東京商工リサーチでは内勤は緩くまったりですが、外勤は激務です。総合職正社員での給与は500万円から600万円程度が見込めます。他にも東京商工リサーチへの転職を考えている方に役立つ情報をご紹介いたします。是非参考にしてください。
東京商工リサーチは業界第2位の信用調査会社
東京商工リサーチは東京都千代田区に本社を置く、信用調査会社です。
信用調査会社とは、個人及び法人の金銭面での信用度を調査する会社のことで、別の言い方で与信調査会社とも言います。ビジネスの企業間取引において、相手側に支払える能力があるかどうかは重要なことですが、これを第三者の立場から調査し判断します。
東京商工リサーチの創業は業界最古の1892年で、1933年に法人化しました。1974年に現在の社名に変更しています。日本全国に8つの支社と74つもの支店を持っています。業界内での立ち位置ですが、帝国データバンクに次いで、第2位となっています。世界最大手の信用調査会社ダンアンドブラッドストリート(D&B)と提携していて、国内および海外与信情報を一挙に手にしています。
東京商工リサーチの営業職などでは実力主義の世界と言われおり、やりがいを大いに感じている人も多いです。実力主義に関しては向き不向きがあるため、合う人には合う風土です。一方で長年の歴史を持つ会社であるため、年功序列の風土も残っています。というのも、創業してから二つも世紀をまたいでいます。歴史ある大企業の中でもかなり長い歴史を抱えており、良くも悪くも大手日系企業らしい一面があるということです。
注目すべき点として、管理スタッフ部門において女性が多くなっています。産休や育休から復帰してからも長く続ける女性も多数います。最近の女性の社会進出をしっかりと取り入れられていて、女性に優しい会社と言えます。
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インテリゴリラが内定者に直接インタビューした情報によると、ハイキャリアへ転職活動をしようと考えている方や、既に始めている方の多くが持っている悩みは3点あります。
転職活動は新卒の就職活動よりも難易度が高いです。その理由は、年齢・現職の業界や業務内容・志望業界などが無数に存在し、「とりあえずココに行けばOK」のような正解がありません。
志望業界が未経験である場合、志望企業が未経験での採用を行っているかどうかも確認しなければなりません。
そして志望企業が決まっている方は、転職の選考対策方法に困っているのではないでしょうか。
中途採用の選考基準は細かく書かれていたり、日々更新されているわけではありません。どういった人を募集をしているのか、自分が内定を獲ることができそうかは転職に成功した人の実体験をヒアリングする必要があります。
実際にハイキャリアの選考では、対策必須ともいえるケース面接や企業独自のユニークな質問をされる頻度が高いです。
選考対策をして、転職をすると覚悟を決めた方は、最後はどのように内定を獲ることができるか知りたいでしょう。
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東京商工リサーチの会社概要
東京商工リサーチの会社概要をご紹介いたします。同業他社と比較して、違いを探ってみたりして、企業研究に繋げると良いです。
会社名 | 株式会社東京商工リサーチ |
設立 | 1933(昭和8)年8月 |
資本金 | 6,700万円 |
所在地 | 【本社】 〒100-6810 東京都千代田区大手町1-3-1 JAビル 【本社アネックス】 〒103-0005 東京都中央区日本橋久松町6-9 |
代表取締役社長 | 川原光雄 |
従業員数 | 1.952人 (20212年3月末現在) |
事業所 | 全81か所 (本社2、支社8、支店71) |
東京商工リサーチの事業内容
東京商工リサーチの事業内容を見ていきましょう。
東京商工リサーチは大きく分けて4つの事業を抱えています。
調査事業について詳しくご説明いたします。調査事業では主に企業信用調査や海外企業調査、市場調査や各種経済調査を行っています。国内企業情報レポートでは、相手企業の状況を様々な側面から評価してまとめています。200項目を超える圧倒的な情報量に加えて、馴染みがない人でも難なく読めるように見やすいレイアウトを用いており、国内企業の信用調査に用いることが出来ます。海外企業の調査レポートではダンレポート、コンプリヘンシブレポート、専門性の高い各種レポートなどがあり、全世界の企業を網羅した詳細なレポートを作成しています。海外と取引を考えるような方は最適です。
情報事業では企業情報取材・配信や倒産情報取材・配信、M&A情報取材・配信を行っています。またセミナーを開催したり講演もしています。
データベース事業では、インターネットを介した企業関連情報提供サービスや電子データや紙媒体による企業関連情報提供サービスを行っています。
出版事業では雑誌や書籍、ビデオやCD-ROMを行っています。具体的には、最新の与信情報を確認することが出来る「TSR情報誌」の発行や、国内経済の動向を把握できる「倒産月報・企業倒産白書」、地域と人と企業のトライアングルを結ぶ地域の優良企業紹介誌である「エラベル」の発行も行っています。与信管理や倒産、債権回収、会社の見分け方を題材にしたものもあります。
見方を変えてみると、お客様の目的がグローバル展開なのか、企業の与信管理なのか、営業・マーケティング戦略の支援なのか、調達管理のサポートなのかなどにより提供できるソリューションが変わってきます。営業・マーケティング戦略支援では、ターゲット企業の抽出、顧客データの整理、顧客企業の分析といった流れで営業・マーケティングの戦略を支援します。お客様の企業の状態や要望に対して、適切な段階へ誘導し、最終的に目標を達成することが出来ます。
東京商工リサーチの企業理念と経営ビジョン
東京商工リサーチの企業理念と経営ビジョンを見ていきましょう。企業によって理念は全く異なり、その理念の浸透具合によりその企業の雰囲気は変わってきます。しっかり確認しましょう。
東京商工リサーチの企業理念は「信用、信頼、信念」です。これは古くから社是として掲げられていましたが、改めて従業員が日常の行動にまで反映しています。
具体的に、「信用」は技能、人格、見識を磨き、実際に調べた企業情報でお客様に信頼される会社となることを意味します。「信頼」は心のこもったソリューションで社会の発展・向上に寄与し、お客様の信頼を得る会社となることを意味します。「信念」は社会に貢献すべく強い勇気と信念を持って業務に精進しあくなき挑戦をし続ける会社となることを意味します。
東京商工リサーチの経営ビジョンは、「正確かつタイムリーな企業情報の提供により商取引を円滑にし、成長を支えるお客様のナンバーワンパートナーを目指します。」です。
少し長いですが、まずは正確な調査でお客様が必要な時に必要な情報を提供するということ、次に商取引を円滑にし企業の経済活動をあらゆる面から支えること、最後にお客様にとってナンバーワンパートナーを目指すということです。
東京商工リサーチは怪しい調査をしている?
東京商工リサーチは怪しい調査をしているのでしょうか。結論からお答えすると、全く怪しくありません。
具体的にご説明いたします。
大前提として、調査取材と調査票というものがあります。調査取材の場合、東京商工リサーチに調査依頼をしている企業があるということです。調査票というのは、東京商工リサーチなどの信用調査会社がデータベース拡充の目的で送ってきています。答えたくなければ無視しても問題ありません。
まれに東京商工リサーチから電話がかかってくる方が居るそうですが、答える気がなかったり怪しいと思うなら拒否をしても問題ありません。
東京商工リサーチは激務?
東京商工リサーチは激務なのでしょうか。働き方事情を見ていきましょう。
大前提ですが、大企業ほど色々な部署があり、部署ごとに雰囲気が違います。なので一人の人が言っているからといって、全社がそういう雰囲気えだというわけではありません。また、物事をどう感じるかは主観的な要素が強いです。あまり鵜呑みしないようにしましょう。
まず内勤ですが、こちらはゆっくりまったり働けます。出産後も育休や産休を取りながら働くことも可能です。女性には優しい環境ですね。
一方で、対照的ですが外勤は激務です。どちらかというと男性の職場であり、過重労働といわれていることもあります。
東京商工リサーチの中途採用情報
東京商工リサーチの中途採用情報を見ていきましょう。同業他社と比較することで東京商工リサーチの特徴が良く分かるので、是非調べてみてください。
東京商工リサーチでは現在、総合職正社員、職務・地域限定正社員、パートナー社員、業務委託契約、障がい者採用の募集があります。
総合職正社員では、全国各地にて調査営業の募集があります。別で東京にて人事部、グローバル企業情報サービスの国内普及支援営業、法人営業の募集があります。
職務・地域限定正社員では調査(レポーター)、調査営業(エリアスタッフ)の募集があります。パートナー社員では一般事務、企業データ電話取材の募集があります。障がい者採用ではWEBよりのデータ収集(財務情報)および(企業情報)があります。
東京商工リサーチの年収
東京商工リサーチの年収を見ていきましょう。具体例として東京での法人営業のモデルを参考にします。
年収モデルとしては500~630万程度となっています。これは当該職種の前年度実績賞与に加えて、月30~32時間の時間外手当を含んだ当初1年間モデル年収です。別で交通費が上限50,000で毎月支給されます。
調査営業職は基本給が低い代わりに賞与で努力が反映される実力主義ですが、管理スタッフ部門などでは年功序列です。競合他社と比較したところ、同じくらいでした。
ハイキャリア転職したい人必見!内定者の選考体験が見られるインテリゴリラとは?
『インテリゴリラ』は、コンサルティングファームへの転職を目指すハイキャリア志向の方向けに、完全非公開の選考情報をご提供している転職メディアです。
実際に内定を獲得した方々から独自インタビューを実施した内容ですので、完全に独自のコンテンツとなっています。
会社名 | 転職難易度 | 人気度 |
---|---|---|
ボストンコンサルティンググループ | ★★★★★ | ★★★★ |
デロイトトーマツコンサルティング | ★★★★ | ★★★★ |
アクセンチュア | ★★★ | ★★★★★ |
日本M&Aセンター | ★★★★ | ★★★ |
アドバンテッジパートナーズ | ★★★★★ | ★★★★★ |
リクルート | ★★ | ★★★★★ |
楽天 | ★★★ | ★★★★ |
Amazon Japan | ★★★★ | ★★★★★ |
インテリゴリラでは、上記のような各業界No.1の難関企業の選考体験記が掲載してあります。
また一般的な選考体験記と大きく異なり、インテリゴリラの選考体験記からは下記の情報が得られます。
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書類審査なし/1次面接免除/社長面接確約/土日面接などのご案内ができる可能性があります。
自分のスキルやキャリアに自信のある若手の方は、
志望難関企業の内定に近づくために是非登録しておきましょう。
東京商工リサーチへの転職は総合職正社員での採用がおすすめ
まとめると、東京商工リサーチへの転職は総合職正社員での採用がおすすめです。
というのも、総合職正社員でなければ年収で500~600万程度もらえないためです。内勤は緩くまったりという風潮がある一方で、外勤は激務になります。しかし外勤は調査営業などは実力主義の風潮があるため、向いている人にはピッタリな環境です。自分がどちらに、またどの職種に向いているか考えてみてください。
難易度が高い企業への転職は情報をきちんと収集することが大切です。持っている情報量の差で結果が大きく決まると言っても過言ではありません。
インテリゴリラでは転職に対する手厚いサポートを行っています。
難関企業をはじめとして、様々な企業の選考体験記なども掲載しています。ぜひ一度インテリゴリラを活用してみてはいかがでしょうか。あなたの転職活動にきっと役立つでしょう。