DeNAの平均年収は822万円｜年収1,000万円も可能？ボーナスや残業代についても紹介

2024年8月20日

DeNAの平均年収は822万円で、業界内でもトップクラスの年収が貰えます。また、実力主義を採用しているため、努力次第では年収1,000万円以上の給与を貰うことが可能です。そんなDeNAの年収や社風、評価制度などさまざまな情報を記載しております。

DeNAが求める人物像は？: DeNAが求める人物像は「変革を起こしていける人」で受験者の素の姿を知りたいと考えています。
DeNAの年収は？: DeNAの平均年収は822万円で、年齢や勤続年数に左右される年功序列ではなく、個人の業績によって左右される実力主義の傾向が強いです。
DeNAの特徴は？: DeNAは、ゲームやSNS、オークションといった分野のリーディングカンパニーで、全体的に働きやすい雰囲気です。

DeNA平均年収は822万円

DeNAの平均年収推移
DeNAの過去5年間の従業員数・売上高の推移
情報通信業の平均年収は611万円

転職ゴリラが有価証券報告書を調査した結果、DeNAの平均年収は2021年3月31日現在で822万円です。

国税庁が2021年11月に発表した民間給与実態統計調査によると、日本国内の平均年収433万円です。
よって、DeNAの平均年収は比較的高い水準であると言えるのではないでしょうか。

そこで、DeNAの年収についてさらに詳しく確認していきましょう。

DeNAの平均年収推移

DeNAが有価証券報告書で発表した過去5年間の平均年収は、以下の通りです。

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年度	平均年収
2016年	777万円
2017年	777万円
2018年	757万円
2019年	768万円
2020年	791万円
2021	822万円

以上のように、DeNAの平均年収は700万円台後半で安定していると言えるでしょう。

また、DeNAの「平均年齢」「平均勤続年数」の推移も確認していきましょう。

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年度	平均勤続年数	平均年齢
2016年	3年5ヶ月	32.9歳
2017年	3年6ヶ月	33.6歳
2018年	3年5ヶ月	34.6歳
2019年	3年8ヶ月	34.9歳
2020年	3年11ヶ月	35.4歳
2021年	5年0ヶ月	36.1歳

平均勤続年数と平均年齢の両方が上昇しているので、DeNAの退職者は少ないことが予想できるのではないでしょうか。

また、平均年齢と平均勤続年数を見ると、2016年と2017年より2019年の方が数値が高くなっています。
それにもかかわらず、平均年収は2016年と2017年より2019年の方が低い結果になっています。

そのため、DeNAの年収形態は、年齢や勤続年数に左右される年功序列ではなく、個人の業績によって左右される実力主義の傾向が強いと言えるのではないでしょうか。

DeNAの過去5年間の従業員数・売上高の推移

次に、DeNAの過去5年間の従業員数と売上高の推移をご紹介いたします。

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年度	売上高	従業員数
2017	1,438億600万円	1,049人
2018	1,393億9,000万円	1,341人
2019	1,241億1,600万円	1,557人
2020	1,213億8,700万円	1,622人
2021	1,369億7,100万円	1,251人

売上高は過去5年間で下がっていますが、従業員数が増えているので、DeNAの業績は安定していると言えるでしょう。

ですが、実際に2020年は、ゲーム事業関連が想定していた収益よりも低い結果になっています。
しかし2021年はゲーム事業関連が前年度よりも増収になり盛り返しました。

また、スポーツ関連事業の業績に関しては、新型コロナウイルス感染拡大により、減益となりました。

そのため、ゲーム事業関連の収益基盤を強化とコロナウイルス感染拡大の対応が、これからのDeNAにとって重要なポイントになるでしょう。

情報通信業の平均年収は611万円

国税庁が2021年9月に発表した民間給与実態統計調査によると、情報通信業の平均年収は611万円です。

そのため、2021年時点で平均年収が811万のDeNAは、業界内でも比較的高い水準の給与がもらえる企業と言えるのではないでしょうか。

DeNAの年収は、業界水準で見ても非常に高いです。また、実力主義ですので、頑張った分しっかりと評価をしてもらえます。査定は、半年に1回、年2回です。
また、DeNAの特徴として、社内に問題あればどんどん変えていこうという風潮が挙げれらます。そのため、評価制度も毎年のようにどんどん変えられ、だんだんと精度が高い評価制度になってきています。

DeNAは、年収の水準が業界内でも比較的高いですが、実力主義の風潮が強いそうです。
そのため、高い年収を得るためには、成果を残す必要があります。
また、評価制度も少しずつ改善されているそうですので、成果を残せない場合は年収が上がりづらくなるでしょう。

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DeNAの特徴

DeNAの事業内容
DeNAの社風

DeNAは、ゲームやSNS、オークションといった分野のリーディングカンパニーと言える企業です。
Mobage（モバゲー）などは、さまざまなゲームが楽しめるプラットフォームとして多くの人に利用されています。
社風に関しては、全体的に働きやすい雰囲気だそうです。

DeNAの事業内容

DeNAは、主力のゲーム事業に加え、Eコマースやエンタメ、スポーツ、ヘルスケア、オートモーティブなどさまざまな事業を展開している大手企業です。

特にゲームやSNS、オークションなどに強いのが特徴で、その規模は業界でもトップクラスになります。

その中でも有名なサービスが1000種類以上のゲーム、小説、占いなどが楽しめるプラットフォーム「Mobage（モバゲー）」です。

また、近年インターネット技術を利用するのが一般的になっている中で、DeNAは、次のステップとしてディープラーニングを中心としたAI技術に注目し、事業拡大を試みています。

DeNAの社風

DeNAの社風として挙げられるのは以下の3つです。

お互いを尊重しあう
社員同士の関係は良い
統一感がある

DeNAには年功序列の風潮がなく、若手でも出世できる環境です。
そのため、社員同士間でライバル意識がありながらも、お互いを高め合うような良い関係を築いています。
また、個人の能力が重要視されることから、任される仕事はそれぞれ異なります。
そのため、自分ができないことを他の人がやって、他の人ができないことを自分がやるといった環境であり、お互いにリスペクトしながら仕事に取り組むことが可能です。

DeNAの年代職業別平均年収

年代別平均年収
職業別平均年収

DeNAの年収は年齢や職種によって大きく変化します。
年齢が高くなるほど年収が高くなる傾向がありますが、実力主義の風潮が強いため、実績を残さなければ年収は上がりません。
また、ゲーム関連の職種や責任のあるポジションに就くと、年収が高くなります。

年代別平均年収

年代	平均年収
20代	600万円
30代	750万円
40代	900万円
50代	920万円

表を参考にすると、DeNAでは年齢が上がるほど、年収が高くなる傾向があります。
ただし、実力が評価されるDeNAでは、年収が高くなる要素に年齢が含まれません。
年を重ねるごとに実力をつけた社員が増えることによって、年齢が高くなるにつれて年収も高くなっているのです。

職業別平均年収

転職ゴリラがさまざまな口コミサイトを調査した結果、DeNAの職業別平均年収は以下の通りになりました。

職種	平均年収
エンジニア・SE職	760万円
企画職	804万円
ビジネス職	804万円
営業職	620万円
マーケティング職	626万円
プランナー職	620万円
ゲーム関連職	780万円

DeNAの主力事業は、モバイルゲーム開発・配信ですので、ゲーム関連職の平均年収が最も高い結果になっています。

ただし、口コミを参考にすると、実力主義であるDeNAはどの職種であっても平均よりも多い年収の人もいます。

しかしそのためには実績を上げて、高い評価される人材になることが必要です。

DeNAでは年収1,000万円も可能か？

DeNAは実力主義を採用しており、年収の幅は青天井であると言えます。
そのため、DeNAで年収1,000万円以上の給与を貰うことは可能です。
実際、過去には優秀な人材を年収3,500万円を出しても良いといった発言がメディアに取り上げられ話題になりました。
特に年収が高いポジションは、プロデューサーやマネージャーといったポジションで、そのようなポジションの人たちは年収1,000万円以上である場合がほとんどです。
また、年収1,000万円を超えていなくても、成果を残し評価をしてもらえれば、1回の昇給で年収が100万以上上がることもあります。

DeNAの評価制度

アソシエイト
マネジメント層

DeNAの評価制度はアソシエイトかマネジメント層であるかによって異なります。
アソシエイトは「STAR」という評価制度の下、評価されます。
一方で、マネジメント層は面談や周りからのレビューを下に評価されます。

アソシエイト

DeNAがアソシエイトで重要視しているのは、ビジネスマンとして基本的なことがしっかりとできているかです。

ビジネスマンとしての基本的なことができていれば、評価をしてくれます。

また、その評価基準として、DeNAは「STAR」を取り入れています。

アソシエイト評価制度「STAR」とは

報告・連絡・相談をきっちりと行う「Say」
目的を意識して仕事に取り組む「Target」
すぐに行動してアウトプットしようとする「Action」
相手の立場に立って考える「Roleplay」

マネジメント層

DeNAがマネジメント層で重要視しているのは人格です。

人格を重要視する理由として、DeNAのマネジメント層は組織の構造や社員のモチベーションが維持できる要因の理解を求められていることが挙げられます。

また、マネジメント層の評価方法は、以下の2つです。

CHECK

マネジメント層の評価方法

期末の上司との面談
周囲からの相対的なレビュー

特に期末の上司との面談では、自分が人格的に優れていることを定義する必要があり、それをまたプレゼンします。

また、組織状態診断サービス「モチベーションクラウド」を使い、部下に対してもアンケートが実施されます。

そのため、プレゼンという表面的な部分ではなく、しっかりとマネジメント層として本質的な部分を評価されるのがマネジメント層の評価制度です。

DeNAの求める人物像

DeNAが求める人物像は「変革を起こしていける人」です。

DeNAの採用ページには「受験者の素の姿を知りたい」ということが書かれています。

そのため与えられた仕事をこなすだけではなく、社会への新しい取り組みを提案し変革を起こせる人物かどうか？が大切です。

場の雰囲気や権威の影響を受けずに、自分の独立した思考を持ち発信していく力が必要になります。

またアソシエイトでSTARが求められているように、DeNAでは仕事に対する取り組む姿勢が重要であるといえます。

そのため、DeNAで評価されるためには、成長できるよう常に挑戦し、失敗しても立ち上がれるような姿勢を見せていくと良いのではないでしょうか。

DeNAの待遇

DeNAのその他の待遇

ボーナス
残業代

DeNAのボーナスはグレードによって貰える金額が異なりますが、そこまで高い金額は支払われません。
また、ボーナスは個人の成績よりも会社の業績に左右されるそうです。
残業代に関しては、みなし残業代制度が導入されています。

ボーナス

転職ゴリラがさまざまな口コミサイトを調査した結果、DeNAのボーナスは月収よりも少し少ない程度です。

基本的に6月、12月に支給されます。

ただし、DeNAのボーナスはグレードによってもらえる金額が異なるので、グレードが上がればボーナスも上がるという仕組みです。

そのため、高いグレードであれば、しっかりとしたボーナスももらえると言えるでしょう。

DeNAは、年俸制ですので、月の収入の割合が高く、ボーナスの割合が少ないです。そのため成果を出した場合、ボーナスが高くなるのではなく、毎月の基本給が上がります。

ボーナスは、現状少ないですが、しっかりと毎月高い給与をもらっているので、特に不満はありません。
また、ボーナスは個人の成績よりも企業の業績に左右されやすいため、個人的にはあまり期待をせずにプラスアルファ程度で考えています。

残業代

DeNAは、裁量労働制ですので、給与の中に45時間分相当のみなし残業代が含まれています。

また、45時間以上の残業をした場合、別途残業代として支給されます。

DeNAと競合他社との平均年収を比較

次に、DeNAと競合他社の平均年収には、どのくらいの差があるのかご紹介いたします。

企業名	平均年収
DeNA	791万円（2021年3月31日現在）
Yahoo!	1,105万円（2021年3月31日現在）
グリー	759万円（2021年6月30日現在）

競合他社で比べると、Yahoo!の平均年収が1番高いという結果になりました。
ただし、2019年からYahoo!は持株会社へと社内体制を変更しています。
そのため、Yahoo!のグループ全体で年収1,000万円以上を貰っている人材は一部です。
以上のことを考慮すると、DeNAは業界内でもトップクラスの年収を貰うことができる企業だと言えます。

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