KPMGFASは激務？残業時間は？

部署やポジション、プロジェクトにもよりますが総じてKPMGFASは激務です。口コミでの残業時間は約７０時間となっています。日本企業の平均が約２０時間と言われているので３倍以上残業があることになります。複数の案件に並行してアサインされ、業務量も多いです。BIG４の中でも激務であると言われています。

BIG4はどの会社もM&Aがメインのサービスとなります。入札期限の前やデューデリジェンスの最中は最も激務になります。ただM&Aは業務量に波があり、プロジェクトとプロジェクトの間では比較的残業は少なく、休みも取りやすいです。

高い専門性を持っている優秀な人材が集まっているので、チームとして働きやすいです。また若手にも仕事を任せてもらえる社風なので意欲がある人ならどんどん実績を積めると思います。

人事評価は複数の上司によって行われ、公平性があります。実力主義であるシビアさは変わりませんが、特定の上司と合わずに評価されないなんてことはないと思います。

社員教育にも力を入れています。M&A・戦略コンサルタントに必要な力を養成する研修プログラムも豊富で手厚いです。公認会計士や税理士など会社に関連する資格の取得費用補助もあります。どの部署、ポジションでも非常に激務ですが、転職市場における価値を高める経験、スキルが得られる会社です。

KPMGFASの平均年収は約１２００万円と言われていて非常に高い水準にあります。役職別でいうと初期のアソシエイトで５５０〜７００万程度もらえます。次のシニアアソシエイトで６００〜８５０万、マネージャーになると１０００万を超える人もでてきます。３０代前半で１０００万に到達できます。

非常に結果主義の社風で実績が年収に反映されやすいので、同じ在籍期間でも年収に差があることがあります。皆パフォーマンスを上げようとして、残業時間が長くなります。残業時間が長い分、年収水準はBIG４の中でもトップクラスと言われています。高い年収に見合うだけの激務度になっていると言えます。