日本航空の平均年収は839万円(2020.3期)です。安定的に推移しており、2019年は828万円、2018年は867万円、2017年は859万円でした。年収が高い理由や、職種や年齢別の年収、初任給、給与・評価制度等も解説しています。日本航空に就職・転職を考えている方はご覧ください。
- 日本航空の平均年収は?
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日本航空の平均年収は約678.4万円で、年功序列の給与形態となっています。
- 日本航空の給与制度は?
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日本航空の給与の特徴は基本給に加えて、職務給などの手当が上乗せされて高水準な給与額になります。
- 日本航空の事業内容は?
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日本航空は、航空運送事業が主軸の事業で、国内外の旅客や貨物の運送を連結子会社6社と関連会社1社で行っています。
日本航空の年収は678.4万円
日本航空は新型コロナウイルス感染拡大の影響が年収に出ています。
新型コロナウイルス感染拡大による業績悪化が原因で、2021年はボーナスが0.15から0.3ヶ月分程度しか支給されませんでした。
2012年の再上場して以来最低の支給額となっていますが、現在少しずつ需要が増えてきており、今後はボーナス額の上昇が期待できます。
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日本航空の年収はコロナの影響を受けている
日本航空の年収は、2020年まで800万円台中盤で安定した推移をしていました。
ですが、2021年は新型コロナウイルスの感染拡大を受け、平均年収が大きく減少しています。
日本航空の年収中央値
日本航空の年収中央値は、以下の通りです。
性別 | 年収中央値 |
男女合計 | 610万円 |
男性 | 679万円 |
女性 | 542万円 |
日本航空は男女での年収中央値の差が100万円以上あります。
ただし、男性女性かかわらず日本国内の平均年収436万円を超えており、比較的高い水準の給与が貰えます。
日本航空の男性・女性別の年収比較
日本航空の男性・女性別の年収は、以下の通りです。
年齢 | 男性 | 女性 |
20〜24歳 | 322万円 | 322万円 |
25〜29歳 | 661万円 | 596万円 |
30〜34歳 | 680万円 | 610万円 |
35〜39歳 | 704万円 | 630万円 |
40〜44歳 | 760万円 | 704万円 |
45〜49歳 | 865万円 | 802万円 |
50〜54歳 | 947万円 | 880万円 |
55〜59歳 | 939万円 | 872万円 |
60〜65歳 | 614万円 | 568万円 |
20代前半の年収に関して、性別はあまり関係ないと言えます。
ただし、20代後半から男性と女性で年収に差が出始め、その後は男性と女性で60〜80万円程度の差があります。
日本航空の職種別の平均年収
ここでは、日本航空の職種別(パイロット・CA・地上社員)の平均年収について解説をしていきます。
給与の特徴としては基本給に加えて、職務給などの手当が上乗せされて高水準な給与額になる印象です。
パイロット(運航乗務員)の年収
口コミを参考にすると、大手航空会社のパイロットは順調に昇級して行けば平均年収2,000万円を超えると言われています。
階級は年齢で決まっているわけではなく、定期的に行われるテストパイロットの結果によって変わるようです。
CA(客室乗務員)の年収
openworkの口コミを参考にすると、CAの平均年収は458万円です。
このうち基本給の割合は少なく、フライト手当がかなりの割合を占めているようです。
昇給制度は明確に決まっているようですが、基本給の上がり幅は狭いという口コミもありました。
総合職の年収
OpenWorkの口コミを参考にすると、総合職の年収は606万円です。
年収の幅は340〜1,000万円で、高年収を狙うことができます。
企画職の年収
OpenWorkの口コミを参考にすると、企画職の年収は566万円です。
企画職には、事務系、数理・IT系、技術系などの職種が含まれます。
年収の幅は300〜810万円で、総合職と比べると伸び幅が小さいです。
営業職の年収
OpenWorkの口コミを参考にすると、営業職の年収は630万円です。
年収の幅は400〜1,200万円で、日本航空の中でもトップクラスで高い年収を貰える職種です。
また、営業は成果を出すことで、高い年収を貰えるようになります。
日本航空の年齢別の平均年収
年代 | 平均年収 |
20代 | 640万円 |
30代 | 807万円 |
40代 | 878万円 |
50代 | 897万円 |
60代 | 654万円 |
上記の表のように、年功序列で給与が上がっています。
パイロットの年収も含まれるため、非常に高水準です。
日本航空の年収に関する口コミ
- コロナによってボーナスは減らされたが、一律で10万円の特別手当を支給するなど、社員を少しでも守ろうという気持ちが伝わる
- コロナになる前は待遇が非常によかった。給与も高いし福利厚生も充実している。
ボーナス減少によって例年よりも平均年収が低い日本航空ですが、その補填として特別手当を支給しています。
特別手当は基本給が低い若手に配慮した生活支援のためで、社員の生活を守るために支給されました。
また、コロナ前は待遇がよかったそうですので、新型コロナウイルス感染拡大の収束とともに、日本航空の年収は上がっていくでしょう。
- コロナ禍による影響でボーナスが満額貰えない
- コロナ禍による業績急減で、賞与が大幅に減らされた
日本航空の年収に関する悪い口コミとしては、やはりコロナ禍によるボーナス減額が挙げられます。
2021年は夏のボーナスが0.3ヶ月分、冬のボーナスが0.15ヶ月分でした。
一方で、一律10万円の特別手当が支給されており、社員の生活を守ろうと努力をしている一面もあります。
日本航空の給与形態
日本航空の給与形態は、月給と年2回の賞与で構成されています。
日本航空の賞与は業績連動性で、夏と冬に支給されます。
日本航空の諸手当は職種によって異なる
- CA(客室乗務職)
- 乗務手当・ステイ手当
- 自社養成パイロット
- フライト時間に応じた手当
- 業務企画職
- ほぼ手当なし
以上のように、日本航空の諸手当は職種によって異なります。
業務企画職に関しては、家族手当や住宅手当が支給されず基本給のみが支払われるシンプルな仕組みです。
ただし、通勤費手当、寮・社宅制度、各種社会保険は、どの職種にも共通している手当です。
日本航空の残業代
日本航空では残業した分だけ残業代が支払われます。
ただし、大手企業であるため、あまり残業をしないよう推奨しています。
日本航空と競合他社との年収比較
日本航空の年収は、競合他社の中で最も高いという結果になりました。
ただし、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、航空業界全体の平均年収は高くありません。
今後、新型コロナウイルス感染拡大が収束するにあたり、航空業界全体の年収が伸びるでしょう。
日本航空の会社概要
社名 | 日本航空株式会社 |
設立 | 1951年8月1日 |
本社所在地 | 東京都品川区東品川2丁目4番地11号 野村不動産天王洲ビル |
従業員数 | 13,787人 |
資本金及び資本準備金 | 5,395億4,100万円 |
日本航空は「全社員の物心両面の幸福を追求する」を企業理念として掲げている企業です。
全社員が「日本航空で働いてよかった」と思えるような企業を目指すことで、お客様に最高のサービスを提供できたり企業価値を高めたりできると考えています。
また、日本航空は以上の企業理念を普遍的な経営の目的、経営の基本とし「JALフィロソフィ」その実現を目指しています。
日本航空の事業内容
日本航空は、航空運送事業が主軸の事業です。
航空運送事業は、国内外の旅客や貨物の運送を連結子会社6社と関連会社1社で行っています。
その他の関連事業としては、パッケージ旅行の販売やクレジットカード事業、農業事業、ビジネスジェット事業などがあります。
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会社名 | 転職難易度 | 人気度 |
---|---|---|
ボストンコンサルティンググループ | ★★★★★ | ★★★★ |
デロイトトーマツコンサルティング | ★★★★ | ★★★★ |
アクセンチュア | ★★★ | ★★★★★ |
日本M&Aセンター | ★★★★ | ★★★ |
アドバンテッジパートナーズ | ★★★★★ | ★★★★★ |
リクルート | ★★ | ★★★★★ |
楽天 | ★★★ | ★★★★ |
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日本航空の年収は今後の変化に目が離せない
日本航空の年収は、新型コロナウイルス感染拡大による影響を大きく受けてしまいました。
ただし、新型コロナウイルス感染拡大が収束すれば、航空業界の需要も高まるはずです。
業績連動型のボーナスを導入している日本航空では、今後の世の中の動きによって年収が大きく変わってくるでしょう。