マーサージャパンの中途採用の難易度は？求められる人物像は？

結論から言ってマーサージャパンの転職難易度は非常に高いです。

大手コンサルティングファームの中でも知名度は高く、人事領域ではトップクラスの人気、シェア、ブランド力を誇っています。新卒より、中途採用に注力してはいますが、少数精鋭であり、採用枠は非常に限られています。同業他社、大手コンサルティングファームと比較して、長年勤める人も多いので代謝も少なめです。戦略コンサルティングファームなどと比較するとワークライフバランスも取りやすく、近年ますます人気になってきています。転職希望者は常に多く、倍率は極めて高いです。

中途採用の場合、コンサルティングや人事領域における高い実績とスキルが必要となり、即戦力となることを求められます。またグローバル案件に強みを持っているので英語力も必須になるケースが多いです。

人事領域のコンサルティングファームや人事系事業会社において組織変革や人事制度を構築したなど目立つ実績があれば大きなアピールポイントになると思います。あとは他のグローバルファームと同様にDX関連やITに関して専門性を持っている方は、マーサージャパンにおいても重宝されます。

人物像で言いますと、まず基本としてロジカルな思考を好む方、対人コミュニケーションにおいて理解力に優れている方である必要があります。あとは様々な専門性を持った仲間、クライアントと協力して組織改革をしていく必要があるので、思考が柔軟でダイバーシティを受け入れられることも大切です。いかに前職において、同僚やクライアントと良好な関係を築き、目標にアプローチしたかエピソードをまとめておきましょう。

私が中途選考を受けた時の選考の流れは以下の通りです。人によって面接数は変わると聞きます。

１、書類選考
２、一次面接
３、筆記試験
４、二次面接
５、最終面接

面接におきましては前職での経験、実績について深堀されることが多かったです。あとは「今後人事コンサルタントは企業にとってどんな存在であるべきと思うか」など人事領域に関する質問は全ての面接で聞かれました。

またマーサージャパンのケース面接では人材領域に関係する問題だけではなく、「市場縮小傾向の〇〇業界をいかに立て直すか」など、一般的な経営コンサルとしての思考力が試されるものも出ました。しっかり事前に対策しておきましょう。マーサーなど人気コンサルに特化して、過去の出題を分析、対策をしてくれる転職エージェントがあるので、利用することをお勧めします。