現役の転職コンサルタントがソフトバンクグループの企業情報、平均年収、選考フローなど、転職情報について解説します。
ソフトバンクグループの情報を収集したい方、ソフトバンクグループへの転職を検討されている方は、是非ご一読ください。
- ソフトバンクグループの平均年収は?
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ソフトバンクグループの平均年収は1,389万円と、業界平均よりも762万円高い高水準の企業です。
- ソフトバンクグループの特徴は?
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ソフトバンクグループはドコモ、KDDIと並ぶモバイル販売の大手で、日本市場のシェアは26%と高いシェア率、売上高を牽引しています。
- ソフトバンクグループの労働環境は?
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ソフトバンクグループはキャリアや年齢に関わらず、役割やその成果によって評価を決めるミッショングレード制度を導入し、年間休日は約126日と業界平均よりやや多めの水準です。
ソフトバンクグループの特徴
- 連結子会社1,475社及び関連会社455社で構成される東証1部上場の大手企業
- 携帯電話契約数4000万台、日本市場シェア26%を占める
- 時価総額はトヨタ自動車に次いで日系企業第2位(2021年1月現在)
- 事業の中核はモバイル事業を含むソフトバンク事業、売上全体の55%を占める
- 流通事業やヤフー事業、ファンド事業など、展開する事業は多岐にわたる
- 平均年収は1,389万円と高水準
- 社内の雰囲気は部署によって大きく異なる
ソフトバンクグループはドコモ、KDDIと並ぶモバイル販売の大手としてよく知られています。ソフトバンクグループのモバイルは日本市場のシェアは26%と高いシェア率を誇り、売上高を強く牽引しています。
一方で、流通事業やヤフー事業など、展開する事業は多岐にわたり、新規サービス、新規事業の展開も進めています。
社内の雰囲気は部署によってかなり異なるようです。日本テレコムをはじめ、多くの企業を買収してきたという経緯もあり、それぞれの企業の文化の異なりが部署の雰囲気の異なりに繋がっている一面もあるようです。
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ソフトバンクグループの企業情報
ソフトバンクグループはモバイル販売大手として有名で、約6.2兆円の売上を誇る日本を代表する企業です。2019年度の売上高で比較すると、日系企業では21位の売上高を誇っています。
ただ、ソフトバンクグループは「モバイル事業を展開している」というイメージが強く、他の事業では何をしているのか、展開しているサービスやブランドを知りたいという方も少なくありません。
そこで、ここからはそのソフトバンクグループの企業概要や事業セグメントを詳しく見ていきます。
ソフトバンクグループに転職するために必要な基本情報を解説するので、是非ご一読ください。
ソフトバンクグループの企業概要
ソフトバンクグループは1981年に孫正義氏により設立され、モバイル販売の大手として知られています。その他、流通事業やヤフー事業、ファンド事業など、展開する事業は多岐にわたります。
「情報革命で人々を幸せに」という経営理念を掲げ、世界の人々が最も必要とするテクノロジーやサービスを提供する企業グループとなることを目指しています。
今後は、AIの活用による市場開拓、新産業の創出という大きなチャンスを確実に捉えるため、「群戦略」という独自の組織戦略に取り組むとしています。並びに、ソフトバンク・ビジョン・ファンドを中心に、投資活動も進めていく方針を定めています。
ソフトバンクグループの事業セグメント
- ソフトバンク・ビジョン・ファンド等SBIの運営するファンド事業
- ソフトバンク事業
- アーム事業
- ブライスター事業
ソフトバンクグループの事業セグメントは上記の4つです。
「ソフトバンク・ビジョン・ファンド等SBIの運営するファンド事業」では、ソフトバンク・ビジョン・ファンドによる投資事業を展開しています。
「ソフトバンク事業」では、日本国内での移動通信サービス提供、携帯端末の販売、ブロードバンドなど固定通信サービスの提供、インターネット広告やイーコマースサービスの提供を行なっています。
「アーム事業」では、マイクロプロセッサーのIPおよび関連テクノロジーのデザイン、ソフトウェアツールの販売、ソフトウェアサービスの提供を、「ブライトスター事業」では海外での携帯端末の流通事業を展開しています。
ソフトバンクグループの主なサービス・ブランド
ソフトバンクグループは上述したセグメントにおいて、幅広いサービスを展開しています。
携帯電話の会社というイメージが強いと言われますが、いまや異なる領域へ次々と以下のサービス・ブランドを展開しています。
モバイルサービス
ソフトバンクグループの中核はモバイルサービスです。
モバイルサービスでは、主力ブランドの「SoftBank」、格安SIMなどを提供する低価格ブランドの「Y!mobile」、「LINEモバイル」を国内で提供しています。
これら3ブランドにおけるスマートフォンの累計契約数は2,400万件以上となっています。また、光回線サービスの「SoftBank 光」の契約数は639万件になっています。
モバイルサービスの顧客基盤は順調に拡大しており、これらブランドを軸として増収増益を達成しているようです。
ヤフー事業
ヤフー事業では、「Yahoo!JAPAN」の運営をはじめ、「Yahoo!ショッピング」、「Yahoo!ニュース」、「Yahoo!トラベル」などのブランドを展開しています。
並びに、「Yahoo!BB」などの会員向けサービス、「Yahoo!ウォレット」などの決済サービスも提供しています。
ソフトバンクグループの強みは中核のモバイル事業だけでなく、ヤフー事業をはじめとするインターネットサービスも収益の柱になっている点でしょう。
ヤフーのブランド力は「SoftBank」に劣ることなく、今後も収益の柱となると考えられています。
ファンドサービス
ソフトバンク・ビジョン・ファンドが中心となり、IoTやAIなどのテクノロジー分野において、上場企業、ベンチャー企業に関わらず、大規模な投資を行なっています。
投資先の業種は、ECや物流、フィンテック、ヘルスケア、不動産、ITなど非常に多彩です。
これら業種においてAIやIoTの導入・活用に力を入れている企業に積極的に投資しているわけです。
近年の子会社化・経営統合
ソフトバンクグループは業容拡大を目指し、積極的に成長企業の子会社化、経営統合を進めています。
2019年度においては、ソフトバンクグループの完全子会社であるZホールディングスがZOZOを子会社化、LINEとの経営統合を行いました。
イーコマース事業の強化を目指し、衣料品通販サイトを運営するZOZOを子会社化しています。
また、LINEとは日本・アジアかあ世界をリードする「AIテックカンパニー」になることを目指して、経営統合を行なったとのことです。
モバイルサービスのみではない、多様な事業・サービスを展開する背景としてはこうした積極的な子会社化や経営統合があるようです。
ソフトバンクグループの待遇や労働環境は?
日本を代表するモバイル通信企業のソフトバンクグループは、平均年収が高く、中途採用において人気の企業です。
ここではソフトバンクグループの待遇、平均年収、労働環境などについて解説します。転職において重要な情報を解説しますので、是非参考にしてください。
ソフトバンクグループの待遇
ソフトバンクグループの評価制度はキャリアや年齢に関わらず、役割やその成果によって評価を決めるミッショングレード制度です。
そのため、年功序列とは異なり、成果をきちんとあげれば公平に評価を得られるようです。
年間休日は126日程度で、業界平均よりやや多めの水準担っています。
ソフトバンクグループの平均年収
ソフトバンクグループの有価証券報告書によると、ソフトバンクグループの平均年収は1,389万円です。
情報通信業界の平均年収は627万円で、業界平均よりも762万円高いことがわかります。
また、競合他社のNTTグループが905万円、KDDIが936万円であることと比較しても、400万円以上高く、ソフトバンクグループの平均年収は高水準であると言えます。
ソフトバンクグループの福利厚生
ソフトバンクグループの福利厚生は上記の通りです。各種休暇制度をはじめ、そのラインナップは充実しています。
また、ソフトバンクホークス野球観戦があることはソフトバンクグループならではで、本社食堂のソフトバンクホークスの激励会やパブリックビューイングなどの開催もあります。
ソフトバンクグループの労働環境は?
オフィスの環境としては、基本的にはフリーアドレスでどこでも仕事ができます。
社内の雰囲気は部署によってかなり異なるようです。ただ、全体としては新しいことにチャレンジすることを応援する風土があり、シェアNo.1に向けての意識が高いとのことです。
また、女性社員も多いことから、産休・育休をしっかり取れることはもちろん、育児をしながら仕事ができるよう、在宅ワークの導入も進んでいます。
女性で活躍している方は非常に多く、女性にとっても働きやすい環境のようです。
ソフトバンクグループの残業時間
ソフトバンクグループの平均残業は部署により多少異なりますが、30〜40時間程度で、業界内では平均的な残業時間です。
フレックスタイム制が採用されていること、在宅ワークが推進されていることなどから、柔軟性高く働くことができ、自分の裁量で残業時間を削減するのは可能とのことです。
全社としては週1日定時退社を推奨する「定時退社DAY」が設けられているなど、残業時間削減への取り組みが活発に行われています。
ソフトバンクグループのワークライフバランス
上述したとおり、残業時間は自分の裁量で削減することが可能です。
休暇については、有給休暇の取得を推奨されるものの、部署によっては業務が追いつかず、取りづらいこともあるようです。休日にもお客様の対応をしなければならない、メールを確認しないといけないこともあります。
そのため、ワークライフバランスの取りやすいさは部署によって異なると言えます。もし、応募したい職種でワークライフバランスが取れるか知りたいという方は、以下でご紹介する転職エージェント、転職サイトを利用して情報収集するのがおすすめです。
ソフトバンクグループの評判・口コミは?
ソフトバンクグループは日本を代表する企業として、ブランドやサービスなど有名ですが、そこで実際に働いている方からはどのような評判があるのでしょうか?
上記では、ソフトバンクグループの労働環境をご紹介しましたが、ここからは実際に働いている方の評判・口コミについて解説していきます。
待遇について
年収は賞与次第だと思います。ボーナスが通年で月給の6ヶ月分支給され、年収に占めるボーナスの割合が高いからです。
評価制度については、ミッショングレード制が採用されており、実力に応じた評価体制になっています。その評価に応じて賞与額、昇給昇進が決定されます。
同じグレードのメンバーとの相対評価により決定されるため、比較的公平に評価されていると思います。
仕事のやりがい・成長について
チャレンジすることをよしする社風で、資格取得支援制度も充実しているため、成長したいという方には良い環境だと思います。
売上高日本トップクラス会社のため、誇りを持って働けます。ただ、市場やスマホ、ソフトバンクグループの事業そのものに興味がなければ、大手だと憧れて入社しても、働きがいはかなり得づらいでしょう。
社員の雰囲気について
社内の雰囲気は部署により大きく異なりますが、男女差別やパワハラなどのような話は聞かず、人間関係は比較的良好だと思います。
チャレンジをお互い応援するような雰囲気があり、切磋琢磨できる雰囲気だと感じています。足の引っ張り合いなどはないと思われます。
ソフトバンクグループの選考情報
上記ではソフトバンクグループの労働環境や評判・口コミについてご紹介しました。
では、実際に選考を受けるとなれば、どのようなフローなのか、また面接では何を質問されるのか解説してきます。
ソフトバンクグループの選考フローと面接内容
ソフトバンクグループの選考フローは、書類選考→面接(複数回)、適性検査→採用となっています。
面接では、志望動機や強み、弱み、これまでの経験など、オーソドックスな質問が多いようです。加えて、入社してからやりたいことは何か、KDDIとドコモとの違いは何か、ソフトバンクグループのバリューは何かなども聞かれます。
そのため、ソフトバンクグループの企業分析、将来ビジョンを考えるなど、ソフトバンクグループ独自の面接対策を行うのがいいでしょう。
面接対策をきちんと行うには、以下でご紹介する転職エージェントを利用するのがおすすめです。
ソフトバンクグループの求める人物像
- 変化を起こせる方
- 変化を楽しめる方
- 論理的思考力
- 各分野における高水準な専門性
- コミュニケーション能力
ソフトバンクグループの求める人材像は上記のとおりです。
ソフトバンクグループはファンド事業をはじめ、新規ビジネスを次々に展開しています。そのため、そうした企業姿勢に共鳴し、共に楽しめる方を求めているようです。
ソフトバンクグループの採用情報
ここまでソフトバンクの企業情報、平均年収や労働環境、選考フローについて見てきました。
ここからはソフトバンクが実際に採用している職種について、ご紹介します。
ソフトバンクグループの募集職種
- 政策渉外シニアポジション
- 事業計画
- グローバルファイナンス
- キャピタルマーケット部
- IR部ディクロージャーグループ。ジュニアポジション
- サステナビリティ推進グループ
- DX推進グループ
- グループ情報セキュリティ推進
- 連結決算
- 単体経理
- コンプライアンス業務
- コーポレート法務業務
- マネジメントクラス
- 広報部
ソフトバンクグループの募集職種は上記のとおりで、多岐にわたります。各職種において、高い水準の経験・スキルが求められます。
時期に応じて募集職種が変わったり、非公開求人を出すこともあるため、最新の情報を知りたい、非公開求人をみたいという方は、以下の転職エージェント、転職情報サイトを参照し、利用してみましょう。
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