クックパッドの平均年収は771万円で、日本国内の平均年収436万円を大きく上回っています。多数の大規模メディアを運営しており、コロナ禍であっても業績は安定していました。競合他社が増えてきている現在、今後の戦略が重要です。
- クックパッドの評価制度は?
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クックパッドは年2回の評価制度を設けており、業績だけに依らない専門スキルの評価を実現させています。
- クックパッドの平均年収は?
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クックパッドの平均年収は約771万円と、職種や役職によってバラつきがありますが、同業他社と比較しても高い年収の水準です。
- クックパッドの労働環境は?
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クックパッドは、Flexible working制度を設けることで、各社員が生産性が高いと思う勤務形態を日ごとに選択でき、より効率的に働ける環境を整えています。
クックパッド平均年収は771.5万円
クックパッドの有価証券報告書によると平均年収は771.5万円です。
上記の平均年収は、全ての職種をひとまとめにしたものなので、職種や役職によっては、平均年収のバラつきがあります。
また、査定によりボーナスも変動します。
ただ、平均年収を見ても分かる通り、会社全体としては、高い年収の水準かと思います。
成長性のある事業を展開し、それが給与にも反映されています。
ちなみに、新型コロナウイルスの影響で、クックパッドに関しては追い風になった部分もあるので、こんなご時世でも、クックパッドの平均年収はさらに高くなる可能性もあります。
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クックパッドの年代別・職種別の平均年収
年代別の平均年収
20代 | 30代 | 40代 | 50代 |
490万円 | 530万円 | 680万円 | 740万円 |
全体的に高い年収体ですが、人によっては上記平均年収よりも大幅に高い年収の人も多くいるので、年齢関係なく、成果を出せば高年収帯を目指せる企業かと思います。
クックパッドは成長性のある事業を展開し、年齢関係なく、成果を出せば年収レンジも高くなっていきます。
20代でも成果を出せば、平均年収よりも高い水準になるので、報酬面でもやりがいのある企業かと思います。
職種別の平均年収
クックパッドの総合職・技術職・一般職の年収
職種 | 平均年収 |
総合職 | 965万円 |
技術職 | 661万円 |
一般職 | 675万円 |
クックパッドの平均年収は職種によって大きく変わってきます。
総合職の平均年収が他の職種と比べると高いのは、管理職や主要ポストに就けるためです。
管理職や主要ポストに出世できれば、年収1,000万円を超えることができます。
クックパッドの役職・学歴別の年収
クックパッドの役職別の年収
役職 | 平均年収 |
主任 | 707万円 |
係長 | 798万円 |
課長 | 1,054万円 |
部長 | 1,165万円 |
クックパッドでは課長クラスで年収1,000万円に到達します。
部長クラスになると、年収は1,165万円程度と同業界と比較して非常に高い水準であることがわかります。
クックパッドの学歴別の年収
学歴 | 平均年収(50〜54歳) |
大卒 | 957万円 |
短大卒 | 818万円 |
高卒 | 696万円 |
クックパッドは学歴によっても年収に差がでてきます。
ただし、実力主義の風潮が強いクックパッドでは、学歴のみで評価されません。
高い年収を貰いたいのであれば、学歴に関係なく、しっかりと成果を出す必要があります。
クックパッドの年収に関しての評判は悪い?
クックパッドの年収は、業界や規模の大きさを考えると標準的な水準です。
エンジニアの待遇は比較的よく、700万円台ぐらいは到達できます。
ただし、年収900万円以上貰うためには、かなり努力する必要があります。
中途採用で入社した場合、前職の給与を参考に年収が決まります。
基本、前職の給与をスライドするため、高い年収で入社した人はその後年収が上がりづらい傾向があります。
クックパッドは、インターネットを利用した事業を展開しているため、エンジニアにはしっかりとした待遇を支払っているそうです。
その他の職種に関しては、出世しなければエンジニアよりも150〜200万円程度低い給与水準になるといった口コミも見られました。
また、クックパッドは決まった給与テーブルがなく、中途採用で入社した場合は前職ベースで年収が決まるそうです。
クックパッドの事業内容
クックパッドの事業内容は、以下の通りです。
- 料理レシピ投稿・検索サービス「クックパッド」
- クックパッドマート
- CookpadTV
- その他関連事業
クックパッドは「毎日の料理を楽しみにする事業」という企業理念のもとに以上4つの事業を展開しています。
2021年には、料理レシピ投稿・検索サービス「クックパッド」の有料ユーザー数が年間183万2,000人に達するなど、クックパッドのサービス規模は業界最大級です。
また、アプリからこだわり食材を購入できる「クックパッドマート」、料理動画配信サービス「CookpadTV」など、「クックパッド」を軸にさまざまな事業を立ち上げています。
現在では、海外展開も積極的に行っており、今後も事業が拡大していくことが期待できます。
クックパッドの従業員数の推移
2017 | 2018 | 2019 | 2020 | 2021 | |
従業員数 | 280人 | 357人 | 368人 | 415人 | 376人 |
平均年齢 | 32.5歳 | 32.9歳 | 33.6歳 | 34.1歳 | 34.6歳 |
平均勤続年数 | 2.8年 | 2.1年 | 2.5年 | 2.8年 | 3.3年 |
クックパッドの従業員数は年々伸びていましたが、2021年に少し減少しています。
2020年から2021年にかけて、平均年齢が上がっていることや平均勤続年数が増えていることなどから考えると、新しく入った社員が離職したことが考えられます。
従業員数が減っているものの、クックパッドは事業拡大に伴った人材確保が必要だと考えており中途採用には積極的です。
中途採用では高度な技術スキルが求められるため、転職を考えている場合は豊富な経験や専門的なスキルが必要になります。
クックパッドの業績の推移
2021年度のクックパッドは上場以来初の営業赤字となっています。
営業赤字になった原因としては、主力の有料ユーザーによる収益が前年と比べて5.2%減少したことと、広告収益が26.2%減少したことが挙げられます。
2020年には、クックパッドの競合であるdely株式会社が日本国内料理動画レシピアプリのダウンロード数が国内トップになったと発表しました。
このように競合他社が猛威を振るう中で、クックパッドはレシピサービスだけでなく、料理に関するさまざまなサービスを展開していくことが重要な課題となっています。
クックパッドの対処すべき課題
有価証券報告書によると、クックパッドの対処すべき点は、以下の通りです。
- 「クックパッド」を世界中で使われるサービスにすること
- 「便利」なサービスから「楽しみになる」サービスにすること
- レシピサービスにとどまらず、料理を取り巻くバリューチェーンの中で、つくり手を増やすためのサービスを展開すること
上記の課題は、クックパッドの「毎日の料理を楽しみにする」というミッションを達成するために掲げられています。
また、現在のクックパッドは、海外において徐々に利用者を増加させています。今後さまざまなサービスを展開していく中で、より多くの人からの認知が現在のクックパッドにおける重要な課題です。
クックパッドの評価制度
クックパッドの評価は年2回です。
エンジニアの評価にはエンジニアの方、デザイナーの評価にはデザイナーが担当することで、業績だけに依らない専門スキルの評価を実現させています。
また、同じ職種の評価を貰うことで、高度な専門性をつけるための成長機会ともなっています。
クックパッドの福利厚生
クックパッドの福利厚生は種類も豊富で、従業員から好評です。
福利厚生を整える事で従業員の生産性が上がり、会社にとってプラスになるという考えのもとで日々新しい福利厚生が導入されています。
福利厚生の内容としては、スキルアップをサポートするものから住宅手当や保育支援などの日々の暮らしをサポートしてくれる福利厚生まで幅広く取り揃えています。
クックパッドの働き方は?
クックパッドでは、Flexible working制度が導入されています。
クックパッドのFlexible working制度とは、週2日の本社オフィス勤務以外、在宅勤務や他拠点での勤務など、各社員が生産性が高いと思う勤務形態を日ごとに選択できる制度です。
場所や時間にとらわれず自由な働き方ができるものの、しっかりとチーム全員がオフィスにいる時間を作ることで、より効率的に働ける環境となっています。
クックパッドの中途採用のテスト問題は?
クックパッドの中途採用テスト問題として、クックパッドの子会社であるクックパッドマートのエンジニア採用試験が参考になります。
テスト問題では、データ構造を用いたアルゴリズムの実装やAPIの使い方などの問題が出題されます。
クックパッドはシンプルで論理的な強いエンジニアを必要としており、上記のような問題を回答するにあたり重要なポイントは以下の3つです。
- 流通コスト最適化のための仕組み作り
- 流通総額向上のたのめのサービス開発
- バックエンドをスケールさせる仕組み作り
テスト問題では、エンジニアとしてのスキルが必須になるので、しっかりとした対策が必要です。
ハイキャリア企業への転職で内定率を上げる方法をお探しの方はインテリゴリラへ
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ハイキャリアへの転職をお考えでしょうか?
インテリゴリラが内定者に直接インタビューした情報によると、ハイキャリアへ転職活動をしようと考えている方や、既に始めている方の多くが持っている悩みは3点あります。
転職活動は新卒の就職活動よりも難易度が高いです。その理由は、年齢・現職の業界や業務内容・志望業界などが無数に存在し、「とりあえずココに行けばOK」のような正解がありません。
志望業界が未経験である場合、志望企業が未経験での採用を行っているかどうかも確認しなければなりません。
そして志望企業が決まっている方は、転職の選考対策方法に困っているのではないでしょうか。
中途採用の選考基準は細かく書かれていたり、日々更新されているわけではありません。どういった人を募集をしているのか、自分が内定を獲ることができそうかは転職に成功した人の実体験をヒアリングする必要があります。
実際にハイキャリアの選考では、対策必須ともいえるケース面接や企業独自のユニークな質問をされる頻度が高いです。
選考対策をして、転職をすると覚悟を決めた方は、最後はどのように内定を獲ることができるか知りたいでしょう。
内定者の面接内容を確認したり、内定実績がある人に協力してもらいながら、書類選考・面接を進めていきましょう。
上記の3つの悩みを解決してくれるのが、インテリゴリラの選考体験記です。
インテリゴリラの選考体験記は、内定者の学歴、社歴、職務経歴書、志望動機や転職軸、自己PR、選考対策方法、1次面接・2次面接・3次面接・最終面接での回答内容、内定理由、応募者へのアドバイスを全て余すところなく書いています。
クックパッドの年収をチェックしよう
クックパッドの年収は、業界内において標準的な水準です。
ただし、管理職や主要ポストに出世できれば、年収1,000万円を達成することが可能です。
また、クックパッドのサービスにおいて最も重要なエンジニアに関しては、他の職種よりも年収が高い傾向があります。