あずさ監査法人は激務？離職率や評判を紹介

あずさ監査法人のリアルな評判を社風・待遇・働きがい・女性の働きやすさ・退職検討理由に分けて紹介。あずさ監査法人はBIG4の1つKPMGグループの監査法人です。激務でやばいと噂されているあずさ監査法人の評判をしますので、転職を考えている方はぜひご覧ください

あずさ監査法人の事業内容は？

あずさ監査法人は、日本企業の常に課題であるグローバル・ガバナンスの構築、企業統治におけるもっとも重要な普遍的カルチャーの醸成など、グローバルのネットワークを駆使し、海外企業のガバナンスにできる限り資する体制の構築を強化しています。

あずさ監査法人の残業時間は？

あずさ監査法人は激務と言われていますが、残業時間は35.6時間と少なめで、有給休暇も年次が低いうちはとりやすい傾向にあります。

あずさ監査法人の社風は？

あずさ監査法人は、様々なバックグラウンドを持つ上司に囲まれることも魅力の一つで、多様な経験をベースに経営にあたっており、多様性のある組織を実現しています。

あずさ監査法人の会社評判まとめ

あずさ監査法人は激務と言われていますが、実際はそこまで激務ではないです。
残業時間は35.6時間と少なめで、有給休暇も年次が低いうちはとりやすい傾向にあります。ですが年次が上がっていくと業務量も増加するため、業務によっては希望した日に有給休暇を取得しにくいこともあるかもしれません。

しかし働き方改革の影響もあり繁忙期以外の残業は月45時間以内まで、PCにも制限がかけられるため閑散期では自分で業務を調整し有給休暇の取得や定時上がりも可能なこともあるようです。

監査、会計の領域における質の高いサービスを提供する、あずさ監査法人では業績の振れ幅も大きくなく、将来性も高いということから、やりがいのある仕事というイメージを抱く方も多いです。
その中で、企業の内部監査を綿密に行うという仕事柄、どうしても業務は激務となりがちです。
その一方、裁量のある仕事で、能力さえあれば、年功序列の色はありますが、若くても活躍の場が広いというメリットがあります。

退職検討理由

あずさ監査法人の退職理由は主に5つあります。

「他の業務にチャレンジしたくなった」「他のスキルを身につけたい」という前向きな退職理由も多いですが、「評価基準が不明確」「激務で疲弊した」といった会社への不満から退職を検討される方も多くいます。

あずさ監査法人でパートナーまで昇進できる社員はほんの一握りといわれています。一生懸命業務に取り組み実績を出していてもある程度のランクまで昇進すると、それ以降、昇進できるかどうかは上司にかかっています。上司からの評価が良くても上司が事業部で影響力のある発言ができるかどうかで昇進できるかどうかが決定されるのです。
そのため一生懸命頑張ってもある程度までしか昇進できず、やりがいがなく退職される社員が一定数います。

また実際の退職検討理由の口コミは下記の通りです。

あずさ監査法人のリアルな評判・口コミ

Open Workからあずさ監査法人の評判・口コミを

4つの観点に分けて紹介します。
リアルな評判・口コミはあなたがあずさ監査法人への転職後、どのような雰囲気で仕事をしていくのか？イメージしやすいのでぜひ参考としてください。

社風については「上司次第で変わる」評判・口コミあり

あずさ監査法人では年功序列の色合いが強く、一緒に仕事をする上司と合わせて残業しなければならない雰囲気があります。
配属先の上司にもよりますがコミュニケーションが取りやすい上司が多い一方で、経営陣やパートナーの考えが閉鎖的で風通しの良さをあまり感じられないようです。

新卒者のすべてではありませんが、試験で高評価を得て入社をしても常識がないと感じるような新卒者も勤務しています。

待遇は「年功序列の色合いが強い」評判・口コミあり

あずさ監査法人では年功序列の色合いが濃いため、年次とともに給与が上がっていく制度です。
しかしマネージャーまで昇格すると労働時間の割に給与が少ないと感じる社員もいるため、給与が見合わないこともあります。
 

働きがいや成長は「裏方業務が向いていると働きがいを感じられる」評判・口コミあり

あずさ監査法人では裏方の色合いが濃い監査業務をこつこつこなしていける人には働きがいが感じやすい環境です。

あずさ監査法人で真面目に業務をこなしていけば次の転職先を探す際にも、監査法人だけではなく他の業務への転職も可能となり幅が広がります。
 

女性の働きやすさは「産休や育休が取りやすい」評判・口コミあり

男性社員の目線ですが産休・育休から復帰する女性社員は多いようです。
男女問わず、長期的に働きやすい環境ですが、スキルによっては40歳前後から法人内での居場所がなくなっていくようです。

あずさ監査法人の離職率は？

あずさ監査法人の離職率は明記されていませんが、監査法人の離職率は一般的に非常に高く、5年以内で50％、7年以内で68％と言われています。
特に終了考査や昇進のタイミングで離職率が高いです。激務で離職率も高いと言われてる業界ですが、あずさ監査法人の魅力は主に4つあります。

監査法人での勤務経験は社会的地位が高く、専門性が高い業務に携われるため自信にもつながります。あずさ監査法人では上司にもよると思いますが、ロールモデルとなり「この先輩のように業務をこなせるようになりたい」と思うような先輩と出会うことも可能です。

あずさ監査法人の中途採用情報

あずさ監査法人の現在の中途採用の詳細情報は、下記の通りです。
 

事業部	・会計監査業務 ・あずさデリバリーセンター管理者 ・Digital Innovation部 ・IT監査部 ・金融業界向けデジタルイノベーション・コンサルタント ・金融機関向けコンサルタント ・監査補助者 ・アドバイザリー統轄事業部
勤務地	・東京 ・大阪 ・名古屋 ・横浜 ・高崎 ・新潟・長岡 ・北陸 ・富山 ・福井 ・広島 ・福岡 ・札幌
勤務時間	9:15～17:15
休日・休暇	・土・日 ・祝祭日 ・創立記念日 ・年末年始 ・年次有給休暇（初年度10日） ・リフレッシュ休暇（年5日） ・慶弔休暇 ・ボランティア活動休暇 ・裁判員休暇
諸手当	・通勤交通費 ・時間外勤務手当
待遇	・社会保険完備（健康保険、介護保険、厚生年金保険、雇用保険、労災保険） ・退職金制度 ・カフェテリアプラン制度 ・財形貯蓄制度 ・公認会計士企業年金基金

あずさ監査法人では事務所ごとに様々な職種を募集しています。監査業務だけではなく、エンジニア、データ分析、コンサルタントなどの職種もあります。勤務地などによって募集職種は異なるため、自分の働きたい場所・ポジションを確認して応募しましょう。

また募集条件は、ポジションによって異なります。下記に会計監査業務の応募条件を紹介します。

あずさ監査法人は外資系企業のようにもともと高いスペック、実力を兼ね備えていることよりも、採用後に課題を克服し成長性が高い人材を採用する方針で、採用活動を行っています。上記の求める人物像に合致する部分があれば、資格を持っていなくても成長性の高いビジネスを展開するあずさ監査法人に採用される可能性は十分に高いといえます。転職の際は、正しい情報を集めて応募しましょう。

あずさ監査法人の企業情報

あずさ監査法人の企業概要は下記の通りです。

企業概要

名称	有限責任 あずさ監査法人
資本金	3,000,000,000円
人員数	公認会計士／3,000名（うち代表社員30名・社員494名） 会計士試験合格者等／1,030名 監査補助職員／1,540名（特定社員36名、うち代表社員2名） その他職員／725名 合計／6,295名
拠点	国内25箇所 ・本部　東京都新宿区津久戸町1番2号 ・拠点事務所 ：東京、大阪、名古屋 ・地域事務所 ：札幌、仙台、北陸、北関東、横浜、京都、神戸、広島、福岡 ・オフィス　 ：盛岡、富山、高崎、新潟、静岡、下関、岡山、松山、岐阜、三重、浜松、福井、長岡
クライアント	・ 監査証明業務　3,697社 （金商法会社法786、金商法37、会社法1,410、学校法人48、労組17、その他の法定監査581、 その他の任意監査818） ・その他の業務　　1,511社

あずさ監査法人の社長は高波 博之氏です。
中央大学商学部卒業後に、アーサーヤング公認会計士事務所（現あずさ監査法人）入所しました。
その後、New York office赴任、KPMGコンサルティング株式会社代表取締役社長（兼務）就任などを経て、現在社長を務めています。

あずさ監査法人の提供しているサービス

あずさ監査法人は、その名前の通り監査を事業内容としてクライアントにサービスを提供していますが、それらは監査だけにとどまりません。
下記はあずさ監査法人が、提供しているサービス群になります。

 上記の他にも、新しい監査プラットフォームである「KPMG Clara」を立ち上げ、監査のデジタルトランスフォーメーション（DX）も推進しているため、今後は更に成長性の高いサービスを提供すると予想されます。

あずさ監査法人のサービス事例

あずさ監査法人では上記で紹介したサービス内容に加えて、セミナーも開催しています。
あずさ監査法人では、金融機関のクライアントを対象として、毎年財務会計上の最新課題をご説明するセミナーを開催しており、2021年で、第5回目を迎えます。
今回は、「金融機関における財務報告および金融監督規制上の最新課題」と題するセミナーを開催します。
本セミナーでは、国内会計基準の改正点のポイント、IFRS金融商品プロジェクトの動向、バーゼルⅢ、金融庁検査結果事例を踏まえた評定目線について、あずさ監査法人のプロフェッショナルがその専門知識や経験に基づいて最新の動向と議論を提供します。
監査法人としてのサービス提供にとどまらず、業界ごとの課題を克服するための最新の知見を集積、提供する姿勢が伺えます。

あずさ監査法人の将来性

高波 博之社長は、コロナ後でも継続して、成長性の高いサービスを展開するために以下の3つについて今後の経営方針として重点的に取り組んでいます。

リスクへのプロアクティブな対応ができる体制

このコロナ禍だけでなく、米中対立の長期化、そして地政学リスクなど、その変化のインターバルは急激に短くなってきており、日本企業をとりまくリスクは多様化し、常に先取りしてそのリスクを管理することが求められます。
そのために、今まで以上に監査関与先の経営者等との対話を通じて会社が対峙する課題を正しく理解し、当該課題について業の知見等を持って的確に対応できるように、業種・産業の専門情報を集約する体制を強化します。

テクノロジーの進化への不断の対応

このコロナ禍において、企業の内部管理としても、同社の会計監査においても今まで以上にデータの分析を駆使し、効果的な管理、そして監査が期待されています。
同社はKPMGグループ各社と一体となって、あらゆる方面での変革に対応していきます。
特に、監査のデジタルトランスフォーメーション（DX）を推進するため、新しい監査プラットフォームである「KPMG Clara」を活用し、リモート環境下においても社会・企業に対して新たなInsights（付加価値のある洞察や知見）を提供していきます。

グローバル対応力のさらなる強化

コロナ禍でも日本企業のグローバル化がやむことはありません。
同時に日本企業の常に課題であるグローバル・ガバナンスの構築、企業統治におけるもっとも重要な普遍的カルチャーの醸成など、まだまだグローバルで対応すべきことが山積みです。
同社はKPMGというグローバルのネットワークを駆使しつつ、このコロナ下での海外企業のガバナンスにできる限り資する体制の構築を一段と強化していきます。

育成制度

あずさ監査法人では、「真のプロフェッショナルを育成する」という人材育成基本理念のもと、OJT、Off-JT（研修等）、Opportunity（機会）という「3つのO」を軸とした組織的な育成システムを整備し、最重要事項として人材育成に取り組んでいます。
各プロフェッショナルにキャリアマネジャー（CM）とよばれる担当者をつけ、短期・中期の目標設定、自己申告によるアサイン希望の提出、面談等により、年間を通じて継続的なコーチングやフィードバックを受けることで、最良の能力開発やキャリア開発・ローテーションの機会を得ることができます。
アサイン希望や面談記録等の情報は「人材育成データベース」により一元管理し、HR担当者と適時に共有することにより、適切なOJT、Off-JT、Opportunityが提供できているかをモニタリングしています。

組織風土

人材育成について進める中で、様々なバックグラウンドを持つ上司に囲まれることも魅力の一つです
あずさ監査法人は、様々な監査法人との統合を繰り返してきており、異なる経験・知識・組織文化を持った人たちが融合してきた歴史を持っています。
現在の経営陣（9名）自体も、複数の出身母体から構成されており、多様な経験をベースに経営にあたっています。
経営陣自体が多様性を体現しつつ、出身母体の異なる人たちが融合して、力を発揮できる環境を整備するために、定期的・継続的な組織再編を10数年にわたって取り組み、多様性のある組織を実現しています。

あずさ監査法人への転職は手厚いサポートのある転職エージェントへご相談を！

あずさ監査法人への中途採用のために、平均年収、労働環境、社長の思い、成長性のある事業内容、評判・口コミについて、紹介してきましたがいかがだったでしょうか。

あずさ監査法人は、4大国際会計事務所のひとつであるKPMGのメンバーファームとして、146の国と地域に拡がるネットワークを通じて、グローバルな視点からクライアントを支援しています。
金融、情報・通信・メディア、パブリックセクター、消費財・小売業、製造、自動車、エネルギー、ライフサイエンスなど、成長性の高い業界特有のニーズに対応した専門性の高いサービスを提供する体制が整っています。
また、中途採用の人材にも、成長性の高いサービス内容に順応する為、個人の課題を克服し、プロフェッショナルに活躍できる人材育成制度も充実しています。
尚、ポストコロナ後の監査のデジタル化とグローバル化への対応の強化もはかり、その成長性は今後も継続して高いことが見込まれる為、同社でキャリアを積むことは有益な選択肢であるといえます。
しかし、同社に入社するための中途採用の選考は非常に高難易度です。

そんな高難易度の採用プロセスであるあずさ監査法人へ転職したいのなら、転職エージェントの利用をおすすめします。
なぜなら、あずさ監査法人のような成長性の高い大手企業の場合は、大手の転職エージェントに求人依頼をして採用をおこなっているケースが多い傾向にあるからです。
また、これまでに転職者を支援してきたノウハウで、応募書類の作成・添削から、難易度の高いケース課題の対策までおこなってくれます。
自分で直接応募するよりも、個人の課題を克服した内定獲得に向けた対策を万全にすることができ、採用される可能性を引き上げることができます。

より準備を万全にしたい方は、実際に成長性の高い各トップ企業に採用された方の非公開の選考体験記を載せたサイト、インテリゴリラを利用してみてはいかがでしょうか。