「キーエンスから転職したい」と考えている方に向けて、キーエンスからの転職先で多い業界・会社を紹介します。退職理由や転職する際の強みなどについても解説していきます。キーエンスから転職したいものの「転職先に悩んでいる」という方は、ぜひ参考にしてください。
- キーエンスの特徴は?
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キーエンスは経営者層への提案力が強みとした法人向け(BtoB)営業やコンサルティングを行い、高い目的意識を持った企業です。
- キーエンスの平均年収は?
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キーエンスは残業が他社と比較して多い分、平均年収は1,839万円と高い水準です。
- キーエンスの平均勤続年数は?
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キーエンスの平均勤続年数は12年と、日本の給与所得者全体の平均勤続年数は12.4年と比較して平均的な数字です。
キーエンスからの多い転職先3選
キーエンスは平均年収が高い企業として有名ですが、「さらにレベルアップしたい」という転職理由を抱えている方も多いでしょう。
まずは、キーエンスからの転職先として挙げられることが多い会社を3つ紹介します。
- M&A仲介
- コンサルティングファーム
- FA機器メーカー
記事の後半では、キーエンスからの転職理由や退職理由、退職金についても紹介しますので、ぜひご覧ください。
転職先①M&A仲介
キーエンスからの転職先として挙げられることが多い会社、1つ目は「M&A仲介会社」です。
M&Aとは、企業の合併や買収を意味しています。
M&A仲介とは、企業間でM&Aが行われる際に売り手と買い手の間に立ち、仲介を行うことです。
中立な立場からM&Aに関するアドバイスを行い、交渉のサポートを行います。
1対1の営業とは異なり、何名かの間に入って仲介を行うため、ハイレベルな営業力・提案力が求められます。
キーエンスの圧倒的な営業力を活かせる
キーエンスからM&A仲介に転職する場合は、法人営業で磨かれた営業力が活かせます。
近年はM&Aの需要が増加しており、営業経験が豊富な人材を求めるM&A仲介会社も多いのです。
M&A仲介会社で活躍するためには高い営業力が求められますが、キーエンスで培った営業力があれば、十分に活躍できる可能性があります。
転職先②コンサルティングファーム
キーエンスからの転職先として挙げられることが多い会社、2つ目は「コンサルティングファーム」です。
コンサルティングファームとは、企業が抱える問題を解決したり、事業戦略を成功させるためのサポートを行う企業です。
成果にこだわることやPDCAを回せる
企業が抱える課題や事業戦略は、日々変化します。
そのような変化に対して柔軟に対応していくためには、目的を達成するためにPDCAを実行しなければなりません。
キーエンスの営業として、日々PDCAに取り組んだ経験があれば、成果にこだわるコンサルティングファームの業務にも活かせるでしょう。
転職先③FA機器メーカー
キーエンスからの転職先として挙げられることが多い会社、3つ目は「FA機器メーカー」です。
目標達成能力やコミュニケーション能力が高い人材が求められる
FA機器メーカーであれば、キーエンスの商品を販売する中で培われた、FA機器に関する知識が活かせます。
また、目的を達成する意識やコミュニケーション能力が身についていれば、高く評価されるでしょう。
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転職活動は新卒の就職活動よりも難易度が高いです。その理由は、年齢・現職の業界や業務内容・志望業界などが無数に存在し、「とりあえずココに行けばOK」のような正解がありません。
志望業界が未経験である場合、志望企業が未経験での採用を行っているかどうかも確認しなければなりません。
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キーエンスとは?
キーエンスは、センサーや測定器、ビジネス情報機器などの製造・販売を行う総合メーカー会社です。
工場をはじめとする生産現場だけではなく、通信・自動車・食品などの分野にもサービスを提供しており、25万社以上の顧客と取引を行っています。
グローバル展開も行っており、全世界でも46ヵ国に220もの拠点を構えています。
キーエンスは日本国内だけではなく、海外からも高い評価を受けているため、世界的にも有名な企業だと言えるでしょう。
次に、キーエンスの特徴について見ていきましょう。
キーエンスの特徴
キーエンスには、以下のような特徴があります。
- 平均年収が高い
- 残業が多め
- 「論理的思考」や「目的達成意識」を重視される
- ハイレベルな営業力が求められる
キーエンスの平均年収は高水準で、有価証券報告書によると平均年収は1,839万円とされています。
年収が高い分業務量も多いため、残業時間は多いようです。
また、キーエンスは経営において「目的意識」や「何のためにその仕事を行っているのか?」を考えることを重視しています。
そのため、キーエンスの社員として働くうえでは「論理的思考」や「目的達成意識」が欠かせません。
さらにキーエンスは、営業利益率55%という数値を実現しています。
高水準な営業利益率を実現するためにも、ハイレベルな営業力、コンサルティング力が求められるのです。
キーエンスから転職先への強み
キーエンスから転職する場合は、つぎのようなスキル・知識が強みとなるでしょう。
- 経営者層への提案力
- 目的を達成するための、徹底的なPDCAスキル
- ファクトリー・オートメーション(FA)機器に関する知識
キーエンスでは法人向け(BtoB)営業やコンサルティングを行うため、経営者層への提案力が強みとなります。
また、前述したようにキーエンスは目的意識の強い企業です。
目的意識が強い環境の中で磨かれたPDCAスキルは、転職時にも大きな武器となります。
さらにFA機器を扱う業界に転職するなら、キーエンスの商品営業で培った知識が活かせるでしょう。
FA機器の知識を活かして、キャリアアップや年収アップを狙うことも可能です。
キーエンスから転職先への弱み
キーエンスから転職する際の弱みとして、「ルーティンワークに慣れてしまっている」ことが挙げられます。
キーエンスでは営業方法がある程度確立されているため、日々の業務がルーティンワークとなってしまうことも少なくありません。
しかしルーティンワークが定着してしまうと、転職する際に「マニュアルに沿った行動しかできない人なのでは」という印象を与える可能性があります。
悪い印象を与えないためには、ルールに従いながらも、目的を達成するために自分なりに考えて行動したことをアピールできると良いでしょう。
もちろん、日々考えながら行動しPDCAを実行されている方は、大きな強みとしてアピールできます。
キーエンスの平均在籍年数や退職理由
ここでは口コミなどの情報をもとに、キーエンスの退職理由・転職理由を紹介します。
また、キーエンスの在籍年数や退職金についても触れていきますので、ぜひ参考にしてください。
キーエンスの平均在籍・勤続年数
有価証券報告書によると、キーエンスの平均勤続年数は12年です。
また、国税庁が発表した「民間給与実態統計調査結果」によると、給与所得者全体の平均勤続年数は12.4年とされています。
参考:https://www.nta.go.jp/publication/statistics/kokuzeicho/minkan2019/pdf/001.pdf
そのため、キーエンスの勤続年数は平均的な数字だと言えるでしょう。
キーエンスから転職するにあたり、退職金について気になる方も多いと思います。
キーエンスでは「前払退職金制度」を採用しているため、退職金は支給されません。
退職金は勤続中の年収に反映されているため、退職金は出ないということを覚えておきましょう。
退職理由一覧
キーエンスの転職理由・退職理由として多いのが、以下のような意見です。
- ルーティンワークの働き方に飽きてしまった
- 年収よりもワークライフバランスを重視したい
- キャリアアップや独立を目指したい
キーエンスは高い営業利益率を実現していますが、それゆえに成果を出すための営業方法が確立されており、ルーティンワークとなるケースも少なくありません。
ルーティンワークをこなし続けることで「マニュアル人間になってしまうのでは?」という不安を感じ、転職を検討する方が多いようです。
また、キーエンスは残業が多く激務となりやすいため、「家族との時間やプライベートを確保したい」という転職理由も多く見受けられました。
仕事に対しての面白みを感じられなくなってしまったため。
成長を感じることがなくなったため。
入社時に決められた機械を一生涯担当することになる。
やはり休みが欲しかったためです。
休日も仕事の事が頭から離れず休日が休日に感じられませんでした。
年収はすごくいいですが、激務のため。
よくも悪くも型通りの営業で、考えずに会社が用意したマニュアルに従い、顧客に対してコンサルティング営業をしていくため。
※引用:転職会議より
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会社名 | 転職難易度 | 人気度 |
---|---|---|
ボストンコンサルティンググループ | ★★★★★ | ★★★★ |
デロイトトーマツコンサルティング | ★★★★ | ★★★★ |
アクセンチュア | ★★★ | ★★★★★ |
日本M&Aセンター | ★★★★ | ★★★ |
アドバンテッジパートナーズ | ★★★★★ | ★★★★★ |
リクルート | ★★ | ★★★★★ |
楽天 | ★★★ | ★★★★ |
Amazon Japan | ★★★★ | ★★★★★ |
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今回は、キーエンスから転職する際におすすめの転職先や退職理由、転職理由などについて解説しました。
キーエンスから転職する際の転職先として「M&A仲介」「コンサルティングファーム」「FA機器メーカー」などが挙げられます。
キーエンスからの転職理由で多かった意見は、「年収よりもワークライフバランスを重視したい」「ルーティンワークの働き方に飽きてしまった」などです。
退職金制度は「前払退職金制度」を採用していることから、退職金は出ないと考えておきましょう。
転職に関して不安がある方や、転職先で悩んでいる方は、転職エージェントに相談してみることをおすすめします。
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