面白法人としてよく名前を聞くカヤックですが、実際の事業内容や転職難易度、募集職種などが気になる人は多いのではないでしょうか。そこで今回は、面白法人カヤックへ転職を目指す人に向け、募集要項や面接突破の秘訣、現在の経営状況などをを徹底的に解説していきます。
- カヤックの事業内容は?
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カヤックは、主力事業として取り組んでいるのがゲーム・エンタメ事業で、ソーシャルゲムの開発や、ゲームの委託開発などを行っています。
- カヤックの転職難易度は?
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カヤックは、求人広告を利用した積極的な中途採用とブランディングが完成し人気が高いため、転職難易度はやや高いです。
- カヤックの強みは?
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カヤックの強みは、制度やブランディングに関して、たびたびメディアに取り上げられ、市場的にもカヤック=面白い会社という認識が浸透していることです。
カヤックへの転職は難しい!
【カヤック】への転職はインテリゴリラが総合的に評価したところ、【求人広告を利用した積極的な中途採用】、【ブランディングが完成し人気が高い】という理由で転職難易度はやや高めとなっています。
1つ目の理由としてまず挙げられるのが、現在求人広告などを利用し積極的に中途採用を行っている点です。
現在コーポレートサイト上では約15職種ほど募集を出しており、中途採用に力を入れています。
背景として最近の売上を見ても直近5年で40億円から87億円と2倍近く伸びています。
そのため、業績拡大に伴い人員を補充するフェーズに差し掛かり、求人情報の露出が増えています。
さらに求人広告内の表示を見ても、比較的予算のかかるオプションなどをつけています。
加えてカヤックでは、特殊な採用方法が多く取りれられています。
通常の応募枠や障害者採用枠はもちろん、自信の作品に重点をおいたつくったもの採用、ゲームの上手さが選考を左右するいちゲー採用、Googleの検索で評判の変わるエゴサーチ採用など多様な採用方法があります。
上記のことから、カヤックでは現在売上好調により増員を行っているフェーズであり、様々な方法の応募が出来ることから、間口の広い採用段階と言えます。
2つ目の理由としては、カヤックは面白法人カヤックとして自社ブランディングを徹底しており、そのイメージが正しく市場に浸透していることです。
先述でも触れましたが、多様な応募形式があったり、業務時間が9:29~18:29など、普通の会社とは少し違う、独自のオモシロさをコンセプトに会社づくりをしています。
社内制度も多様な物が多く、有名な制度で言うとサイコロ給与制などがあります。
これはベースサラリーが30万円の場合、サイコロを振って出た目に応じて賞与が変わる制度です。
具体的には、「月給×(サイコロの出た目)%」となっているため、毎月サイコロによって賞与が上下しますが、決してベースサラリーを下回ることが無い安全な制度です。
このようにカヤックではオモシロさを確立しながらも、しっかりと給与やお金は極めて大事なものであるといった風土が浸透しています。
ただ、目先のお金にとらわれることなく、お金以上に大切なこともあるという思想が全社員で共有するなど、社内的なブランディングも完成しています。
また、この様な制度やブランディングに関しては、たびたびメディアに取り上げられているため、市場的にもカヤック=面白い会社という認識が浸透しています。
このことから、カヤックではブランディングが確立されており、転職者から認知度や人気が高い企業の一つと言えます。
そのため、採用人数が多く間口の広い採用を行っているため、一見転職難易度は低いように見えますが、知名度や人気が高い分転職難易度も上がることには注意が必要でしょう。
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転職活動は新卒の就職活動よりも難易度が高いです。その理由は、年齢・現職の業界や業務内容・志望業界などが無数に存在し、「とりあえずココに行けばOK」のような正解がありません。
志望業界が未経験である場合、志望企業が未経験での採用を行っているかどうかも確認しなければなりません。
そして志望企業が決まっている方は、転職の選考対策方法に困っているのではないでしょうか。
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カヤックの会社概要や事業内容とは?どこよりも詳しく解説!
会社名 | 株式会社カヤック(英語表記:KAYAC Inc.) |
設立 | 1998年8月3日(合資会社カヤックとして設立) |
資本金 | 5億2,500万円 |
代表者 | 貝畑政徳(CTO) 柳澤大輔(CEO) 久場智喜(CBO) |
本社所在地 | 神奈川県鎌倉市御成町11-8 |
売上 | 87億4,900万円 |
従業員数 | 280名(単体) |
事業・サービス内容 | 日本的面白コンテンツ事業 |
上記はカヤックの企業詳細情報です。
先述でも触れたとおり毎年順調に売上を成長させており、直近5年で2倍近くの売上まで成長を遂げています。
また事業に関しては、公式では日本的面白コンテンツ事業と記載されていますが、具体的な内容としては以下のようなものが挙げられます。
クライアントワーク事業では主に、クライアントのサービスの知名度向上や販促を目的としたwebプロモーション、SNS運用、イベントの企画などを行っています。
業務内容は多岐にわたり、マーケティングから仮設を設計し、どの様なプロモーションを打つかの戦略、実際のグラフィックデザインなど一連の流れをワンストップで行っています。
またプロモーションを含め、企業や商品のブランディングなども行っており、事業会社と広告代理店の複合的な立ち位置と言えるでしょう。
もう一つの主力事業として取り組んでいるのがゲーム・エンタメ事業で、ソーシャルゲムの開発や、ゲームの委託開発などを行っております。
加えて近年盛り上がりを見せているeスポーツ大会の企画運営なども行っており、今後もゲーム・エンタメ事業は引き続き成長が見込ま得れる事業の一つです。
カヤックの転職で求められる人物像や転職する人の特徴とは?
カヤックでは、よく企業が定めている求める人物像といった具体的な設計がありません。
これはカヤックの人事が、求める人物像を定めることで求職者が無意識にその像に寄せてしまい、本来の自分を発揮できないかもしれないと言う考えがもとになってます。
また一方で、カヤックの経営層に向いていない7つの人物像がコーポレートサイト上で記載されていますので、以下の人物像に当てはまらないことが重要です。
カヤックの転職の選考フローや面接傾向は?
面白いことを追求するカヤックでは、面接官が人事や部長クラスが主となりますがそれだけとは限りません。
またスキルや経験はもちろん重要ですが、どの様な人柄か、どの様な考えを持っているかなど人に焦点を当てた選考が行われています。
カヤックの転職の選考フロー
カヤックの中途採用は以下のフローで行われます。
- 書類選考
- 一次面接:人事・事業部長クラス
- 二次面接:人事・事業部長クラス
- 最終面接:役員クラス
基本的には人事、事業部長クラスが最終面接手前まで選考を行い、その2つを突破できれば最終面接にたどり着くことが出来ます。
ただ、人に焦点を当てているカヤックは面接官が特定されていないため、上記以外のポジションの人も面接に参加するケースが多いです。
カヤックの転職の面接傾向
トリッキーな質問が少なく、オーソドックスな質問が深くされる傾向にあります。
また、ネガティブな転職理由も歓迎とコーポレートサイトに書いていることから、その人の考えや気持ちなどを重点的に見る、人に焦点を当てた面接が行われます。
そのため、自分のスキルをアピールすることはもちろん重要ですが、それ以上に人となりがわかるエピソードは必須といえます。
カヤックへの転職の面接対策方法とは?
【カヤック】への転職の対策方法としては、下記の4点をしっかり把握することが大切です。
カヤックの経営層は、常にカヤックのあり方は変化をし続けると明言しています。
そのため、事業の成長や経営状況によって柔軟に考えを変えることが求められます。
面接の際は、カヤックの現状や予想できる経営の変化などは事前に把握するようにしましょう。
カヤックを経営する上での基本方針
カヤックでは「つくる人を増やす」という経営理念が掲げられています。
サービスの制作だけではなく、サービスを作りクリエイターづくりにも焦点を当てているため、単なる売上の構築だけではなく次世代に継承できるスキル、人材を育成が基本方針の一つとなっています。
カヤックの目標に設定する経営指標
カヤックが設定している経営指標は以下のとおりです。
特徴的なのがクリエイター数で、単に売上を構築するだけではなく、その売上を作れる人材の人数も経営指標の一つに数えられています。
カヤックの中長期的な会社の経営戦略
中長期的には、インターネット総合企業として、クリエイターのレベルアップ、ユーザーに新しい価値を提供することが目標として設定しています。
また、現在のビジネス以外にも面白法人としてのブランディングを活かし、新たなる事業の拡大も予定しています。
カヤックの対処すべき課題
大きく分けて、以下のような5つが今後解決する課題としてあげられています。
カヤックに転職したい方への求人情報
現在採用ページで記載がある求人情報は以下のとおりです。
いずれも鎌倉本社の求人で、求人内容には以下のような共通項目があります。
雇用形態 | 正社員・契約社員 |
勤務地 | 鎌倉本社 |
勤務時間 | 9:29~18:29 |
福利厚生 | 鎌倉職住近接手当・まちの社員食堂・各種保険完備・面白制度 |
給与・賞与 | 各職種の規定による |
交通費 | 社内規定により支給 |
経験・スキル | 各種ごとにおける実務経験 |
その他 | 禁煙企業のため喫煙者の採用は行っていません。 |
ハイキャリア転職したい人必見!内定者の選考体験が見られるインテリゴリラとは?
『インテリゴリラ』は、コンサルティングファームへの転職を目指すハイキャリア志向の方向けに、完全非公開の選考情報をご提供している転職メディアです。
実際に内定を獲得した方々から独自インタビューを実施した内容ですので、完全に独自のコンテンツとなっています。
会社名 | 転職難易度 | 人気度 |
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ボストンコンサルティンググループ | ★★★★★ | ★★★★ |
デロイトトーマツコンサルティング | ★★★★ | ★★★★ |
アクセンチュア | ★★★ | ★★★★★ |
日本M&Aセンター | ★★★★ | ★★★ |
アドバンテッジパートナーズ | ★★★★★ | ★★★★★ |
リクルート | ★★ | ★★★★★ |
楽天 | ★★★ | ★★★★ |
Amazon Japan | ★★★★ | ★★★★★ |
インテリゴリラでは、上記のような各業界No.1の難関企業の選考体験記が掲載してあります。
また一般的な選考体験記と大きく異なり、インテリゴリラの選考体験記からは下記の情報が得られます。
「読むだけで内定獲得の勝ち筋がわかる」ほど詳細な選考情報が網羅されているのが最大の特徴です。
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会員登録いただいた方限定で、業界No.1エージェントによるサポートや社員紹介(リファラル)での選考のご案内など、幅広いご案内が可能です。特別選考の場合には、
書類審査なし/1次面接免除/社長面接確約/土日面接などのご案内ができる可能性があります。
自分のスキルやキャリアに自信のある若手の方は、
志望難関企業の内定に近づくために是非登録しておきましょう。
カヤックへの転職を成功させたいならしっかりとした準備を!
カヤックのように、面白いことを徹底してフォーカスし、ブランディングが確立されている企業は人気が高いです。
さらにカヤックは市場へのアピールも行っており、メディアに取り上げられるなど知名度や影響力もあります。
このように人気と知名度が高い企業へ転職を検討しているのであれば、インテリゴリラの登録は必須と言えるでしょう。
インテリゴリラでは、実際の内定者からリアルな面接内容や質問の傾向などの情報を得られるため、面接対策のレベルが大きく上がります。