EY新日本有限責任監査法人への転職で気になる平均年収、ボーナス、給与制度、待遇などの評判を紹介します。高年収と評価される監査法人業界で、4大会計事務所の一つでEYのグローバルネットワークを駆使できるEY新日本有限責任監査法人へ転職をお考えの方は必見の内容です。
- EY新日本有限責任監査法人のサービスは?
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EY新日本有限責任監査法人は、4大会計事務所のひとつ、EYのメンバーファームであるEY新日本有限責任監査法人では、監査業務、財務会計アドバイザリー、コンサルティングを提供し、金融、製造、ヘルスケアなど幅広い業種をカバーしています。
- EY新日本有限責任監査法人の平均年収は?
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EY新日本有限責任監査法人の平均年収は約585万円で、専門職(コンサルティングファーム/専門事務所/監査法人)の平均年収よりも高いです。
- EY新日本有限責任監査法人の求める人物像は?
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EY新日本有限責任監査法人は、EYのグローバルネットワークを駆使し、被監査会社の期待に応えられる人材を求めています。
EY新日本有限責任監査法人の平均年収は791万円
EY新日本有限責任監査法人の平均年収は791万円です。
dodaが2022年12月に公開した「平均年収ランキング(職種・職業別)【最新版】」によると、EY新日本有限責任監査法人が属する「専門職(コンサルティングファーム/専門事務所/監査法人)」の平均年収が最も高く平均年収585万円でした。
dodaの結果より、EY新日本有限責任監査法人は専門職(コンサルティングファーム/専門事務所/監査法人)の平均年収よりも高いといえます。
コンサルティングファームへの転職ならインテリゴリラ
コンサルティングファームに転職をお考えでしょうか?
インテリゴリラが内定者に直接インタビューした情報によると、コンサルティングファームへ転職活動をしようと考えている方や、既に始めている方の多くが持っている悩みは3点あります。
転職活動は新卒の就職活動よりも難易度が高いです。その理由は、年齢・現職の業界や業務内容・志望業界などが無数に存在し、「とりあえずココに行けばOK」のような正解がありません。
志望業界が未経験である場合、志望企業が未経験での採用を行っているかどうかも確認しなければなりません。
そして志望企業が決まっている方は、転職の選考対策方法に困っているのではないでしょうか。
中途採用の選考基準は細かく書かれていたり、日々更新されているわけではありません。どういった人を募集をしているのか、自分が内定を獲ることができそうかは転職に成功した人の実体験をヒアリングする必要があります。
実際にコンサルティングファームの選考では、対策必須ともいえるケース面接の出題頻度が高いです。
選考対策をして、転職をすると覚悟を決めた方は、最後はどのように内定を獲ることができるか知りたいでしょう。
内定者の面接内容を確認したり、内定実績がある人に協力してもらいながら、書類選考・面接を進めていきましょう。
上記の3つの悩みを解決してくれるのが、インテリゴリラの選考体験記です。
インテリゴリラの選考体験記は、内定者の学歴、社歴、職務経歴書、志望動機や転職軸、自己PR、選考対策方法、1次面接・2次面接・3次面接・最終面接での回答内容、内定理由、応募者へのアドバイスを全て余すところなく書いています。
EY新日本有限責任監査法人の年代別平均年収
年代 | 年収 | 給与 | 賞与 |
20歳~24歳 | 510万円 | 31万円 | 130万円 |
25歳~29歳 | 635万円 | 38万円 | 170万円 |
30歳~34歳 | 700万円 | 43万円 | 175万円 |
35歳~39歳 | 800万円 | 50万円 | 210万円 |
40歳~44歳 | 890万円 | 56万円 | 223万円 |
45歳~49歳 | 1,000万円 | 61万円 | 260万円 |
50歳~54歳 | 1,070万円 | 68万円 | 255万円 |
55歳~59歳 | 1,023万円 | 63万円 | 265万円 |
60歳~64歳 | 700万円 | 40万円 | 175万円 |
EY新日本有限責任監査法人の年代別の年収・給与・賞与を表にしました。
若手社員は年収600万円台と平均的な年収ですが、年収はどんどん上がっていき45歳あたりから年収1,000万円を超えます。
その後、定年まで年収の上がり幅は小さいですが安定して年収1,000万円台を維持できる可能性が高いです。
EY新日本有限責任監査法人のコンサルタントの役職別の平均年収
役職 | 平均年収 |
スタッフ | 400万~850万円 |
シニアスタッフ | 550万~900万円 |
マネージャー | 650万~1,100万円 |
シニアマネージャー | 900万~1,400万円 |
パートナー | 1,400万円~ |
上記はEY新日本有限責任監査法人のコンサルタントの役職別の平均年収です。
同じ役職の中でも平均年収には大きくばらつきがあるため、昇進した時の業績や評価によって年収が変わってきます。
上記の金額に残業代が支給されるため年収が大きく変わってきます。しかし残業代で年収を上げようと考え、長時間残業ばかりしていると時間内に仕事を終わらせるマネジメント力がないと判断され、降格してしまうこともあるので注意が必要です。
EY新日本有限責任監査法人の競合他社との平均年収比較
日系の大手監査法人であるEY新日本有限責任監査法人の競合として視野に入ってくるのが、4大会計事務所であるKPMG有限責任あずさ監査法人、有限責任監査法人トーマツ、PwCあらた有限責任監査法人の3社です。
競合他社との平均年収を比較した表が、以下のようになります。
社名 | 平均年収 |
KPMG有限責任あずさ監査法人 | 803万円 |
有限責任監査法人トーマツ | 799万円 |
EY新日本有限責任監査法人 | 791万円 |
PwCあらた有限責任監査法人 | 756万円 |
競合内で平均年収を比較してみると、EY新日本有限責任監査法人は3番目に位置しています。
給与制度の特徴かから、ボーナスは他の監査法人より少ないものの、基本給と残業の付けやすさがボーナスの少なさをカバーしています。
その為、残業時間が多い場合には非常に高い月収、年収になります。
しかし、実力主義というよりは、年功序列の部分が多いので、上記の給与を比較した表はあくまで参考値として捉えてください。
EY新日本有限責任監査法人の新卒者の初任給
職種 | 初任給 |
監査トレーニー | 月額238,000円 |
データ分析エンジニア | 月額300,000円 |
コンサルタント | 月額300,000円 |
EY新日本有限責任監査法人の新卒者の初任給を表にしました。
監査トレーニーは監査業務として勤務しながら公認会計士、USCPA試験の合格を目指す職種です。合格後は会計士として勤務できるため、年収が上がることが予想されます。
EY新日本有限責任監査法人の企業概要・提供サービス・今後の展望
EY新日本有限責任監査法人の企業概要は下記の通りです。
企業概要
2022年12月31日 現在
名称 | EY新日本有限責任監査法人 Ernst & Young ShinNihon LLC (英文名称) |
---|---|
理事長 | 片倉 正美 (2019年7月1日就任) |
設立 | 2000年4月1日 |
資本金 | 1,121百万円 |
本部・東京事務所 | 〒100-0006 東京都千代田区有楽町一丁目1番2号 東京ミッドタウン日比谷 日比谷三井タワー TEL:03-3503-1100(代表) |
人員構成 | 社員職員合計公認会計士541 名2,517 名3,058名公認会計士試験合格者等―941 名941 名その他10 名1,433 名1,443 名合計551 名4,891 名5,442 名 ※非常勤は除いています |
被監査会社数 | 金商法・会社法監査860 社金商法監査52 社会社法監査1,258 社学校法人監査70 社労働組合監査7 社その他法定監査772 社その他任意監査730 社合計3,758 社 |
事務所所在地 | 国内事務所 17カ所 ◎東京、札幌、仙台、福島、新潟、富山、金沢、松本、静岡、浜松、名古屋、大阪、広島、高松、福岡、那覇 (◎主たる事務所) 海外駐在 37カ所 ロンドン、アムステルダム、ブリュッセル、デュッセルドルフ、フランクフルト、ミュンヘン、チューリッヒ、ワルシャワ、イスタンブール、グルグラム、ニューヨーク、アトランタ、ナッシュビル、シカゴ、ヒューストン、ロサンゼルス、サンフランシスコ、シアトル、メキシコシティ、レオン、上海、北京、大連、広州、深圳、香港、台北、ソウル、バンコク、ホーチミン、ハノイ、クアラルンプール、シンガポール、ジャカルタ、シドニー、メルボルン、パース |
EY新日本有限責任監査法人の今後の展望
EY新日本有限責任監査法人では今後、デジタル技術の活用とグローバル対応力の強化の2軸で企業活動を活性化させる方向で動いています。
デジタル技術の活用では、新しいテクノロジーによる監査の変革やイノベーションに取り組むEYと連携を図りながら、いち早くデジタル技術を監査の現場に取り入れ、より深度のある高度な監査を実現するべく投資を促進していきます。
グローバル対応力の面では、企業活動のグローバル化に伴い組織構造が複雑化している状況において、海外子会社の管理やグローバルリスクマネジメントへの対応が迫られています。
これに伴い、より高い水準でグループ監査を実施することへの期待も高まる中、EYのグローバルネットワークを駆使し、さらに最新のデジタルツールを活用することにより、被監査会社からの期待に応えていきます。
EY新日本有限責任監査法人が転職者に求める人物像
EY新日本有限責任監査法人が求める人物像は下記の通りです。
最先端のデジタル技術を活用できる
デジタル技術の急速な進化は、被監査会社のビジネスの変化に対応していくための受け身の対応としてではなく、監査法人のビジネスモデルを大きく変革させる好機と捉えられなければなりません。
新しいテクノロジーによる監査の変革やイノベーションに取り組むEYと連携を図りながら、いち早くデジタル技術を監査の現場に取り入れ、より深度のある高度な監査を実現するべくデジタル技術を活用できる人材が求められています。
グローバル対応力がある
企業活動のグローバル化に伴い組織構造が複雑化している状況において、海外子会社の管理やグローバルリスクマネジメントへの対応が迫られています。
これに伴い、同社がより高い水準でグループ監査を実施することへの期待も高まっています。
このような状況の中、EYのグローバルネットワークを駆使し、被監査会社の期待に応えられる人材を求めています。
卓越した知見を持っている
デジタル技術ではカバーできない、人だからこそ提供できるプロフェッショナルとしての「卓越した知見」を重要視し、このような知見のある人材を登用することで、他の監査法人では提供できないレベルのサービスを提供する地盤を整えることが可能になります。
EY新日本有限責任監査法人のボーナス・残業代などの待遇の評判・口コミ
下記では、EY新日本有限責任監査法人におけるボーナス・残業代に関する評判・口コミについて紹介します。
ボーナスは他ファームより少ないものの、基本給の高さと残業代の付けやすさがこれをカバーしています。
年度での昇給は数千円程度だが、スタッフからシニアに上がると大幅な増額があります。
どのファームも同じだと思いますが、終了試験に落ちるとシニアには上がれないため、年収に大きな差が出ます。
評価制度としては、徹底された能力による評価で、各職階で1年はやく昇格することができます。
一方でそれ以外での昇格は厳しく、年功序列な考えは若干あります。
大規模クライアントにアサインされ、成果を出しているものは周りより1年早く昇格していきます。
シニアくらいまでは一般企業よりも高い水準の給与・ボーナスとなっているが、マネージャーで頭打ちがきます。
一般事業会社で上り詰めていく人に途中で抜かれるような給与設計です。
ただ、残業はすればするほど残業代がでるので、給与を増やす為に残業を多くする人が一定数います。
EY新日本有限責任監査法人の福利厚生は育児・介護が手厚い
EY新日本有限責任監査法人において設置されている福利厚生制度は下記の通りです。
特に育児、介護を行う社員に対する制度が手厚く、ここでは、「育児、介護に関連する福利厚生」と「その他の福利厚生」で紹介します。
下記は、EY新日本有限責任監査法人における福利厚生に関する評判・口コミについて紹介します。
福利厚生はほとんどなく、健康保険組合で付与されるポイント(提携サイトでの買い物で利用)がありますが、付与ポイントは年々減少傾向にあります。
会社全体として、退職金制度や福利厚生などは充実しているとは言えないが、一般的な監査業界の水準と同程度であると思います。
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会社名 | 転職難易度 | 人気度 |
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デロイトトーマツコンサルティング | ★★★★ | ★★★★ |
アクセンチュア | ★★★ | ★★★★★ |
日本M&Aセンター | ★★★★ | ★★★ |
アドバンテッジパートナーズ | ★★★★★ | ★★★★★ |
リクルート | ★★ | ★★★★★ |
楽天 | ★★★ | ★★★★ |
Amazon Japan | ★★★★ | ★★★★★ |
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