発表しています。
3年で黒字化をすることをミッションとしてQuartzを買収しましたが、その見込みが非常に薄いためユーザベースは今回撤退を決断しています。
そのため今後はメイン事業であるspeedaとNewsPicksの2つの事業に集中することを決定しています。
情報通信業の平均年収は599万円
2020年9月に国税庁が発表した記録によると、情報通信業の平均年収は、599万円です。
ユーザベースの平均年収が約700万円近くであるため、業界的に見ても非常に高水準な平均年収であると言え、社員からの評価も高いです。
一方で着実に業績を伸ばし成長している企業のため、求められる成果も非常に高いものがあり、転職難易度も年々高くなっています。
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ユーザベースの特徴
近年成長著しいユーザベースですが、その業績を支えているのは、大きく分けて以下の2つの事業です。
1つ目が経済情報プラットフォームであるspeedaです。
speedaではBtoBに向け、各業界や企業のファンダメンタル分析に必要な様々な情報がまとめられているプラットフォームです。
その内容は世界200ヵ国以上、560業界以上のレポートに加え、約500万社以上の企業データがあります。
そのため多くの企業がファンダメンタル分析をする際に活用し、現在メガバンク5社すべてでspeedaが導入されています。
2つ目がBtoC向けの衛材情報プラットフォームであるNewsPicksです。
NewsPicksでは、国内外の経済ニュースや編集部が執筆したコンテンツなどをはじめ、専門家などのコメントを加えたニュースをプラットフォーム上に展開しています。
そのためる一般ユーザーはNewsPicksを通して、様々な経済情報を得ることができます。
speedaとNews Picksの強みは、どちらも膨大な情報量と質の高い情報が掲載されているため信用して取り扱えるメディアである点と、圧倒的に簡単な操作性です。
開発段階で複雑な操作を必要としない設定をし、非常にわかりやすい操作のため、ユーザーからも高評価です。
また、2018年に買収したQuartzをわずか2年で撤退するなど、思い切った経営方針も見受けられます。
ユーザベースの年代職業別平均年収
次にユーザベースの平均年収を詳しく解説していきます。
ボーナスや評価制度などにより、多少の上下はありますが、口コミサイトなどによると平均値としては次のような結果が出ています。
年代別平均年収
20代 | 594万円 |
30代 | 729万円 |
40代 | 829万円 |
50代 | 838万円 |
口コミサイトによるとユーザベースの年代別平均年収は、上記のグラフの通りになっています。
20代のうちから非常に高い年収を得られることができ、その後も順調に年収が上がっていく。
30代で700万円を突破し、40代では800万円台に乗ってくるのが一般的です。
順調に年収がが上がるものの、年代別で見ると平均で1,000万円は超えない結果となっている。
一方で役職者の平均年収を見ていくと係長で1,000万円を超えるため、ユーザベースの役職手当などは非常に充実していると言えます。
職種別平均年収
営業・ビジネス職 | 575万円 |
企画職 | 575万円 |
事務・専門職 | 575万円 |
開発・エンジニア | 600万円 |
口コミサイトによるとユーザベースの職種別平均年収は上記のグラフの通りです。
基本的には575万円となっていますが、ユーザベースでもエンジニアは他の職種より年種が高い傾向にあります。
ITベンチャーやWeb業界では、近年優秀なエンジニアを取り合っている傾向が強いため、ユーザベースでも例外なくエンジニアは待遇が良いです。
またユーザベースの場合、事務職も非常に平均年収が高いため、他の企業よりも事務職に関しては特に魅力的と言えます。
ユーザベースの評価制度
年収や待遇のもちろん大事ですが、転職する際に評価制度についても十分に考える人は多いでしょう。
年収や今後の出世をシミュレーションする際に、評価性などについては事前に知っておくことが必要です。
ユーザベースではバリュー・エッジ・エグゼキューションの3つに対しての達成度合いで評価が行われています。
また360度評価を実施しており、以下の3つの質問に答え評価されるシステムを行っています。
- 良かった点
- 改善点
- 自分のランク
これらを率直に答え、その内容をベースに評価が行われています。
求める人物像
ユーザベースの取締役の稲垣氏は過去のインタビューによると、以下のような人物を積極的に採用しています。
- ユーザベースのミッション・バリューに共感すること
- ユーザベースの7つの行動指針と合致している人
- 日本人が海外で活躍できることを証明したいと思ってる人
- 海外での事業立ち上げを経験したい
- 世の中を変えるビジネスをしたい
このように、単にスキルや能力が高い人を採用しているのではなく、会社の経営理念やミッションなどを優先した採用を行っています。
そのためユーザベースの面接へ臨む際は、スキルや能力はもちろんだが、コーポレートサイトをよく読み、経営方針など会社の方向性の理解を大前提に挑んだほうが、転職成功率は高くなります。
ユーザベースの待遇や労働環境
ユーザベースの待遇については様々な意見が口コミサイトで書かれています。
そこでこの章では、ユーザベースのボーナスやその他待遇についての詳細を解説していきます。
ボーナス
有価証券報告書によると、ユーザベースのボーナスはの平均は年間約168万円とされています。
賞与、昇給は年に2回行われます。
また査定は半年に一回行われその評価次第でボーナスが上下するシステムです。
ユーザベースの最大の特徴として、役職者以上の社員の給与テーブルが公開されているため、お互いの給与がわかる状態です。
そのため不公平感が生まれづらく、ボーナスや年収に関しての不満は非常に少ないです。
残業代
口コミサイトのを見てみるとユーザベースでは平均残業時間は月20~30時間と、ベンチャー企業の中では少ない部類でした。
固定残業については、募集要項について記載がありませんが、残業手当はあると記載されているため、基本的に残業代は支払われています。
一方で勤務体系が非常に柔軟で、出社義務なしのリモートワークやコアタイムを定めていないため、時間の管理は各社員に任せています。
そのため自分で管理し、時間を調整することでワークライフバランスを保っている社員が多いです。
福利厚生
ユーザベースでは福利厚生が非常に充実しており、社員から非常に高い評価を受けています。
休日は土日祝休みで年間120日以上あり、その他社会保険など基本的なものはもちろん、ベンチャー企業らしい柔軟な制度も非常に多いです。
競合他社と平均年収を比較
ユーザベースの年収は、競合他社と比べてどうでしょうか。
国内のIT企業で競合にあたるヤフー、楽天、LINEの平均年収と比べてみます。
- ヤフー:765万円
- 楽天:689万円
- LINE:716万円
※有価証券報告書調べ
このように、ユーザベースはベンチャー企業ながら、国内の大手IT企業と比べても、遜色ない平均年収の水準を誇っています。
そのため風通しや福利厚生、待遇面などが良く、様々なことに挑戦できて年収も高い企業として、IT業界の中では非常に人気が高いです。
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ここまで紹介した通り、ユーザベースはspeedaを中心に、市場価値の高いサービスを多く開発しています。
そのため単に年収や待遇のだけではなく、やりがいや社会貢献などの魅力を感じ、応募してくる転職者も多数います。
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