ヤフーは平均年収が1,080万円と、業界内でトップクラスの給与水準を誇る企業です。LINEと統合するなどし、着実に業績を伸ばしています。本記事では、そんなヤフーの年収や評判制度、特徴、口コミといった情報について詳しくご紹介します。
- LINEヤフー株式会社の年収は?
-
転職ゴリラが有価証券報告書を調査した結果、2021年3月31日時点でZホールディングス(以下:ヤフー)の平均年収は1,080万円となりました。
- LINEヤフー株式会社の特徴は?
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LINEヤフー株式会社は、強いメディア力を持っているのが特徴の企業です。LINEヤフー株式会社のメディア力が強い根拠として以下のことが挙げられます。
- 月間利用者数が国内No.1
- スマートフォンユーザーのリーチ率が87%
- PCユーザーのリーチ率が64%
- 若年層利用率が約8割
- 年間ログインID数が8,000万
日本国内の主要デジタルメディアとして、広告サービス品質向上のための取り組みを積極的に行っているのも特徴です。
- LINEヤフー株式会社の評価制度は?
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LINEヤフー株式会社では、「Pay For Performance」の考え方の下、評価をしています。「Pay For Performance」とは、年齢や砂礫、国籍などにかかわらず、個人の成果を評価し、報酬を連動されるという考え方です。
評価の流れは以下の通りです。
評価の流れ- 目標設定
- 期中フィードバック
- 目標修正
- 期末評価
LINEヤフー株式会社ではこの評価方法を年に2回行います。「具体的事実に基づき」行われるので、正当な評価が行われています。
ヤフーの平均年収
- ヤフーの平均年収推移
- ヤフーの業績
- 情報通信業の平均年収は611万円
- ヤフーの年収に関する評判・口コミ
転職ゴリラが有価証券報告書を調査した結果、2021年3月31日時点でZホールディングス(以下:ヤフー)の平均年収は1,080万円となりました。
国税庁が2021年11月に発表した民間給与実態統計調査によると、日本国内の平均年収は433万円です。
そのため、ヤフーは、日本国内にある企業の中でも非常に高い年収がもらえる企業と言えるでしょう。
ヤフーの平均年収推移
ヤフーの平均年収推移は以下の通りです。
年度 | 平均年収 |
2017年 | 682万円 |
2018年 | 767万円 |
2019年 | 765万円 |
2020年 | 1,105万円 |
2021年 | 1,180万円 |
ヤフーは、2019年にZ ホールディングスに社名を変更しています。社名を変更した際に、ヤフーは持株会社制に移行しました。
そのため、2017年から2019年の間は平均年収が700万円前後で推移してたのにもかかわらず、2020年に平均年収が1,000万円を超えているのです。
また、2017年から2019年の平均年収の推移を見ても、700万円前後で安定しているので、これからのヤフーは1,000万円を超えた数値で安定することが予想できるでしょう。
持株会社とは、グループ会社の株式を持ち、グループ会社の中心の会社になることです。
そのため、持株会社が直接製造や販売を行うことはなく、グループ内の会社を管理することが主な業務になります。
持株会社の売上は、グループ内の会社からの配当です。
ヤフーの業績
次に、ヤフーの業績をご紹介いたします。
ヤフーは、着実に売上を伸ばしていると言えるでしょう。
ただし、2018年以降は営業利益が減少しています。この理由は、「楽天」や「Google」「Facebook」などの競合企業がシェア率を伸ばしてきていることが挙げられます。
ヤフーは、eコマースなどの激しい競争が行われている市場で事業を展開しています。2018年には、EC事業などへの投資を拡大した結果、営業利益が減少してしまったそうです。
また、ヤフーの主要な事業の売上高と営業利益は以下の通りです。
事業名 | 売上収益 | 営業利益 |
メディア | 約3,406億円 | 約1,501円 |
コマース | 約8,402億円 | 約1,112億円 |
以上の結果を見ると、ヤフーの業績は、営業利益が落ちている原因はコマース事業にあると言えるでしょう。
そのため、ヤフーは、2030年までにメディア事業とコマース事業の営業利益を同時にする方針を明らかにしています。
また、それまでに新規事業からの利益も確保していく予定です。
実際に2019年から2020年には営業利益率が回復傾向にあるため、これから業績が回復していことが期待できるでしょう。
情報通信業の平均年収は611万円
国税庁が2021年11月に発表した民間給与実態統計調査によると、情報通信業の平均年収は611万円となっています。
そのため、平均年収が1,080万円であるヤフーは、業界内でも非常に高い水準の給与が貰える企業だと言えるでしょう。
ヤフーの年収に関する評判・口コミ
ヤフーの年収に関して、実際に働いている社員のリアルな評判・口コミが一番参考になると言えるでしょう。
そこで、ここではヤフーの年収について、ヤフー社員のリアルな評判・口コミをご紹介いたします。
ヤフーではジョブグレードによる給与体系の制度を採用しています。そのため、年収に対して年齢や勤続年数などは一切考慮されない実力主義の会社です。
ですので、実力のある人材は、20代でも年収1,000万円近くまで行くことができます。
年収は、上位20%以内の評価にいるかどうかでかなり変わります。さらに、上位5%以内に入るとかなり高い給与をもらうことが可能です。
役職に関しても同様で年齢や勤続年数は一切考慮されません。そのため、若手でも昇格できます。
また、実際に社内でもヤフーの給与体系や評価制度に対する評判は良いです。この制度に満足している方が多いので、多くの社員がやる気を持ってバリバリと働いています。
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ヤフーの特徴
ヤフーは、強いメディア力を持っているのが特徴の企業です。
ヤフーのメディア力が強い根拠として以下のことが挙げられます。
- 月間利用者数が国内No.1
- スマートフォンユーザーのリーチ率が87%
- PCユーザーのリーチ率が64%
- 若年層利用率が約8割
- 年間ログインID数が8,000万
また、日本国内の主要デジタルメディアとして、広告サービス品質向上のための取り組みを積極的に行っているのも特徴です。
広告の品質を担保するために、常にガイドラインの更新を行ったり、入稿された広告や広告を配信するサイトなどに審査したりしています。
ヤフーの年代職業別平均年収
- 年代別平均年収
- 職業別平均年収
ヤフーの年収は年齢や職種によって大きく変化します。
30代になれば半数以上が年収1,000万円を超えますが、実力主義が根付いているヤフーではしっかりと成績を残さなければ高い年収が貰えません。
エンジニアや開発などのIT関連職種や営業職、責任のあるポジションに就くと、年収が高くなります。
年代別平均年収
転職ゴリラが「転職会議」などのさまざまな企業系口コミサイトを参考にした結果、ヤフーの年代別平均年収は以下の通りになりました。
年代 | 平均年収 |
20代 | 750万円 |
30代 | 1,050万円 |
40代 | 1,100万円 |
50代 | 1,200万円 |
ヤフーでは、30代になれば半数以上の社員が年収1,000万円以上の給与がもらえると言えるでしょう。
また、ヤフーは、ジョブグレードによる給与体系の制度を採用しています。そのため、年齢や勤続年数などは、給与に一切影響しません。
ですので、ヤフーで高い水準の給与を貰いたいのならば、しっかりと個人の業績をあげる必要があると言えるでしょう。
職業別平均年収
転職ゴリラが企業系口コミサイトを参考にした結果、ヤフーの職種別平均年収は以下の通りになりました。
職種名 | 平均年収 |
エンジニア・SE | 750万円 |
営業 | 760万円 |
企画 | 655万円 |
デザイナー | 600万円 |
マーケティング | 650万円 |
開発 | 860万円 |
技術 | 672万円 |
2019年にヤフーは、持株会社のZ ホールディングスになっています。
上記は、「Yahoo! JAPAN事業を引き継いだヤフー株式会社」と「金融系の企業統括部門の事業を引き継いだZフィナンシャル株式会社」2社の職種別平均年収です。
職種別平均年収を見ると、特にエンジニア・開発などのIT関連職種と営業職の平均年収が高いという結果になりました。
やはり、IT分野で活躍しているヤフーはITに関連する職種の年収が高い傾向にあると言えるでしょう。
また、営業職に関しても、実力主義の文化が強いヤフーでは平均年収が高い傾向にあると言えるでしょう。
その他の職種についても、日本国内の平均年収433万円を大幅に超える結果になっています。
ですので、ヤフーではどの職種でも比較的高水準の年収が期待できるのではないでしょうか。
ヤフーの評価制度
- ヤフーの評価方法
- 求める人物像
ヤフーの評価制度は「Par For Performance」の考えの下で行われ、どのくらいの成果が出せたかが重要です。
このように会社への貢献度を求めるヤフーは、成長意欲が高い人材を求めています。
また、成長意欲が高い人材が多く集まることもあり、周りの人は仕事に対して真剣です。
このような社風にマッチした人材であるかも求められます。
ヤフーの評価方法
ヤフーでは、「Pay For Performance」の考え方の下、評価をしています。
「Pay For Performance」とは、年齢や砂礫、国籍などにかかわらず、個人の成果を評価し、報酬を連動されるという考え方です。
そのため、ヤフーでは、目標に対してどれだけ達成できたのかが評価されます。
また評価の流れは以下の通りです。
- 目標設定
- 期中フィードバック
- 目標修正
- 期末評価
ヤフーではこの評価方法を年に2回行います。また、「具体的事実に基づき」行われるので、正当な評価が行われています。
求める人物像
ヤフーが求める人物像は「個のチカラ、発見・提案・改善、圧倒的当事者意識、やり抜くという事がモットー、それに沿った人材」です。
求める人材の背景には、ヤフーが「日本における様々な課題をインターネットのチカラで解決できないか、そのために、従業員がどのような価値を大切にすべきなのか、それが仕事につながることになるか」というモットー・理念を持っていることが挙げられます。
そのため、「進化していく現代におそれることなく自らのスキルアップ、努力することを忘れず、しっかりと個々に成長していくことで、企業がのびる、そう考えられる、努力できる人材」が必要だと、ヤフーは考えています。
ヤフーの待遇や労働環境
- ボーナス
- 残業代
- 福利厚生
実力主義の風潮が強いヤフーでは、ボーナス額が個人の業績で決まります。
残業代に関しては、みなし残業代制度を利用していますが、みなし残業時間を超過した場合でもしっかりと支払われるそうです。
福利厚生は休暇制度が数多くあり、特に子育てに関する休暇が充実しています。
ボーナス
ヤフーのボーナスは、個人の業績によって決まります。決めた目標に対する達成度合いがボーナスの支給額になります。
企業系口コミサイトの情報を参考にすると、ヤフーのボーナスは2ヶ月〜5ヶ月分程度になるそうです。
残業代
ヤフーでは、みなし残業代制度を採用しており、25時間分の残業代があらかじめ給与に含まれています。
ですので、みなし残業制度の時間を超える残業をした場合のみ残業代が支払われます。
また、企業系口コミサイトのデータを参考にすると、ヤフーの残業時間は19.5時間です。
そのため、ヤフーではみなし残業代以上の残業をすることは少ないと言えるのではないでしょうか。
福利厚生
ヤフーが福利厚生として導入している制度は以下の通りです。
ヤフーの福利厚生は、休日に関する制度が充実しています。
特に育児休業やヤフー出産休暇、マタニティ休暇など、子育てをサポートしてくれるような制度が数多くあります。
また、財産形成貯蓄制度や株式累積投資制度があることで、将来のために資金を貯めておくことも可能です。
ヤフーの社員は全国どこでも居住可能なの?
2022年1月12日にヤフーは、社員の居住地を全国に拡大する人事制度を発表しています。
今までは午前11時までに出社できる範囲までに居住地が制限されていましたが、この制度が発表されたことで、ヤフーの社員は全国どこで住むことができるようになりました。
また、月の交通費上限は15万円としつつも、片道分の交通費の上限も撤廃し、特急や飛行機、高速バスでの出勤もできるようになっています。
その他「どこでもオフィス手当」も1,000円増額して、5,000円に変更されています。
競合他社と平均年収を比較
競合他社と比べると、ヤフーの平均年収が一番高い結果になりました。
競合他社の中で唯一平均年収が1,000万円を超えており、ヤフーの年収は圧倒的な高水準です。
ただし、ヤフーは持株会社であるため、Zホールディングス全体で年収1,000万円を超えている社員はほんの一部だと言えます。
実力主義の風潮が強いことからも分かる通り、高水準の年収を得るためには成果を残すことが必要です。
ヤフーへの転職を考えている方は、上記のことを念頭において転職を検討してみると良いでしょう。
ヤフーの中途採用情報
ヤフーが現在募集している職種は以下のとおりです。
- データソリューション事業エンジニア
- データエンジニア
- プラットフォーム組織におけるプロジェクト推進担当
- 社内アプリケーションエンジニア
- UIデザイナー
- UXエンジニア
- イベント・PRプランナー
- セールスイネーブルメント
- セールス企画 etc.
ヤフーでは大きく分けると「エンジニア」「デザイナー」「ビジネス」の職種を募集しています。
ただし、それぞれの職種でもさまざまなポジションがあり、募集している求人の幅は非常に広いです。
そのため、ヤフーへの転職を考えているのであれば、自分にマッチしたポジションの求人を見つけられます。
勤務地については、東京、大阪、名古屋、福岡を中心に、全国各地です。
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自分のスキルやキャリアに自信のある若手の方は、
志望難関企業の内定に近づくために是非登録しておきましょう。
ヤフーは年収が高いだけではない!働くメリットがある
ヤフーは平均年収が1,080万円と、非常に年収の水準が高い企業です。
年収の高さは競合他社と比べても圧倒的で、高い年収を得たいのであれば、ヤフーへの転職をおすすめできます。
ただし、ヤフーで働くメリットは、高水準の年収だけでありません。
実力主義の風潮が強いヤフーでは、自分自身のキャリアを成長させることができます。
バリバリと仕事をして、キャリアアップをしたい方にもヤフーへの転職はおすすめです。