マッキンゼーの中途採用の選考は難しい？

マッキンゼーは他の外資系コンサル会社に比べ戦略コンサルに特化した会社なので高いレベルの能力や学歴を求められます。新卒での採用枠が20～30人と少なく、就職難易度も外資系コンサルの中でもトップクラスです。中途採用は新卒と比べてコンサルティング経験も求められます。アソシエイトでの採用は『実務経験が２年以上の方』と募集要件にもあります。他のポジションを受ける場合でも前職がコンサルティング職ではない方にとっては難易度が高いと言えるでしょう。

コンサルタント職の経験が必ずしも必要というわけではありません(ポジションによってはコンサルタント職の実務経験が必須の場合もあります)マッキンゼーでは社員が入社前に基本を学ぶことができるmini MBAなど人材育成プログラムが用意されているためコンサル職の経験がない方も活躍できるようになっております。ただ、コンサルタント経験がある方のほうが有利かと思います。

2～3年のコンサルティング職の経験や流暢な日本語、ビジネスレベルの英語力が求められます。マッキンゼーでは問題解決能力を計るためのケース面接というものがあるため、問題解決能力も高いレベルを求められます。コンサルティング職の経験が重要なのは即戦力になるかどうかを判断する基準になるからでしょう。面接でも前職の経験や実績などが聞かれるので答えられるようにしておきましょう。

コンサルタントとしての経験がなくともマッキンゼーへの転職に成功された方はいます。医師、弁護士、建築家、メディア関係、エンジニア、銀行員など多種多様な業種からの採用実績があるようです。異業種からの中途採用の場合は特に対策が難しいかと思いますので転職エージェントの活用をおすすめします。中途採用のメリットは『時間かけて準備ができる』ということです。中には１年かけて対策されたかたもいるので、急がないのであれば模擬面接などを受けて万全の準備をしてから選考に臨みましょう。