A.T.カーニーの平均年収は？入社何年で年収1000万円に到達できますか？

A.T.カーニーの初任給は約６６０万円です。これは日本のサービス業の平均年収と比較すると倍近い金額になります。

5年程度務めた方の平均年収は約１３００万円にもなり、日本の就業者の上位４.３%(年収1,000万円以上)に入ります。１０年程度勤めた方で順調に昇格すると年収は３０００万円～５０００万円に到達し、日本の就業者の０．２％(２５００万円以上)に入ります。

しかし、外資系企業ではUp or Out『昇進するか、退職するか』という独特な風潮があり、優秀な方でないと１０年も勤める前に辞めてしまう場合が多いようです。そのため年収２５００万円に到達できるコンサルタントは少ないようです。

実力次第ですがA.T.カーニーでは入社から３年程度で年収１０００万円に到達することができるようです。

現在のランク(例えば新入社員のランクのビジネスアナリスト)で在籍した年数に応じて給与が上がるため、あまり良い評価がもらえなかった場合でも１０００万円に近い金額を貰える可能性があります。

プロジェクトごとに評価があり、半年に一度の評価会議で昇格できるかどうかが決まります。

会社が評価のために多くの時間を割いてくれており、適格な評価とフィードバックを受けることができます。私は上司や会社からの評価に疑問や不満を抱いたことはありません。周りからもそういった声はあまり聞いたことはないです。

下記の表は役職別に年収をまとめたものです。参考にしてください。

昇格すると数百万単位で年収が上がっていきます。同じ役職でも実力次第で数十万～数百万円程度年収を上げることが可能です。役職が上がるほどボーナスの倍率も上がっていき、マネージャークラスのボーナスは４００~１０００万近くにもなります。

A.T.カーニーの年収と初任給を競合５社と比較してみましたので参考にしてみてください。

初任給比較ランキング

平均年収ランキング

※ボーナスによって年収にかなり差があるためあくまでも参考程度のランキングになります。

初任給ランキングではアーサー・D・リトルと同率で４位、年収ランキングでは５位という結果になりました。

しかし、外資系コンサルティングファームではインセンティブや社内評価によるボーナスで年収に大きく差が生まれます。そのため平均年収１位のベインの年収を５位のA.T.カーニーが超えるということは十分にありえます。