デロイトトーマツファイナンシャルアドバイザリー（DTFA）は激務？

デロイトトーマツファイナンシャルアドバイザリーはプロジェクトや時期にもよりますが、基本的に激務です。そもそもFAS、コンサルティングファームはクライアント第一主義で仕事をするのでどこも激務になりがちです。

定時は１８時ですが、２１時〜２２時くらいに退社することが多かったです。夜中や土日に対応しなければいけない時もありました。残業も多いです。ただ自分の仕事さえしっかり終えることができれば、定時近く退社できる時もあります。

実は私も国内メガバンクからデロイトトーマツファイナンシャルアドバイザリーに転職したのですが、デロイトトーマツファイナンシャルアドバイザリーの方が圧倒的に激務です。現在メガバンクで働いていらっしゃるのなら確実にワークライフバランスはなくなると思って入った方がいいと思います。デロイトトーマツファイナンシャルアドバイザリーの中にも比較的ワークライフバランスを考えて仕事できる案件もあります。ただ、逆にそういう案件は単純化されている作業ばかりで、あまりキャリア開発やスキルアップにはつながらない印象でした。

もっとバリバリ働きたい、向上心があってキャリアアップ、スキルアップをしたい、業務自体に非常に興味があるという人にはオススメです。反対にワークライフバランスを重視したい人にはオススメできません。

キャリア開発にはとても良い環境だと感じます。ファイナンシャルアドバイザリー、デューデリジェンスなど幅広い専門性のあるスキル、知識を身につけることが可能です。大手戦略コンサルティングファームや投資銀行、独立系M&Aアドバイザリーに転職を成功させる人も周りにいました。激務を乗り越えた分、転職市場における価値を十分に高めることができると思います。

評価制度は毎年少し修正されますが、基本的には上司から定量、定性評価をプロジェクト毎にされ、実績を認めてもらえれば昇格や昇給につながります。上司中心の評価制度に不満を覚える人もいます。私は上司に恵まれましたが、上司との相性が悪く苦しむ人も周りにはいました。少しでも結果を出し、評価されようと残業が増え、激務になる傾向があります。

デロイトトーマツファイナンシャルアドバイザリーの平均年収は約１０７０万円ほどで非常に高いです。労働時間の長さ、激務度に見合った給料をもらえていると思います。周りでも年収について満足している人は多いと感じます。BIG４で比較してもデロイトトーマツファイナンシャルアドバイザリーは年収において常に上位の方にきます。

ヴァイスプレジデント以降はどんどん年収は上がって行きます。パートナーになると年収は３０００万円以上になると聞きます。ジュニアアナリストのうちは昇給度、給料はそれほど高くないので、早く実績を残して昇格したいと皆思っています。そのためジュニアアナリストの時は特に残業が多くなり、より激務になりがちでした。