PwC税理士法人は、BIG4税理士法人のうちの1つで、M&A税務、税務コンサルティング、DXなどを通じて経営課題解決をサポートしている税理士法人です。PwC税理士法人の激務度や評判について解説していますので、転職を考えている方はぜひご覧ください。
PwC税理士法人は激務?実態を解説
大手税理士法人の財務コンサルティングは、基本的に激務と言われています。
その理由として、業務量の多さが挙げられます。財務コンサルティングの仕事内容は、税務申告書の作成、税務相談や税務代行など、M&A・組織再編、企業再生や事業承継海外税制についての調査・解説などに重きをおいた内容が特徴的です。
税務コンプライアンスは、「国際税務」もあり、アウトバウンド、インバウンドの国際税務なども行います。
大手税理士法人である、PwC税理士法人で働いた場合も同様の仕事量が求められると考えられます。
激務な環境である分、大手税理士法人で得ることができる経験や専門的な知識が得られるのも魅力です。
入社前と入社後のギャップ
入社理由:グローバルファームにおいて国際的に活躍できる人材になりたかったためです。
認識しておくべきこと:150カ国以上に拠点をもち20万人以上の従業員がいるので、自ら積極的に情報を集めないと他の部署が何の仕事をしているのかが本当にわからないです。
所属した部門の責任者次第で運営方法が全く異なるので(英語を全く使わない部門もある)、入社時のイメージと異なる結果になる可能性が十分あります。
従業員も入社・転職が激しいので、人材が大切にされていないという寂しさを感じるときもあります。
入社理由:監査法人で働いていたが、税金科目がトピックになることが多く、興味が湧いた。また税務は経験として積んでおきたかったので税理士法人への転職を考えた。
監査法人出身なので、会計士が多く働いている法人で働きたいと思う応募した。
認識しておくべきこと:会計士であることは、titleであまり有利に働かないです。実際、新卒でずっと働いている人の方が上のtitleにいます。まあ税務DDは未経験なので、妥当だと思いましたが…
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ハイキャリアへの転職をお考えでしょうか?
インテリゴリラが内定者に直接インタビューした情報によると、ハイキャリアへ転職活動をしようと考えている方や、既に始めている方の多くが持っている悩みは3点あります。
転職活動は新卒の就職活動よりも難易度が高いです。その理由は、年齢・現職の業界や業務内容・志望業界などが無数に存在し、「とりあえずココに行けばOK」のような正解がありません。
志望業界が未経験である場合、志望企業が未経験での採用を行っているかどうかも確認しなければなりません。
そして志望企業が決まっている方は、転職の選考対策方法に困っているのではないでしょうか。
中途採用の選考基準は細かく書かれていたり、日々更新されているわけではありません。どういった人を募集をしているのか、自分が内定を獲ることができそうかは転職に成功した人の実体験をヒアリングする必要があります。
実際にハイキャリアの選考では、対策必須ともいえるケース面接や企業独自のユニークな質問をされる頻度が高いです。
選考対策をして、転職をすると覚悟を決めた方は、最後はどのように内定を獲ることができるか知りたいでしょう。
内定者の面接内容を確認したり、内定実績がある人に協力してもらいながら、書類選考・面接を進めていきましょう。
上記の3つの悩みを解決してくれるのが、インテリゴリラの選考体験記です。
インテリゴリラの選考体験記は、内定者の学歴、社歴、職務経歴書、志望動機や転職軸、自己PR、選考対策方法、1次面接・2次面接・3次面接・最終面接での回答内容、内定理由、応募者へのアドバイスを全て余すところなく書いています。
PwC税理士法人への転職難易度
PwC税理士法人の転職難易度は高い傾向にあります。その要因は下記の3つです。
税理士業界大手のPwC税理士法人は、年収や待遇の良さなどの理由で倍率が高くなっています。それに対して、採用人数が少なく設定されていることでさらに転職が難しくなっている状況です。
PwC税理士法人の中途採用は、学歴だけでなく高いスキルが求められています。税理士科目を取得していることや実務経験があるかが採用において重視され、それ以外にも高い英語スキルを持った人が優遇されています。
PwC税理士法人の中途採用情報
ポジション | 税務コンサルタント税務コンサルタント/国際税務サービス関西コンサルタント税務DXコンサルタント |
就業時間 | 9:30~18:00 休憩時間:11:45-12:45 |
勤務地 | 東京大阪名古屋 |
休日・休暇 | 完全週休二日(土日)祝祭日年末年始夏期休暇有給休暇試験・試験準備休暇 |
諸手当 | 通勤手当残業手当退職金制度スポーツクラブ会員権昼食費補助 |
PwC税理士法人の応募資格は、中途採用の場合職種によって異なりますが、学歴は大卒以上が挙げられています。
下記に応募条件の例として税務コンサルタント職の経験・スキルを紹介します。
- 税理士(又は2科目以上合格者)資格または公認会計士(又は論文式試験合格者)資格
- 他税理士法人あるいは事業会社等での税務経験者(歓迎)
- 監査法人における監査経験者(歓迎)
- 新興国とのビジネスに興味(歓迎)
- 日系企業のM&A業務の経験(歓迎)
- クライアント対応力(コミュニケーション能力)がある(歓迎)
- 将来的に海外赴任を希望している(歓迎)
PwC税理士法人では幅広い職種の募集をしています。その募集職種の多くが、応募資格として資格を持っていることだけではなく、特に業務経験者を求めています。またポジションによっても、それぞれ求められるスキルが異なり、ビジネスレベルの語学が必須の職種もあるので、自分のスキルや経験にあった職種を選びましょう。
応募の際は、資格やスキルを活かせる職種で必要な資格・経歴をきちんと確認することが重要です。
選考フロー
PwC税理士法人の中途採用の選考フローは下記のとおりです。
- 書類選考
- 適性検査
- 面接(1〜2回)
PwC税理士法人の中途採用の選考期間は1週間~1ケ月で行われます。面接の回数は経歴によって異なり、税理士・公認会計士などの資格保有者は1回、それ以外は2回の傾向が多いようです。
PwC税理士法人の応募職種はさまざまなので、それぞれの職種の業務内容などを詳しく調べておく必要があります。育成制度などについても、採用ページにある職員からのメッセージなどから情報が得られるので、応募の際は事前に目を通しておくと良いでしょう。
PwC税理士法人の面接で質問されること
PwC税理士法人の面接では、「志望動機」や「税理士を目指した理由」などの一般的な質問以外に、「競合他社と比較してなぜ同法人志望したのか」や「過去の業務経験について」「今後叶えたいビジョン」に関する質問がされます。
そのため企業に関する知識や他社との違い、成功体験のエピソード明確なキャリアプランなど、PwC税理士法人出なければいけない理由を具体的に話せるよう準備しておきましょう。企業について詳しく調べておくことはもちろん、自己分析もしておくことで今後PwC税理士法人で何をしていきたいのかを考えておくことが重要です。
PwC税理士法人の面接試験の攻略方法
PwC税理士法人の面接に挑む際は、企業目標を理解し何を目指すか明確にしておくことが重要です。PwC税理士法人に入社後、どのように自分の能力を発揮していくのか説明できるよう準備しておく必要があります。
面接では特に、「なぜPwC税理士法人出なければいけないのか?」を軸に質問されます。PwC税理士法人で「何を成し遂げたいのか」、「自分がPwC税理士法人で活かせるスキルを持っているか」など社風への共感も見られます。他社研究をして、なぜ同法人を目指すかを答えられるよう企業風土やビジョンの違いを調べておきましょう。
PwC税理士法人の年収
PwC税理士法人の年収は、明確に提示されていませんが口コミなどによると、平均は約777万円です。
その後出世し、スタッフからシニアスタッフやマネージャーになると年収1,000万円以上になります。またパートナー職になると年収1,500万円以上となっています。
一般的な税理士法人の場合、平均年収が300万円で勤続10年以上でも600〜800万円ほどです。そのため大手税理士法人のPwC税理士法人は、税理士法人の中でも高い平均年収であるといえます。
PwC税理士法人の評判
PwC税理士法人の企業文化やワークライフバランス、働きがいに関する評判を紹介します。
PwC税理士法人への転職を考えている方は、ぜひ参考にしてください。
企業文化・組織体制
個人的に親切な人はいらっしゃるし、特に人事部の方々は驚異的に親切で優しい方々しかいらっしゃらなかったですが、部署では個人プレイが当たり前で、聞いても教えてくれない雰囲気の人が多いところと思ったら、別の部署の同期のところは、質問すると懇切丁寧に教えてくれるという事だったので、部署や人によるのだと思う。
多種多様なシステムを菌体管理や業務で使うし、システム自体が変わる事も多いので、いろいろなシステムを使いこなせるないと向かないと思う。
やはりプロフェッショナルファームなので、それぞれ専門性を磨きスキルアップするための自己研鑽の場所ではないでしょうか。一からすべて教えてもらえると思ったら大間違いです。仕事ができる仲間や上司に囲まれる環境なので、とても刺激がある一方で、上を目指して頑張らない、手を抜きたいと思う人間にとっては、在籍する意味がない場所であると思います。そのような人間だと判断されるとクライアント先での仕事からアサインを外されて、事務所で何もすることがなくただただ暇な時間を過ごす羽目になります。そうあったら、事務所ではかなり目立ち、いづらくなるので普通の感覚を持ち合わせていれば、自然に退職することになるのではないでしょうか。
ワークライフバランス
コンプライアンスを重視しているので、年休消化等も法令通りに取得できるし、休むことを奨励していて、上司もたまたま休暇を奨励するタイプだったので繁忙期以外であれば休暇取得に困難が一切なかった。フルフレックスで在宅ワークなので、お子さんのいる女性も多く働いていました。
一日7時間の勤務時間というのも他業界に比べて短いので、残業のない仕事であれば、ワークライフバランスはとりやすいように思う。健康管理やサポートにもかなりお金をかけていて、多様な福利厚生も整っているので、仕事が時間通りにできる人であれば、相当健康的に働くことが出来ると思う。
給与以外の現金ではない各種サポートもかなり充実している点も良かったです。テレワークの補助やテレワークの環境を整えるためのサポートも頂ける点も良かったと思います。
繁忙期はワークライフバランスなんて言葉はないと思った方がいいです。1〜3月は税務申告のピークで1人10社以上担当します。とにかく量が多く、寝る時間削ってやらないとまず終わりません。
税務申告以外のアドバイザー業務についても短納期で、クライアントの要求にことえられるようなレポートを作成しなければならず、マネージャーやパートナーのレビューも適宜入り、その対応にも連日追われる感じです。
ただpwcに限らずクライアントサービスの会社であれば、同じような状況かと思いました。
働きがい・成長
働きがい:クライアントのため、チームプロジェクトを推進し、事前打ち合わせから、資料作成、社内でのディスカッション、クライアント向けの会議を開催、確定申告までサポートした結果、毎回クライアントから感謝の気持ちが届いたときに、すごいここでの働き甲斐を感じました。
成長:社内にて研修や育成の制度がありますし、コーチング制度もございますので、成長しやす、キャリア相談しやすい環境であるかと思います。
キャリア開発に関し、毎年定期的にコーチに相談し、自分に合うキャリアを開発することができると思います。
働きがい:優良クライアントが悩んでいた難問に対して解決先を導き出せたときは非常にやりがいを感じます。
成長:研修は一応、ありますが、基本的にはOJTで自ら勉強し、自ら成長していくほかないのではないでしょうか。
PwC税理士法人の会社概要・特徴
PwC税理士法人の会社概要は下記の通りです。
会社名 | PwC税理士法人 |
代表者 | 高島 淳 |
所在地 | 東京 本部 東京都千代田区大手町1丁目2番1号 Otemachi One タワー |
従業員数 | 約660名 |
設立 | 1998年7月 |
PwC税理士法人の特徴
PwC税理士法人は、税理士業界のトップクラスに位置している、BIG4税理士法人のうちの1つで、主に海外展開をする企業を顧客としています。
具体的には、PwC税理士法人は企業税務や国際税務、インターナショナルタックス、M&A税務などの税務コンサルティング、デジタルトランスフォーメーション(DX)などを通じて経営課題解決をサポートしている税理士法人です。
PwC税理士法人では、税務コンサルティングの提供だけでなく税務セミナーの主催や税務関連の記事の寄稿など幅広い分野の業務を行なっています。
BIG4税理士法人の中でもPwC税理士法人は、中堅企業向けの総合税務サービスがあることで、他社に比べて顧客の幅が広く、またPwCアウトソーシングサービス合同会社、PwC社会保険労務士法人、プライスウォーターハウスクーパースWMS Pte. Ltd.と連携したサービスを展開しています。
ハイキャリア転職したい人必見!内定者の選考体験が見られるインテリゴリラとは?
『インテリゴリラ』は、コンサルティングファームへの転職を目指すハイキャリア志向の方向けに、完全非公開の選考情報をご提供している転職メディアです。
実際に内定を獲得した方々から独自インタビューを実施した内容ですので、完全に独自のコンテンツとなっています。
会社名 | 転職難易度 | 人気度 |
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ボストンコンサルティンググループ | ★★★★★ | ★★★★ |
デロイトトーマツコンサルティング | ★★★★ | ★★★★ |
アクセンチュア | ★★★ | ★★★★★ |
日本M&Aセンター | ★★★★ | ★★★ |
アドバンテッジパートナーズ | ★★★★★ | ★★★★★ |
リクルート | ★★ | ★★★★★ |
楽天 | ★★★ | ★★★★ |
Amazon Japan | ★★★★ | ★★★★★ |
インテリゴリラでは、上記のような各業界No.1の難関企業の選考体験記が掲載してあります。
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自分のスキルやキャリアに自信のある若手の方は、
志望難関企業の内定に近づくために是非登録しておきましょう。
PwC税理士法人への転職は面接試験の攻略がカギを握る
まとめると、PwC税理士法人は税理士法人の中でも大手4社に入る企業であるため、多くの実績、経験を積むことができる企業です。
転職の際には、税務関連業務、コンサルタントを行う上で必要な知識や経歴、コミュニケーションが高いことが有利になるといえます。
倍率の高い企業で、特に面接試験に力を入れていることから、企業情報について学び、企業で活かせるスキルなどの強みをアピールする必要があります。
PwC税理士法人への転職の際には、高度な知識、豊富な経歴をアピールできるようにしましょう。
そのために、まずは転職エージェントに登録することをおすすめします。転職エージェントの担当者は、高度な知識、豊富な経歴を活かした転職サポートをしてくれます。
高いスキルを求められる難関選考の場合、ハイキャリア向けの転職情報サイト「インテリゴリラ」の利用をおすすめします。