NTTドコモの平均年収は870万円(2020.3期)です。安定的に推移しており、2019年は872万円、2018年は874万円、2017年は874万円でした。年収が高い理由や、職種や年齢別の年収、初任給、給与・評価制度等も解説しています。NTTドコモに就職・転職を考えている方はご覧ください。
- 株式会社NTTドコモの年収は?
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2021年度、株式会社NTTドコモの平均年収は870万円です。
- 株式会社NTTドコモの残業時間は?
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株式会社NTTドコモの残業時間は、月間平均13.5時間です。
スーパーフレックスやリモートワークなど働きやすい環境が整っており、ワークライフバランスの取れた働き方をすることができます。
- 株式会社NTTドコモの福利厚生は?
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株式会社NTTドコモでは、どの企業でも利用できる基本的な福利厚生が揃えられており、福利厚生面で心配する必要はありません。
NTTベネフィット・パッケージでは、全国のレジャー施設・遊園地・動物園・映画やミュージカルをお得な価格で利用できる制度です。
ドコモの平均年収は870万円
2021年度、ドコモの平均年収は870万円です。
日本国内の平均年収は436万円ですので、ドコモでは日本国内の平均年収の2倍近い給与が貰えます。
また、dodaの「平均年収ランキング最新版(業種別)」では、通信業界の全体の平均年収が446万円となっており、ドコモは業界内でも高水準の年収であることがわかります。
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ドコモの過去5年間の平均年収の推移
2020年までは有価証券報告書の数値を参考にした数値ですが、2021年度以降はドコモが上場廃止したため、口コミなどをベースに出した数値です。
ドコモの平均年収は870万円台で過去5年間横ばいの数値が続いており、経営基盤がしっかりしているため年収も安定していると言えます。
ドコモの年収中央値
性別 | 年収中央値 |
男女計 | 662万円 |
男性 | 736万円 |
女性 | 589万円 |
ドコモの年収中央値を見てみると、男性と女性で150万円程度の差があります。
ただし、口コミでは、女性にとって非常に働きやすい会社といった内容の口コミが数多く見られますので、性別によって年収が変わってくるといったことはないでしょう。
ドコモの職種別・年齢別の平均年収
ここでは、ドコモの職種別・年齢別の平均年収について解説をしていきます。
ドコモは年次を重ねるごとに年収が上がる傾向があり、年功序列の色が強い会社であると言えるでしょう。
また、残業は厳しく取り締まられるようです。
特徴としては技術職の年収が高くなっているようです。
また、平均年齢は40.1歳、平均勤続年数が16.9年となっており、長く勤める人が多いというデータが出ています。
年齢や職種によって年収が異なるので、転職をお考えの方は事前にしっかり確認しておきましょう。
ドコモの職種別の平均年収
まずはドコモの職種別(営業職・企画職・技術職・エンジニア職・研究開発職)の平均年収を紹介いたします。
職種 | 平均年収 |
営業職 | 622万円 |
企画職 | 730万円 |
技術職 | 796万円 |
エンジニア職 | 629万円 |
研究開発職 | 769万円 |
上記の表を見ると技術職の平均年収が一番高い結果になっています。
技術職をはじめ、ほとんどの職種では口コミを参考にすると場合によっては年収1,000万円を超える可能性がありそうです。
基本的には開発系や技術系は専門的な知識が必要であり、どこの会社もこれらの職種については年収が高い結果になっています。
あくまで口コミのデータですので、参考程度にしてください。
ドコモの年齢別の平均年収
次にドコモの年齢別(20代から50代)の平均年収を紹介いたします。
年齢 | 平均年収 |
20代 | 455万円 |
30代 | 707万円 |
40代 | 886万円 |
50代 | 960万円 |
ドコモは年功序列の色が強く、上記の表からも分かる通り年齢による上がり幅が大きいです。
50代で年収1,000万円近い平均年収となり、非常に高水準の給与であると言えるでしょう。
残業代は支給がありますが、近年は取り締まりが強化され効率的な働き方が求められているようです。
職級があるので、給与を上げたいのであれば出世することが1番の近道だと考えられます。
ドコモの役職別の平均年収
- 年収900万円(インフラ構築、在籍20年以上)
- 年収1050万円(ネットワーク、在籍10〜15年)
- 年収920万円(企画総務部、担当課長、在籍20年以上)
- 年収1600万円(マーケティング、部長、在籍20年以上)
ドコモでは、部長クラスになると年収1600万円ほど貰える場合もあります。
口コミを参考にすると、部長クラスであれば1,200〜1,600万円程度になるそうです。
また、年功序列の気質が強いため、在籍年収が長ければ長いほど高年収である傾向があります。
40代の中途採用3年未満と30代の新卒入社10年目の年収がほとんど変わらないのもドコモの特徴です。
ドコモで年収1000万円、3000万円を超えることはあるか?
ドコモでは、年収1,000万円以上を目指せます。
40代後半で課長クラスに就いていれば、年収1,000万円は超えているでしょう。
ただし、年収3,000万円程度となると、役員レベルになるかシニアプロフェッショナル制度に選出されるかのどちらかになります。
シニアプロフェッショナル制度とは、研究開発やスマートライフ領域に対して高い専門性を持っている人に対し、年収2,000〜3,000万円程度支払う制度です。
現在、5人の社員がシニアプロフェッショナル制度の人材として選出され、年収3,000万円程度を貰っています。
ドコモの初任給
区分 | 初任給 |
短大・専門卒 | 193,550円 |
高専卒 | 196,100円 |
大学卒 | 220,040円 |
修士了 | 242,100円 |
博士了 | 292,380円 |
上記ように初任給は幅がありますが、かなりの職種で1,000万円の年収を目指せるほどの水準まで上がる傾向があり、日系大手企業に比べると年収面は高水準であると言えるでしょう。
ドコモの競合の年収比較
社名 | 平均年収 | 社員数(単体) | 平均年齢 | 平均勤続年数 | 決済期 |
NTTドコモ | 870万円 | 8,100人 | 40.1歳 | 16.9年 | 2020年 |
KDDI | 930万円 | 10,892人 | 42.8歳 | 17.8年 | 2020年 |
ソフトバンク | 782万円 | 17,299人 | 39.7歳 | 12.4年 | 2020年 |
競合他社の平均年収を見てみると、KDDIが最も高いという結果になりました。
KDDIとドコモの平均年収の差は60万円程度ありますが、KDDIの平均勤続年数が長かったり平均年齢が高かったりといった要素が競合3社で年収に差が出ている1つの理由と言えます。
ドコモへ転職した場合の年収例
職種 | 想定年収 |
AIスペシャリスト | 500〜800万円 |
SREエンジニア | 500〜800万円 |
マーケティングリサーチ・分析 | 400〜900万円 |
ドコモの中途採用情報を参考にすると、ほとんどの職種が想定年収500〜800万円で設定されています。
ただし、マーケティングやエンジニアといった職種は若干高めに設定されています。
ドコモの年収や評価制度の口コミ
次に、年収に関する口コミをインテリゴリラが独自に調査しました。
口コミの特徴としては、他社と比較してかなり高水準な給与であるなどポジティブなものが多く見受けられました。
評価制度については不明瞭でありの不満の声もありますが、総合的に待遇面は良いと言えるでしょう。
・給与制度
給与は大企業並みの給料であり、満足できている。
公表されている平均年収には早くて30代、遅くとも40代後半には追いつく。
役職に就く年次は同年代と比べると遅いように感じる。
賞与や基本給は近年の不景気でも一定の水準を保っており、組合が強い発言権を持っていることが大きな要因である。
・評価制度
評価の基準は不透明で、適正になされていると感じられない。
半期ごとに上司と面談をする機会は設けられる。
・給与制度
毎年穏やかに昇給していくイメージで良いと思う。
課長に昇格できない場合も少なからずあり、その場合は年収900万円が頭打ちになる。
課長以上はランクごとに年収が100万円程度ずつ上がる。
・評価制度
年に2回の業績評価、年に1回の総合評価で評価がなされる。
各部署ごとに評価枠があり、絶対評価ではなく相対評価になることから、不満の声もある。
ドコモの業績
ドコモの有価証券報告書を参考にすると、2018年から2020年の3年間、安定した業績を継続していたことがわかります。
また現在、ドコモの中長期経営戦略では、2023年度に営業利益を9,900億円にする目標を掲げています。
ドコモの残業時間は長い?
ドコモの残業時間は、月間平均13.5時間です。
スーパーフレックスやリモートワークなど働きやすい環境が整っており、ワークライフバランスの取れた働き方をすることができます。
ドコモの福利厚生
ドコモでは、どの企業でも利用できる基本的な福利厚生が揃えられており、福利厚生面で心配する必要はありません。
また、NTTベネフィット・パッケージでは、全国のレジャー施設・遊園地・動物園・映画やミュージカルをお得な価格で利用できる制度です。
ハイキャリア転職したい人必見!内定者の選考体験が見られるインテリゴリラとは?
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ドコモの年収は他社より低いが働きやすい環境が整っている
ドコモの平均年収は870万円で、通信業界全体と比較すると非常に高い水準の給与が貰えます。
部長クラスになれば年収1,000万円以上の到達も可能で、シニアプロフェッショナル制度の人材に選出されれば年収2,000万円〜3,000万円に到達できます。
また、KDDIやソフトバンクといった競合と比較しても、年収にそこまで差はでません。
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