Q. ユーザーの質問

KPMGFASの中途採用の難易度は?どういう人が内定を取れますか?

KPMGFASへの転職を考えています。KPMGFASはFASの中でも中途採用選考の難易度が非常に高いと聞きました。実際はどうでしょうか?またどういう人が内定を得ているのか、選考の流れや内容についても合わせて教えて欲しいです。

A. 内定者の回答

KPMGFASの転職難易度は非常に高い

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KPMGFASの転職難易度は非常に高いです。BIG4の中でもトップクラスに難しいと言われています。BIG4で比較するとDTFA、KPMGFASが最難関、Pwc、EYと続きます。難易度が高い理由は以下の通りだと思います。

 

・BIG4の中でも売上が高く、プレゼンスがある。
・年収水準、人気が高い中で採用枠が少ない。
・FASに関連する高い専門性や実務経験を持つことが必須条件になる。
・海外グループ会社との連携機会もが多く、英語力が全職種で必須。

 

英語力はTOEIC800点以上が最低限のレベルになると思います。

 

通年で採用を行なっていますが、採用枠は少なく倍率は非常に高いです。前職でM&A、コンサルファーム、金融機関などで確かな実績を持っていないと、たとえ公認会計士資格などを持っていたとしても中途選考を通過することは難しいでしょう。

KPMGFASの中途採用で内定をもらう人の特徴

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経歴で言いますと監査法人出身の公認会計士の人がまず多いです。公認会計士、公認会計士試験合格者は間違いなく選考に有利になります。あとは外資系投資銀行、日系大手金融機関、BIG4FASの他のファーム、戦略コンサル、M&Aブティック出身の人が選考を通過しています。M&A業務未経験でFASを目指すのなら20代のうちに転職した方がいいと思います。30代で未経験入社の人もいますが、他の分野で圧倒的な実績が必要で非常に狭き門になる印象です。

 

またグローバルな連携に積極的なKPMGFASは他ファームよりも高い英語力が必要になります。MBAホルダー、海外で留学やビジネスをされた経験のある人は有利になると思います。

 

あとは監査法人から異動してくる人もいます。監査法人への転職はFASよりは容易なので、経験や実績に自信のない人はまず監査法人に転職してみるのもありだと思います。

KPMGFASの中途採用選考の流れ、面接内容

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私の場合、選考は以下の流れで進んでいきました。

 

1、書類選考
2、Webテスト
3、一次面接
4、二次面接
5、オファー面談

 

一次は現場マネージャーの方、二次はシニアマネージャーの方、オファー面談はパートナークラスの方が面接を担当されました。私の場合はケース面接はなく、一般的な質疑応答の通常面接でした。

 

面接で聞かれた質問で覚えていることは以下の通りです。

・今までのプロジェクトの中で最も心に残ったものを1分で説明。
・KPMG FASに対して貢献できる能力、スキルは。
・KPMG FASでやりたいこと。
・なぜFASに興味があるのか。
・デューデリジェンスをする上で意識していることは。
・財務モデリングの経験はあるか。
・前職でリーダーシップを発揮した経験について。
・英語はできるか。クロスボーダー案件にアサインされても問題ないか。
・前職で大変だったこと。どう乗り越えたか。
・今後のキャリアプランは。
・逆質問をしてください。

 

私はFAS業界への転職支援実績が豊富なエージェントを使いました。過去の面接内容を参考に対策してもらったので、各面接時は落ち着いてできました。転職エージェントの利用は無料ですのでお勧めです。

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・内定者が職務経歴書で何をPRしたのか

・面接での質問とそれに対する効果的な解答とNG解答例

・内定者から応募者への面接アドバイス

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山本翔太

山本翔太

名古屋大学卒業後、大手外資系コンサルティング会社に入社。M&A会社に転職。数十件のM&Aを成約に導く。現在はベンチャー投資で若手起業家支援を行っている。
監修
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