伊藤忠テクノソリューションズはブラック企業と評判？口コミから社風や退職理由を調査！

伊藤忠テクノソリューションズ離職率は比較的は低い方だと感じます。
離職率も毎年3%台をキープしている点や、平均勤続年数が約13年と言う点から見ても、転職が当たり前の今の時代では長く勤めている人が多い印象です。

基本的に研修制度が充実しており、社員を大切にする社風なので一度入った社員は、自身のスキルアップや成長を図れるため、労働環境に関しては満足している傾向です。
そのため、時間をかけて着実に成長できるため、長く勤めていくメリットは大いにあります。

ただ一方で良くも悪くも日系企業の社風が強いため、いくら成長して利益を上げても、ボーナスやベースサラリーが飛躍的に上がることが望めません。
そういった面では、年収アップを目指している人たちには不満を感じ退職してしまう人もいるのが現状です。
昇進に関しても同様で、年功序列の風土が色濃くあるため、力をつけて成果を出しても上が詰まっていたらスピーディーに昇進するのは難しいです。

このあたりに不満を覚え、自身のスキルが付き市場でも通用すると感じた時点で転職を検討し始める人も多くいます。

年収に関しては、業界的に見ると比較的高い方なので大きな不満はありません。
年数を重ね昇進をすることで、しっかりと昇給もするため30代後半あたりから徐々に年収の高さを実感できます。

ただ年功序列の節が強いため、いくら成果を出してもボーナスが跳ね上がることはありません。
そのため若手のうちは営業職でも個人の成績よりも、会社全体の利益ベースでボーナスの金額が決められます。
この点に関しては、売上を上げている営業マンからすると納得がいかない子も上がる一方で、売上が上がらない社員からは減給やクビがないので安心と賛否両論です。

ただ残業代がしっかりと支払われるため、残業代を考えて仕事をすれば年収を大きく上げることも可能です。
長く働いた分だけお金が入るので、残業が多くてもあまり苦に感じている社員が多い実態もあります。
ただ個人的には、残業代ではなくベースサラリーの基準を上げ、仕事の成果を正当にボーナスに反映するなど、根本的な見直しが必要に感じます。

同じ年収をもらうとしても、成果でもらえるのか残業代でもらえるのかでモチベーションにも直結するため、今後経営層には、給与テーブルの見直しを早急にやっていただきたいです。

最近では福利厚生も非常に整っている方だと思います。

人材教育に力を入れているだけあり、遠方から務める社員に向け独身寮を借り上げていたり、クラブ活動に力を入れるなど様々な配慮があります。
またテレワークや時差出勤の制度も積極的に取り入れており、ある程度自分の仕事をコントロールできる環境に整ってきています。
特にテレワーク制度が定着しつつあるため、家事や育児を行いつつ仕事にも向き合えるため、以前より働きやすいと感じることも増えました。

一方で休日に関してはあまり改善されておらず、案件が立て込めば休日出勤があったり、有給消化ができなかったりと基本的に多忙を極めます。
ただ若手社員に対しては、有給消化を積極的に行うように促しており、管理職未満の社員のワークライフバランスは比較的保てています。
どこの会社でもそうですが、管理職に上がればおのずと仕事量と責任が増えるため、休みが取りづらいのは仕方ないですが、もう少し上層部のワークライフバランスにも力を入れてほしいものです。

伊藤忠テクノソリューションズで勤務することで、自分自身が大きく成長できていると感じることは日々多くあります。

若いうちから積極的に声を上げれば、ビッグプロジェクトを任せてもらえたり、意見を吸い上げてくれたりと、会社自体が若手の人材教育に重点を置いています。
さらに、クライアントに大手企業が多いため、基本的に取引相手は日本を代表する企業が多いです。
中には億単位でのプロジェクトもあり、手を上げればチャンスが回ってきます。
このように、若いうちから多くの経験を積むことができる観点からも、伊藤忠テクノソリューションズでは他社の倍速で成長できている実感があります。

また営業職の場合は、個人で数字を追うよりもチーム単位で大型案件い取り組むことが多いため、様々なメンバーと協力し案件をこなすことで大きな達成感を得られます。
あまり数字にうるさくないこともあり、目先の利益を考えた提案ではなく、お客様の真のニーズに向き合った提案ができる点も、やりがいを感じる点の一つです。
ただ、一方で成果が給与に反映されにく部分もあるので、いくらやりがいを感じて働いていても、給与が変わらないことにはやや不満があります。
今後はやりがいと年収の両立を図れるように会社が変わってくれれば、より良い環境になると思っています。