転職エージェント出身者が、圧倒的高収入を誇るキーエンスの平均年収について徹底解説します。
最新の情報やこれまでの経験をもとに、ボーナスや年収、残業の実態などもお伝えします。
キーエンスの平均年収が気になる方は、是非ご覧ください。
- キーエンスの激務度は?
-
キーエンスは、21時半以降の残業は禁止とされていますが、8時出社から21時半まで働くとなると13時間労働になるので、ブラックと言われてますが年間休日が129日あり、働き方改革によって改善されています。
- キーエンスの平均年収は?
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キーエンスは、日本企業の中でもトップクラスの平均年収として有名でその額は、約1,751万円です。
- キーエンスの残業代は?
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キーエンスは、時間に応じて残業代を支給してくれますが、生産性を求められる企業なので、残業時間が長い社員は、実はあまり評価されません。そのため、最小限の労働時間で残業をせずに成果を出すというスタイルがキーエンスでは求められます。
キーエンス平均年収は1751万円
- キーエンスの平均年収推移
- キーエンスの過去5年間の従業員数・売上高の推移
- 製造業の平均年収は501万円
キーエンスの平均年収について紹介します。
過去5年の従業員数、売上高の推移から近年の採用傾向、平均年収の推移から近年の企業の動きについて読み取ります。また、同じ業界の他企業と比較した平均年収についても紹介します。
そこで、今回はアクセンチュアの第二新卒入社を成功させるために必要な情報をご紹介いたします。
キーエンスの平均年収推移
キーエンス平均年収は1,751万円です。
※有価証券報告書を参照
平均年収の推移は下記になります。
年度 | 平均年収 |
2021年3月 | 1,752万円 |
2020年3月 | 1,839万円 |
2019年3月 | 2,110万円 |
2018年3月 | 2,088万円 |
2017年3月 | 1,861万円 |
平均年収を見ても分かるように、かなり高い平均年収といえます。
日本企業の中でも、トップクラスの平均年収として有名なキーエンスですが、数字で見ると、かなりインパクトがあるかと思います。
キーエンスの過去5年間の従業員数・売上高の推移
キーエンスの過去5年間の従業員数・売上高の推移は下記なります。
※有価証券報告書を参照
年度 | 従業員数 | 売上 |
2021年3月 | 8419名 | 538,134(百万円) |
2020年3月 | 8419名 | 551,843(百万円) |
2019年3月 | 7641名 | 587,095(百万円) |
2018年3月 | 6602名 | 526,874(百万円) |
2017年3月 | 5673名 | 316,347(百万円) |
事業拡大に伴い、営業職やその他職種含め、必要な人員を増やしているのが分かります。
これだけの従業員数を抱えながら、日本トップクラスの平均年収を維持出来ているのは、高い収益性があるからと言えます。
製造業の平均年収は501万円
国税庁が行っている「令和2年分民間給与実態調査」によると
製造業の平均年収は501万円です。
キーエンス平均年収は1751万円なので、製造業の平均年収の3倍以上の数字です。
キーエンスの事業は、商品のクオリティはもちろん、それを無駄なく売り切る仕組みが確立されており、高い収益性を誇ります。
ビジネスの世界で一目置かれる存在で、製造業以外の企業も、キーエンスの事業の仕組みや制度を参考にしている企業が非常に多くあります。
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キーエンスの平均年収が高い理由
キーエンスは同業界と比較しても、平均年収が高い企業といえます。そこで、キーエンスの平均年収が高い理由を紹介します。
企業経営をしていく中で、どんなところでコストカットをはかっているのかを見ていきましょう。
ファブレス経営で固定費をカット
キーエンスの平均年収が高い理由の一つとして、固定費のコストカットが挙げられます。
キーエンスは製造を行うメーカーですが、工場を所有していません。管理コストなどの固定費をカットした工場を持たない「ファブレス経営」により、原価率を下げ純利益を増やしています。
退職金などの福利厚生を年収に還元
キーエンスの平均年収が高い理由の二つ目は、退職金など福利厚生を年収に当てていることが挙げられます。
キーエンスには退職金、住宅補助がありません。
すべての福利厚生を年収で現金化することで、平均年収が高くなっています。キーエンスは比較的退職まで勤めるといった人がいない企業であるため、退職金がない状態でも問題はないといえます。
キーエンスの年代別・職業別平均年収
- 年代別平均年収
- 職業別平均年収
キーエンスの平均年収を年代別・職業別に分けて紹介します。
どの年代、職業も平均年収が高い水準にありますが、特にどの年代・職種で年収が高いのかを確認し、転職の際の参考にすると良いでしょう。
年代別平均年収
キーエンスの年代別平均年収は下記になります。
年代が上がるごとに約400万円上がっていることから、毎年確実に年収が上がっていると考えられます。
またどの年代においても、同業他社よりも年収が比較的高い水準です。
※転職比較サイト参照
年代 | 平均年収 |
20代 | 1,025万円 |
30代 | 1,440万円 |
40代 | 1,830万円 |
50代 | 2,110万円 |
職業別平均年収
キーエンスの職業別平均年収は下記なります。
※転職比較サイト参照
職種 | 平均年収 |
営業職種 | 1,200万円 |
マーケティング職種 | 1,150万円 |
企画・管理部系の職種 | 1,110万円 |
エンジニア | 1,100万円 |
一般的には営業職の平均年収が突出しがちですが、キーエンスはそれ以外の職種でも、評価に応じて高い年収を得る事が出来るのが特徴です。
入社難易度も高く、入社後も高い水準の成果を求められますが、成果を出せばどんな職種でも平均年収よりも高い年収を得る事が出来ます。
キーエンスと競合他社との年収比較
競合他社の平均年収は下記のようになります。
どの企業も他の業種の平均年収よりも比較的高い水準です。ですが、キーエンスはどの競合他社よりも平均年収が高い水準です。
会社名 | 平均年収 |
ソニー | 約1,044万円 |
日立製作所 | 約890万円 |
三菱電機 | 約796万円 |
パナソニック | 約744万円 |
村田製作所 | 約731万円 |
富士通 | 約865万円 |
キーエンスの年収に関する評判・口コミ
- 良い口コミ
-
・新卒者も年収600万円程度支給される
・ボーナスが年4回。業績に応じて利益が還元される
- 悪い口コミ
-
・前月の業績によって給料が決まるため安定していない
・会社の業績が悪化するとボーナスが下がるため不安
キーエンスの年収に対する口コミを紹介します。
実際に働く社員が思う年収に関する評価を参考に、転職活動を進めましょう。
良い評判
新卒であっても、手取りで年に600万円程度もらえるのでどの上場企業よりも高い水準となっている。
サービス残業はなく、残業代も1分単位で出る。
基本給は20万円前後と高くないが、半年の評価によって同じクラスでも3割前後の差が開きます。ボーナスが年4回あり、会社の利益をきちんと還元してくれていると感じられる。
悪い評判
昇給はある程度までは年功序列で進むが、評価や成績が影響してくるので、頑張り続ける覚悟が必要となるが、賞与は個人の売上ではなく、企業の売上で決まるので、モチベーションを保つのが難しい。
前月の業績によって毎月給与が変動するので、安定していない。年4回ある賞与も業績に左右されるため、不景気になった時の心配がある。
キーエンスは激務なのか?
キーエンスは高収入であるため、激務だと言われています。
実際に、21時半以降の残業は禁止とされていますが、8時出社から21時半まで働くとなると13時間労働になるので、ブラックだと感じます。
ですが、年間休日が129日あることから、激務と感じていない社員もいます。特に近年は、働き方改革により業務時間に関して厳しくなっているので、激務と考えるかどうかは人次第であるといえます。
キーエンスの評価制度
キーエンスの評価制度ですが、
営業職の場合は、売り上げと日々の仕事のプロセスを見ての評価です。
営業職以外の職種でも、KPIなど、社内の重要指標のクリア度合いを見ながら査定がされます。
半期に1回、人事考課がされるので、その結果によって基本給やそれに伴いボーナスの金額も変動してきます。
キーエンスのその他の待遇
- ボーナス
- 残業代
- 福利厚生
キーエンスの福利厚生・待遇について紹介します。
ボーナスや残業代、福利厚生の水準がどの程度なのかを確認し、転職の際の参考にすると良いでしょう。
ボーナス
キーエンスのボーナスは、営業利益に応じて年に4回のボーナスと、毎月の実績に応じたボーナス(インセンティブ)があります。
他の企業と比較しても、ボーナスの回数は多いです。
もちろん、成果に連動するので、結果を出した人は多くのボーナスを得る事が出来ますが、結果が出ないと、ボーナスの金額も小さくなります。
※小さいと言っても、世間一般的に見ると恵まれた部類にはなります
一般的に営業職はボーナスの金額で年収が左右される企業も多いですが、キーエンスの場合は、営業職以外の職種も、ボーナスの割合が大きいので、スキルが高い人にとっては、非常にやりやすい環境かと思います。
残業代
キーエンスは、時間に応じて残業代を支給してくれます。
しかしキーエンスは非常に生産性を求められる企業なので、残業時間が長い社員は、実はあまり評価されません。
職種関係なく、業務時間中は一切の無駄を省くようなマネジメントがされています。
人によっては残業時間が長いため平均年収が高くなっているのではと思っていた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実際は最小限の労働時間で残業をせずに成果を出すというスタイルがキーエンスでは求められます。
福利厚生
キーエンスでは下記のような福利厚生が整っています。
基本的な福利厚生は整っており、そもそも平均年収も高いので、生活の水準は高く維持できます。
もちろん、福利厚生がキーエンスよりも多い企業も中にはありますが、中小企業の福利厚生と比較すると、かなり恵まれていると認識した方がいいかと思います。
- 各種社会保険
- 借り上げ社宅
- 社員持ち株
- 財形貯蓄
- 退職金制度(日本版401k)
- キーエンスグループ健康保険組合
- 自己申告制度
- 各種研修制度
キーエンスで働くデメリットはあるのか?
キーエンスのデメリットは、高報酬な分仕事へのハードルは厳しく負担がかかることです。
また限られた時間で成果を出さかなければならず、高いパフォーマンスが求められます。
成果主義であるため仕事に対するプレッシャーは大きい企業といえます。
キーエンスの中途採用情報
キーエンスの採用情報を紹介します。
募集している職種について抑えましょう。
ソフトウェア関連(開発) | ソフトエンジニアリーダー AIエンジニア 自社商品のソフトウェア開発 |
ソフトウェア関連(技術) | 社内SE(Microsoft365) 社内SE(AS400) 社内SE(ITインフラ運用領域) 社内SE(基幹システム領域) |
ハードウェア関連 | シミュレーション(構造系CAE) 構造/筐体/機構/光学設計 回路設計/システム設計 |
デザイン関連(開発) | プロダクトデザイン |
技術関連(事務) | 知的財産(特許エンジニア) 商品法規(規格認証エンジニア) |
ソフトウェア関連(生産) | 生産および協力工場間のシステムエンジニア |
生産関連(事務) | 資材購買(調達バイヤー) |
経理関連(事務) | 経理 |
Webシステム関連(開発) | フロントエンドエンジニア/Web開発エンジニア インフラエンジニア/SRE |
技術営業 | コンサルティングエンジニア |
営業関連 | コンサルティングセールス 技術営業 |
データ分析関連 | データサイエンティスト サポートエンジニア |
その他(事務) | ヘルプデスク(海外) |
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以上の内容をまとめると、キーエンスは競合他社と比較しても平均年収がかなり高い企業です。
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